カフェリブロ 作家養成ゼミ 

数々の新人作家を生み出した経験から、今度は書店の経営する池袋のカフェリブロから新人作家を育てようとするプロジェクトです。

作家養成ゼミ第5回開催しました

2009年10月19日 | 作家養成ゼミ
10月9日(金)に、
第三期作家養成ゼミ第5回を開催しました。

ディスカッション内容は
前回のブログでご紹介したように、
店舗デザイナーの神谷利徳さんの原稿です。

もちろん私も事前に原稿を読みます。
神谷さん、見た感じはちょいワル系なのですが、
原稿を読んだ瞬間から私の印象が変わりました。
仕事に対してなんでこんなにも真摯に向き合っているのだろう、と。
男(もちろん女性も)は誰でも、こんなふうに仕事に打ち込む人が大好きなはず。
あとがきにもかなりしびれてしましました。
キメてくれますね、神谷さん、と口に出したくなるほど。
はじめ、飲食の関係者をメインターゲットだと思っていたのに、
そうじゃない、仕事を愛するすべての人に贈る本だ、と思いました。
反響も期待できる。
以上は個人的意見。

ゼミでの話し合いはこんなでした。
「もっとノウハウを詰め込んだ方がいいのではないか」
「著者の自慢になりすぎている」
「いや、もっと実績を一覧で見せた方が説得力がある」・・・
など、ターゲットや、構成などについて紛糾しました。

また、タイトルについては、
新書という性格から、一般のサラリーマンに興味を持ってもらうため、にデザインという言葉をタイトルに入れない方がいいのではないか。
などの意見や、その反対に、一般化したタイトルをつけることで本の魅力を損なってしまうのではないか……。
など、これについても盛り上がり有意義な議論になったと思います。

また、山内ゆう子さんの第一稿についてディスカッション。
内容は、夫にガンで先立たれた著者がモンゴルで現在のご主人と出会って結婚するまでをつづった、ノンフィクション。

主に女性の参加者にたくさんのご意見いただきました。
ノンフィクションをいくつか手がけた編集者の方や、
特に、文学にも造詣が深い結月美妃さんからのアドバイスは、大変参考になったと思います。



盛り上がったディスカッションの後には、リブロからの販売報告。
先日発売した「哄う合戦屋」(双葉社)の売り上げ状況はどうか?
画像は、販促用のパネルとポップです。
杏さんのコメントが目立っていますね!

・・・出足はかなりいい。
それをうけてか、初版16000部、すでに重版3000部というすでに、新人作家としては
異例の部数ですが、
なんとこのたび、3刷3000部が決定しました!!!


双葉社のサイトで一部立ち読みできます!


ぜひチェックしてください!

8周年記念パーティー

2009年10月07日 | 作家養成ゼミ
10月の1日は弊社の8周年記念パーティーでした。
画像はパーティーの様子です。
約170人の著者、出版社の方、映像関係者などが集まり、親睦を深めました。
このパーティーがいい節目になりました。
今年一年、またエネルギッシュに頑張れそうです。

パーティにはゼミ生もたくさん来ていただきました。
たとえば、

第一期生の
クリムゾン・ルーム」(サンマーク出版)の、高木敏光さん
たった一人の大きな力」(宝島社)の、蓮見太郎さん
普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法」(アスコム)の別所諒さん

第二期では
哄う合戦屋」(双葉社)の北沢秋さん
僕は本場のミステリーショッパー 客足が途絶えない方法教えます!」(光文社)の三輪健太郎さん


など、

第三期生
では
Womanwave、Kisskisskissで連載中の結月美妃さん
板橋めぐみさん

などがいらっしゃいました。

なお、第一期生の「『親のようにならない』が夢だった」(ダイヤモンド社)の著者、加藤秀視さんからは、押しつぶされそうなくらいの大きな花を頂きました。
本当に、ありがとうございます。


さて、10/9(金)19時に、
作家養成ゼミ第5回を開催します。
山内ゆう子さんの作品、第一稿できましたので、
内容のディスカッションをします。

また、神谷利徳さんの
のサンプル原稿を読んでいただき、タイトル決めを行います。