第一期ゼミ生の別所氏の作品、
普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法
~いまの2倍の給料で自分を雇わせる裏ワザ~
の発売が決定しました!
10月の中旬~下旬に店頭に並びます。
先日のゼミで、アスコムの担当の谷口氏が当時の状況について説明をしました。
今年の2月、アスコムは事業停止に陥ったとき、このまま倒産という手続きをとれば、それまでに出版してきた書籍がすべて絶版になってしまう。そうさせてはなるものかという思いで、高橋編集長以下、たったの社員5人で再スタートを決意したそうです。
元社員の中には、抱えていた企画や雑誌ごと他社へ売り込みに行った人もいたそうで、さまざまな苦労があり、スポンサーを見つけて民事再生という再出発をすることができました。
ちなみに、主要取引銀行との交渉を行い、アスコムを再生に導いたのは、起業再生を行う、セントラル総合研究所の八木宏之氏です。著書は、55万部のベストセラー
「借りた金は返すな」で、弊社所属の作家です。
一方、アスコムでの著書の発売を控えていた別所氏は、当時どのような思いだったのでしょうか。
ゼミは第二期に突入していますが、出版前ということで、特別ゲストとして今回のゼミに参加していただきました。
別所氏は、事業停止になったからといって、すぐにほかの出版社に乗り換えるということは考えずなかったそうです。
実は、おそらく同じくらいのタイミングで、私のところにもアスコムの高橋さんから電話がありました。その真摯な対応に、もし別所氏が利害関係だけを考えて、他の出版社へ乗り換えるつもりならば、引き留めようと考えていましたが、それは全くの杞憂でした。
「不安にならなかったといえば、嘘になるかもしれませんが、決めましたから」
と、別所氏は言葉を選びながら静かに語っていました。
実は、この別所氏の原稿はリブロの店長にのみ、あらかじめ送付してあり、せっかく参加したのだから、是非感想を、とリブロ福岡西新店の栗田店長。
「別所さんのストレートな思いが伝わってきた」と語るその目には、涙が光っていました。
ちょっと待ってください。この作品は、自伝でも、小説でもありません。
「普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法
~いまの2倍の給料で自分を雇わせる裏ワザ~」
というビジネス書、自己啓発書です。
にもかかわらず、栗田店長が涙したこの内容……、気になりますか?
今月中~下旬ごろ、店頭に並びますので、是非手にとって見てください。
そして、この本ができるまでに、こんなドラマがあったんだなあ、と感じてください。
それは、読書の楽しみを増やすひとつの手かもしれません。
ちなみに、このアスコム再生の感動的なドラマも書籍化する予定です。