カフェリブロ 作家養成ゼミ 

数々の新人作家を生み出した経験から、今度は書店の経営する池袋のカフェリブロから新人作家を育てようとするプロジェクトです。

第3期企画「一周忌からの恋」が発売されました!

2010年12月10日 | 第三期ゼミ
作家養成ゼミ第3期生、山内ゆう子さんの
「一周忌からの恋」(ポプラ社)が先日発売いたしました。

本書は、19歳で結婚後、15年間連れ添った最愛の夫をガンで失い、
34歳で未亡人になってしまった女性のお話です。

哀しみと寂しさのあまり、彼女は
夫の「僕が死んだらいい人を見つけてね」という遺言どおり、
新しい恋人を見つけようと荒れた日々を送ります。

1年後、そんな自暴自棄の彼女を救ったのは、
同僚と訪れたモンゴルの草原でした。
そこで彼女は、13歳年下のガンフーと出逢い、
恋に落ちるのです。

モンゴルと日本という言葉と文化の壁、年齢の壁、
そして「あんなに愛した夫を亡くしたばかりなのに」という罪悪感の壁。

しかし、モンゴルの壮大な自然は、
彼女に、弱くてちっぽけな自分を受け入れ、
欲望から目を逸らさずに素直に生きることを教えてくれます。

哀しいお話ですが、重苦しくはなく、
著者持ち前の明るさやガンフーのおおらかさが、
モンゴルの草原の風のような爽やかな印象を残します。

――愛する人が逝っても、人生は続く。

夫を亡くした一人の女性が、
悲しみから立ちなおるまでを描いた再生のノンフィクションです。
読み終えた後には、涙と笑顔で顔がぐしゃぐしゃになります。
ぜひ、読んでみてください。

第3期ゼミ最終回

2010年02月18日 | 第三期ゼミ
来週金曜日に、第3期作家養成ゼミ最終回の第8回を開催します。
神谷利徳さんの「繁盛論“人が集まる”7つの流儀」(アスキー・メディアワークス)
仲山進也さんの「楽天大学学長が教える『ビジネス頭』の磨き方」(サンマーク出版)が誕生した、
第3期の総括に加えて、今回のテーマは「映像化」。

映画プロデューサー森谷雄さんをお招きし、
「映像化しやすい書籍とは」についてお話を伺いたいと思います。

森谷雄さんは、業界では敏腕プロデューサーとして知られ、
「33分探偵」「ザ・クイズショー」などヒットドラマを手掛けられました。
映画業界だけでなくテレビ業界でひっぱりだことなりました。
アップルシードとは、「Little DJ」「シムソンズ」などで、
書籍の映画化を成功させました。

もちろん、質問・意見も大歓迎。
今回もラストを飾るにふさわしい有意義なゼミになると思います。



第4期生、まだまだ募集中です。
応募お待ちしてます!

●第四期作家養成ゼミ生募集中●

第7回作家養成ゼミを開催

2010年01月19日 | 第三期ゼミ
15日(金)に第7回作家養成ゼミを開催しました。

・「繁盛論」神谷利徳著(アスキーメディアワークス)の発売後の報告をはじめ、
すでに発売を間近に控えた2作品

・「楽天大学学長が教える「ビジネス頭」の、磨き方」仲山進也著(サンマーク出版)
(1月18日発売)
と、
・「彼氏いない歴20年のオタ女ですが あらゆる婚活してみました」中村純子著(草思社)(1月21日発売)

の販促について話し合いました。


また、「PR会社が教える、効果的なメディアアプローチ方法」として、
書籍専門PR会社の方(山田美恵さん)をゲストにお招きしました。

私が質問をし、それについて答えてもらうという進め方でしたが、
途中でも出版社の方からたくさんの質問が飛び、大変盛り上がりました。

書籍をどうメディアに露出するか、
また、その後のフォロー方法など、各社が試行錯誤していると思いますが、
今回のやりとりで少しはヒントが見つけられたのではないでしょうか。

次回は、りブロ本店のショーウインドーの様子をお伝えします。

神谷利徳さんの「繁盛論」発売しました!

2009年12月14日 | 第三期ゼミ
以前にブログでお伝えした、神谷利徳さんの
繁盛論 “人が集まる”7つの流儀 」がアスキーメディアワークスから発売されました。

しかも、ゼミ初の新書です。

【内容紹介】
「ただ格好良い店を作ること。それが店舗デザイナーの仕事ではない!手がけた店が繁盛して、初めて仕事の完成となるのだ」。徹底した顧客目線での仕事法、クライアントとの交渉、外部スタッフとの協業のコツ…。1987年から現在まで1000軒以上の店を手がけ、その多くを繁盛店としているカリスマデザイナーが、繁盛の秘訣を熱く語る。


・徹底した顧客目線での仕事法、
・クライアントとの交渉、
・外部スタッフとの協業のコツ
・現場主義の大切さ……

1987年から現在まで1000軒以上の店を手がけたカリスマデザイナーが豊富な体験の中から、どんなビジネスにも通じる繁盛の秘訣を熱く語ります。

第三期作家養成ゼミの第一弾になりました。
今後も続々と続きます。
お楽しみに!

作家養成ゼミの第3回を開催

2009年07月22日 | 第三期ゼミ
先週、金曜日の17日に、
第三期作家養成ゼミの第3回を開催しました。

総勢で70人は超えていたと思います。
会場は満員で、カフェから溢れていました。
こういう満員具合って嬉しいですよね。

テレビカメラも入っていました。
あの番組が、成立すればすごいですね。
番組が経済番組で言うとベスト3に入るでしょう。
私が以前、撮られた「ガイアの夜明け」に匹敵する番組です。
でも、すみません。ディレクターからまだ発表しないでくれと言われているので、
公表は出来ません。

書店員や、出版社の編集者のほかに、
第1期の
お金がなくても東大合格、英語がダメでもハーバード留学、僕の独学戦記」(ダイ
ヤモンド社)の著者、本山勝寛さんや、
クリムゾン・ルーム」(サンマーク出版)の著者、高木敏光さん、
ほかにも、弊社所属の
考具」(阪急コミュニケーションズ)の著者の加藤昌治さんや、
前回参加いただいた永江朗さんなどもいらして、議論も盛り上がりました。

盛り上がったのは、双葉社が新人作家の作品に1.5-2.0万部で勝負するという話。
講談社の文芸担当の編集者北村さんによれば、初版は「気合」とのこと。
確かにそうですよね。

そのほか原稿に対する鋭い指摘をたくさんいただきました。
この場を借りて、お礼申し上げます。

次回のゼミは9月11日。
リブロ・キャンペーン、アマゾン・キャンペーン、
地方から火がつく販促戦略について、
ディスカッションを盛り上げようと思っています。