カフェリブロ 作家養成ゼミ 

数々の新人作家を生み出した経験から、今度は書店の経営する池袋のカフェリブロから新人作家を育てようとするプロジェクトです。

作家養成ゼミ第5回を開催しました!

2010年11月22日 | 作家養成ゼミ

先週金曜日の11月19日に第5回作家養成ゼミを開催しました。

ゲストは、書籍の装丁を手がける
タイプフェイスの渡邉民人さん。

「情報は1冊のノートにまとめなさい」など数々のヒットを生み出すデザインの秘訣を伺いました。

「何を伝えたいのか」「どういったターゲットなのか」など、編集者とのコミュニケーションをとりながら作品の良さを、これから読む人に伝える。
たくさんのこだわりを聞くことができました。
中でも印象的だったのは、
本には3つの時間がある、という話。
書店の本棚に並んでいる時間。
買った人が本を読んでいる時間。
読み終わった本が、買った人の本棚に収納されている時間。
その3つの時間を意識してデザインをしているとのことでした。

他にも、先日発売した「教えて!カンヌ国際広告祭」(アスキーメディアワークス)ですが、
発売後9日間の売り上げはかなり順調。
汐留や青山など、広告関連の会社がある店舗で特に売上がよいとの、うれしい報告がありました。

また、12月上旬発売予定の
第3期ゼミ生、山内ゆう子さんにもおいでいただき、
出来上がった装丁のお披露目となりました。
企画が登場してから、およそ2年を経て
ようやく出版の運びとなり、感慨深いものがありますね。
発売が近づきましたら、本ブログで装丁をはじめ、詳細情報をご紹介いたします。



11月19日作家養成ゼミ第5回を開催。

2010年11月16日 | 作家養成ゼミ
今回のゼミは、書籍に携わる方にとっては
興味深いものになると思います。


さて、人は見た目が9割という本がありましたが、
これって本も同じだと思いませんか?
もちろん中身も重要。
ですが、本との出会いに関してはタイトルを含めた見た目が9割という人もいます。
0.5秒。
書店で人が1冊の本に目を走らせる時間です。
その間にいかに高インパクト・好印象を残せるか、ということがポイントになります。
今回はその本の見た目のプロフェッショナルである、装丁を手がけるタイプフェイス渡邉民人さんをお招きしてお話を伺います。
ベストセラーになった「情報は1冊のノートにまとめなさい」をはじめ、レバレッジシリーズを手掛ける超売れっ子装丁家です。
当日は質問大歓迎ですので、ぜひご参加くださいませ。

そのほかにも
・「恋文横丁」東野みゆき
原稿の一部をよんでいただき、皆さまに感想意見などをお聞きします。
・「教えて!カンヌ国際広告祭」佐藤達郎 アスキー・メディアワークス
11月9日に発売しました。本著について、著者と編集よりお話をうかがいます。
・「大人が楽しむひとふで描き」チームひとふでんず ユナイテッド・ブックス
表紙発表と販売瀬略について
・「アドガール(仮)」伊藤春香 
出版社決定。営業より今後の戦略を伺います。
・「一周忌からの恋」山内ゆう子 ポプラ社
12月上旬発売予定 

など盛りだくさんの内容です。

佐藤達郎さんの「教えて!カンヌ国際広告祭」発売しました!

2010年11月11日 | 作家養成ゼミ
作家養成ゼミ第4期生佐藤達郎さんの
『教えて!カンヌ国際広告祭』(アスキー新書)
が発売されました!!

タツロー・サトー、フローム、ジャパン。
カンヌ国際広告祭の贈賞式のシーンから始まる本著。
有名クリエイターばかりの個性的な審査員や、3秒で判断しなければならないという驚きの審査の様子などが、臨場感たっぷりに語られています。ただし、本著はカンヌの体験記ではありません。カンヌに評価される広告とはどのようなものか、これから広告はどうなるのか。日本の広告は世界で評価されるのかなど、内容は肉厚。非広告型広告へと広告のトレンドが動いている今、世界最高峰の広告賞カンヌから新しいコミュニケーションの方法を学べます。


ちなみに、著者の佐藤達郎さんは、2004年カンヌ国際広告祭フィルム部門日本代表審査員を務めましたが、自身も、カンヌ国際広告祭、アドフェスト、ワンショウ、クリオ、東京インタラクティブ・アド・アワード、ACC賞等を受賞。審査員としても多数に参加しています。
そして、出版社の担当は「明日の広告」を手掛けた敏腕編集者。
辛口コメントのリブロの方も、大絶賛した本著。期待がもてますね。


『教えて!カンヌ国際広告祭』(アスキー新書)

目次
はじめに
第1章  「1日にCM600本」の過酷な審査会
第2章  日本の常識は、世界の非常識だった!
第3章  もうトラディショナルではいられない
第4章  “広告”から”ブランデッド・コンテンツ”へ
第5章  BRAND WILLという考え方
第6章  そして、”非広告型広告”へ
おわりに