カフェリブロ 作家養成ゼミ 

数々の新人作家を生み出した経験から、今度は書店の経営する池袋のカフェリブロから新人作家を育てようとするプロジェクトです。

第四期作家養成ゼミ2回を開催しました。

2010年06月07日 | 作家養成ゼミ
先週金曜日、作家養成ゼミ第2回を開催しました。
テーマが「電子書籍」という、いま最もホットな話題。
そのせいかどうなのか、出席者の反応もかなりよく、当日はご覧のとおり、会場いっぱいとなりました。

お話いただいたのは、
ダイヤモンド社の今泉氏。

出席者からも、真剣な質問が寄せられ、
それだけ、各出版社など危機感を持っているということを再認識しました。
印象的だったのは、
出版社や取次抜きでの、電子書籍が氾濫しても、編集の手が入っていない作品には、そのクオリティは編集を経た書籍とくらべるべくもないという意見。
出版社がより良質なコンテンツを作り続けることには変わりがない、ということでした。

このゼミからも、良質な作品を世に送り出したいという思いを新たにしました。


ゼミの企画のうち、
佐藤達郎さんの企画の出版社が決定しました。
第4期ゼミの第一号です。

次回以降、構成内容、文章について、ディスカッションできるようになっていると思いますので、
お楽しみに!

本日、ゼミ第2回を開催します。

2010年06月04日 | 作家養成ゼミ
本日、6月4日(金)の作家養成ゼミ第2回では、
プレゼン、ディスカッションに加えて勉強会も兼ねます。

先月28日にはipadが日本発売。
各紙の一面はこの話題でしたね。
ipadにより、出版業界はどういった影響がでるのか。
アメリカでは、電子書籍の配信元と著者が直接契約をしている例もあることから、将来的には、出版社や書店は必要なくなるのではないか、といわれています。
黒船と言っても過言ではないですよね。

今回はその両者(出版社と書店)のお話を伺いたいと思います。
その1つはダイヤモンド社。

デジタル書籍に関してスタートダッシュを切ろうとしている版元です。
「もしドラ」では本の発売の約5ヶ月後に電子書籍を発売しました。
電子書籍と既存の紙の書籍と相乗効果を得られるとしています。
そのダイヤモンド社の書籍編集局局長、デジタル書籍プロジェクトチーム統括の
今泉憲志さんをお招きします。
リブロからは、ゼミでは一番過激な発言をする、リブロ商品部のエース野上由人さん。

それぞれに現状と考えていることを話していただき、
そこから、出席者の質問を受けながら、出版社や書店、いや、出版業界はどういう影響を受けるのか話を伺いたいと思います。

また、ゼミの作家の方のプレゼンや、
前回のプレゼンをうけて、版元の決まった企画を発表いたします。


2010年6月4日(金)19:00~
リブロ東池袋店内 カフェリブロ