カフェリブロ 作家養成ゼミ 

数々の新人作家を生み出した経験から、今度は書店の経営する池袋のカフェリブロから新人作家を育てようとするプロジェクトです。

わんくら、主婦の友社との打ち合わせ

2007年07月13日 | 作家養成ゼミ
作家養成ゼミ第一弾で出版する「わんくら」の打ち合わせを主婦の友社とした。主婦の友社は御茶ノ水のはずれにあるので駅前の学生の喧騒からは離れている。

先方は担当編集者、編集長、販売部、宣伝部の方、計4人が対応してくださった。こんなに大仰しくしてくださって、うれしく思う。
原稿はすばらしい出来。だけど問題は新人の文芸ということでまだ知名度がないということだ。新人作家の本を読者はなかなか手にとってくれない。その工夫が必要だ。それを解消するために以下のことを検討することになった。

1) 装丁を鈴木成一氏に依頼すること。氏は自他共に認める日本一の装丁家。ジャケ買い率が大きく高まる。実は拙著「Little DJ」も鈴木成一氏に依頼した。ブログによると、若年層は結構これでジャケ買いをしている。しかし忙しいし、金額も高い。それを出版社が許容してくれるかが問題点。

2)この話は犬のフィクション。そのイメージに合い、ターゲットの若い女性に親和性のある芸能人に読んでもらい、感動したら推薦文をもらう。

結果、1)は承諾され、2)はほぼOKの状態で交渉を進めている。ただ出版社があくまでも交渉中らしく、この場でそのタレント名は発表できない。

あとゲラが渡された。文字組みをしたときにゆるく組んだので、280ページくらいになった。予想以上にかさばってしまう。なので、原稿を削るかどうか検討をすることになった。

出版は9月。どうメディアに露出するか、これが大きいような気がする。

ちなみに以前、著者は仮名で粥山氏と書きましたが、出版スケジュールも固まってきたので本名を明かします。粥川みどりさんです。名古屋在住40代の主婦です。

次の作家養成ゼミは7・27(金)。そこでこれまでの経過を発表し、書店員、取次ぎの意見を聞きつつ、協力を仰ぐことにした。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わん☆くら (片岡 奈々)
2007-09-13 19:21:50
粥山さんは知名度が低いとブログに書かれていましたが粥山さんのホームページは有名なので、大丈夫ですよ!
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