カフェリブロ 作家養成ゼミ 

数々の新人作家を生み出した経験から、今度は書店の経営する池袋のカフェリブロから新人作家を育てようとするプロジェクトです。

感想文コンクールの審査をしました

2008年06月10日 | 作家養成ゼミ
先日、1月17日のブログでもお知らせした、加藤秀視著「『親のようにならない』が夢だった」(ダイヤモンド社)の感想文コンクールの審査をしました。

ダンボールに入りきらないほどのたくさんの応募があり、その光景を見るだけでも感想文コンクールを催した意義があったように思いました。

それらすべてを拝読。ふと気づくと、応募者には、加藤氏の境遇と何らかの共通点を持った方が多くいました。

だからこそ、この本にどう感じ、どう変わったのかが気になりますよね。
私は、読んで、現在の自分と照らし合わせ、どう感動し、どう変わりたいと宣言し、で現在はこうである、といった内容の作品を優秀賞候補作に選びました。

あとでそれぞれの選考委員が選んだ作品を付き合わせることになります。

感動する気持ちは、著者であればなおさらのはず。選考委員長は加藤氏本人ですので、加藤氏の選考が気になります。

本との出会いによって、ひとりでも、人生に何か変化をもたらすことが出来たら、嬉しいですよね。

たった一人の大きな力

2008年06月04日 | 作家養成ゼミ

「作家養成ゼミ」からまた1冊の本が誕生しました。

第一期ゼミの参加企画、
蓮見太郎氏の「たった一人の大きな力」(宝島社)

新人作家としては異例中の異例、初版2万部。
そしてリブロは初回、ゼミの中で最高の2000部を仕入れます。
宝島社、リブロ、もちろん私たちも気合が入った作品です。

内容は、たった一人ですごいことを成し遂げた人々の物語。
この本を読めば人はみな、生まれながらにして無限の可能性を持っていると信じることができます。

私が特に心にのこったのは、「一人で闘って孤児を育てた人の話」です。メキシコのある神父が孤児を育てる生活費を稼ぐために、覆面レスラーとして32歳でデビュー。子ども達の応援を受け傷だらけになりながら闘う「暴風神父」の姿は涙を誘います。


リブロの運営するサイト “LOGOS”の「たった一人の大きな力」の紹介ページも完成しました。

店頭には6月3日ごろから順次並びますので、是非ご覧ください。