カフェリブロ 作家養成ゼミ 

数々の新人作家を生み出した経験から、今度は書店の経営する池袋のカフェリブロから新人作家を育てようとするプロジェクトです。

「はあちゅうの20代でなりたい私になる77の方法」発売記念トークショーのお知らせ

2008年09月26日 | 作家養成ゼミ

「はあちゅうの20代でなりたい私になる77の方法」(PHP研究所)の発売を記念して、リブロ東池袋店にてトークショーを開催します。
限定50名!トークショー参加者には、10月17日の書籍発売に先駆けて販売いたしますので、奮ってお申し込みください。


はあちゅう(伊藤春香)出版記念トークイベント
【日時】
10月11日(土曜日)17時~19時

【場所】
リブロ東池袋店

【タイムスケジュール】
16時45分:開場
17時~18時:はあちゅう出版記念トークショー
18時~19時:質疑応答、記念撮影、サイン会など

【人数】
限定50名(抽選)
※イベントの趣旨上、ブログ、mixi、メルマガなどでイベントレポートや書籍の紹介を行ってくれる方を優先させて頂きます。

【入場料金(1ドリンクつき)】
社会人:1500円
学生:1200円

【トークショー限定・書籍先行発売】
※全国書店発売日は10月17日なため、数に限りがあります。
当日、カバーデザイン初公開。
そして50名だけに、発売前の書籍を先行発売させて頂きます。
リブロイベントのためだけに用意した特典です。

お申し込みはコチラから

応募受付期間:9月23日(火)~9月27日(土)の夕方17時まで
当選者メール送信:9月28日


「わたしとおなか好評連載中」

2008年09月24日 | 作家養成ゼミ
ちょっと、ご無沙汰してしまいました。すみません。

さて、第二期作家養成ゼミから誕生した
「わたしとおなか~ちょっぴり太めのラブ・ダイアリー」橘果恋・著が
ブックスレジモにて連載が始まりました。


携帯サイトでもPCからでもご覧いただけます。
携帯からのアクセスは、上記のQRコードを読み取ってくださいね。

【あらすじ】

ある日、朝子は見知らぬ男子生徒にラブレターを渡される。
でもそれは――親友の奈々あてだった。

そうだよね、私のはずがない。
妄想だ。どうかしてる。
だって私は・・・・・・太っているから。

過激なダイエットを決意した高校2年生の恋と友情の日々を、笑いと涙で描いた日記小説。

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さらに、小説の中でのキーアイテム「チロルチョコ」のプレゼントキャンペーンを実施中です。


『わたしとおなか』を読んで、作品にコメントを付けてくれた方の中から、抽選で24名様に、チロルチョコをどどーんと大量プレゼント!!

詳細はコチラをご覧ください。

期間
2008年9月24日(水)~2008年10月31日(金)


是非チェックしてみてくださいね。



「アメリカン・ジャパニーズ・ギャング(仮)」の版元が決定!

2008年09月04日 | 作家養成ゼミ
第二期作家養成ゼミの企画のひとつ、「アメリカン・ジャパニーズ・ギャング(仮)」の版元が、講談社に決定いたしました。
著者名はまだ秘密。というか、ペンネームが決まっていません。


14歳のときに、エクスタシー(合成麻薬、MDMA)に手を出した主人公は、ドラッグを売りさばき、カリフォルニア初の日系人だけのギャングを立ち上げた。けんか、裏切り、拷問、殺人……が日常茶飯事の縄張り争いのなかで見えたのは、生まれた場所や人種によるアメリカの格差社会だった。
 14歳でギャングを立ち上げ、16歳で足を洗うまでの約2年間の暴力的な日々、そして更生し日本の有名大学に入学するまでの、激動のティーンエイジ時代を追う。
・・・・・・という、ノンフィクション・ノベルです。現在、原稿は半分ほど書きあがっています。


さてここで、このブログをご覧の皆様へ大サービス!!
「アメリカン・ジャパニーズ・ギャング(仮)」の出だしの部分を少しだけご紹介します。



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<プロローグ>

Cluck。
聞き慣れた銃声の後に、不思議な音が聞こえた。
舌を打ち鳴らしたときのようなその音は、弾の破裂音に比べるととても小さな音だと思うのに、耳から離れず鼓膜にやけにこびりついた。
一発、二発、三発、四発目の直後にCluck。
メルセデスの後部座席で小さく身をかがめ、まだ続いている銃弾をよけながら、その不思議な音が鳴ったときのことを思い出していた。
Cluck。
その音の正体は、聞いた瞬間なんなのかすぐに分かった。
体のなかのある部分が強烈に反応したからだ。
しかし認めたくなかった。認めてしまうと、俺のなかの何かがはじけてしまい、自分の命さえ危うくなることが分かっていた。
本能がその音を俺に理解させ、体の動きを止めさせた。
銃声が止み、ライバルギャングのBのメンバーが乗った車が離れていくのを確認した後、俺はまずゆっくりと左隣に目をやった。
となりにはケンが乗っていた。
いや、乗っているはずだった。
いや、今も乗っているのだけれど、隣にいるのは、もうケンではなかった。


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どうですか?
この冒頭部分だけを読んでも、たしかな筆力を感じます。
今後の展開が気になるのは、私だけではないはず。

次回のゼミは9月26日。
この2ヶ月間にさまざまな動きがありましたので、今後順次ご紹介していきます。