![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/63/0a3e90f0b5920118442418e54737b465.jpg)
「作家養成ゼミ」からまたひとり作家デビューしました。
第4期の結月美紀さんです。
媒体はいまどきの電子書籍。
結月さんは、一見すると着物美人ですが、実は男性!
でも、男か女かなんて結月さんの前では全く無意味。
性別を超越した存在なんです。
その結月さんが男女関係の話を、独自の視点から語ります。
熊本大学哲学科を卒業したインテリなので、
テレビに出てくるお姉キャラより知的で、インパクトあります。
23日にリリースされたばかりですが、すでに好意的なレビューもついています。(サクラじゃないですよ!!)
通常価格は800円ですが、発売記念セールで85円で発売しますので、今が絶対お得!
「はじめに」の部分を転載しますので、ぜひ読んでくださいませ。
『着物美女(元男性)が教える 男が女に絶対言わないホンネ』
はじめに
男か女かって言われたら、そりゃ、わたしは女ですよ。世間が認めようが認めまいが、わたしは女。
わたしは男の肉体が何よりも憎い。だから我が身の体は見るのも嫌だ。こんな体であと何十年も生きなければならないことを考えるとうんざりするけれど、こればかりはどうしようもない。そう諦めながらも、本物の女性を見るとその体がうらやましくて、心の中で指をくわえていて、でも、あんまり悔しいものだから今の日本女性が着ることのできないキモノを着こなしてやろうと思い、わたしは京友禅のキモノで過ごすことにしたのです。
いえ、実は悔しさではなんです。日本のキモノは世界で一等美しいものだから。そして、キモノは忌々しいこの肉体を少なからず隠してくれる。
本音を言うと、洋服だって着たい。でも、この体には似合いませんね。着てみたいドレスやブラウス、スカートはあるけれど、この身には似合わない。気持ち悪いですよ。自分で気持ち悪いと思う姿を世間にさらすわけにはいきません。だからキモノだけは思う存分着てやろうと思うのです。
そんなわたしはずっと男として生きてきました。親だって男と思って育ててきただろうし、学校に行ってももちろん男扱いだっただから、体育の授業のときは男たちの肉体の中で着替えなければならないし、用を足すときは男子トイレだし、合宿なんかではわたしがこの世で最も嫌悪するあの男湯で素っ裸になって我が身をさらし、男根をぶら下げた男たちと裸の付き合いをしなければならないときは凍りつくように体が震え、わたしはいつも隅に隠れていた。
第4期の結月美紀さんです。
媒体はいまどきの電子書籍。
結月さんは、一見すると着物美人ですが、実は男性!
でも、男か女かなんて結月さんの前では全く無意味。
性別を超越した存在なんです。
その結月さんが男女関係の話を、独自の視点から語ります。
熊本大学哲学科を卒業したインテリなので、
テレビに出てくるお姉キャラより知的で、インパクトあります。
23日にリリースされたばかりですが、すでに好意的なレビューもついています。(サクラじゃないですよ!!)
通常価格は800円ですが、発売記念セールで85円で発売しますので、今が絶対お得!
「はじめに」の部分を転載しますので、ぜひ読んでくださいませ。
『着物美女(元男性)が教える 男が女に絶対言わないホンネ』
はじめに
男か女かって言われたら、そりゃ、わたしは女ですよ。世間が認めようが認めまいが、わたしは女。
わたしは男の肉体が何よりも憎い。だから我が身の体は見るのも嫌だ。こんな体であと何十年も生きなければならないことを考えるとうんざりするけれど、こればかりはどうしようもない。そう諦めながらも、本物の女性を見るとその体がうらやましくて、心の中で指をくわえていて、でも、あんまり悔しいものだから今の日本女性が着ることのできないキモノを着こなしてやろうと思い、わたしは京友禅のキモノで過ごすことにしたのです。
いえ、実は悔しさではなんです。日本のキモノは世界で一等美しいものだから。そして、キモノは忌々しいこの肉体を少なからず隠してくれる。
本音を言うと、洋服だって着たい。でも、この体には似合いませんね。着てみたいドレスやブラウス、スカートはあるけれど、この身には似合わない。気持ち悪いですよ。自分で気持ち悪いと思う姿を世間にさらすわけにはいきません。だからキモノだけは思う存分着てやろうと思うのです。
そんなわたしはずっと男として生きてきました。親だって男と思って育ててきただろうし、学校に行ってももちろん男扱いだっただから、体育の授業のときは男たちの肉体の中で着替えなければならないし、用を足すときは男子トイレだし、合宿なんかではわたしがこの世で最も嫌悪するあの男湯で素っ裸になって我が身をさらし、男根をぶら下げた男たちと裸の付き合いをしなければならないときは凍りつくように体が震え、わたしはいつも隅に隠れていた。