7月25日に第二期4回目の作家養成ゼミを開催いたしました。
前回の第3回のゼミでは、恋とダイエットをテーマにした小説がテーマでしたが、
今回は、
・ノンフィクションをベースにした小説 はじめにから第1章まで
・マーケティング企画 項目案
・「売り場の力」をぐんぐん伸ばす法則 構成案とサンプル原稿
という盛りだくさんな内容。
第一期では、完成した原稿を元に、販売戦略や表紙・タイトルをディスカッションすることが多かったのですが、
第二期においては、構成の段階からさまざまな意見を取り入れることが可能。
より、「ゼミから生まれた」という感覚が強いと思います。
後の販売戦略にも力が入るというものです。
今回取り上げた小説は「はじめにから第1章まで」という導入部だけにもかかわらず、
「おもしろい」「ぐいぐい引き込まれる」といった意見が多く、著者のたしかな筆力を感じることができますね。
語り口については、「俺」か、もしくは第三者から語らせたほうが、よりストーリーが生きるのか、ということが議論になりました。
ごくごく個人的な意見としては、ハードボイルドというかアングラなテーマの場合は、語り口は「俺」以外にないと思うのですが。
「マーケティング企画」と「売り場の力をぐんぐん伸ばす法則」についての詳細はまだ伏せますが、
今後ブログでご紹介していきます。
ちなみに8月はゼミはお休みなので、次回は9月の開催です。
第5回までには、いくつかの企画の版元が決定すると思います。
また、既に議題に取り上げた企画のなかには、発売が間近のものもありますので、
第4回以上にてんこ盛りの内容になること間違い無しです。
ひきつづきご注目ください。