地球のホコリとなりて!

地球をうろつきその感じを点描する。歩きながら考えたことを。

鞆の歴史spot 

2007-06-27 | 観光ガイド関連
観光?研修の日
国立公園 鞆の裏でなく”鞆の浦”

今日の先生南町氏
今年60のおじいさん と思いきや 84歳
絶句!

大友旅人の詩歌から始った
吾妹子之見師
鞆浦之天木香樹者
常代有有跡見之人曾奈吉


話は流暢 まあ 声の艶は言えないが
和歌三首の作歌の本意を解説
当然諳んじられている(原稿はお持ちでない)
これにてみんなが 話に引き込まれた


鞆の港 常夜灯・雁木が残る 一体となし 景観を保っている
ここを一部埋め立て 架橋するか しないか?
残しておくべきであるが 生活や命や町浮沈にかかわること
地下を 山を しかし効果?高価 第三の道はないのか

昔の道 大八車が通れば広い道であった昔 広い! 
しかし今で 救急車 消防 警察はどうする
通勤時は 観光も・・・


いろは丸の展示場
龍馬はん おまはんなら この狭い鞆の町並み なんとする??
みんなによい道は? この苦境・・


戦国末期の公家衆の悲哀・・・を


旧福山城郭の遺構を伝える門
保命酒醸造元の店舗で それらしい店の佇まいと人


城の石垣が残っている? (三の丸?)


鞆城への石段


酒の専売制度以降にできたか? 別の酒屋


誰もが(朝鮮通信使も絶賛)誉めそやした景観が見える
対潮楼


その絶景を説明する観光ガイドの声にも力がこもる
暦の節季と月の出の位置・・・・初日は島の松の生え際・・・
額縁の中の一枚(三枚か?)の名画 
『日東第一形勝』の眺め
見るこちらも肩がこる
2時間弱の講談?講演?が終った
吾 なにを持ち帰れるか 熱い 人思う慈悲


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昼飯はシーサイドのホテル
生演奏を聴きながらバイキングを食す



ホテルの壁の赤い幕の文字が 吾に何かを語りかける

おもてなしの心
そんな思いを胸に研修会を終えた
ガイドの南町氏に感謝
この機会を作ってくれた主催者に感謝
そして研修会の友に感謝

合掌

参照:勉友の鞆案内へ
参照:参照:前回の鞆行き
参照:その前(ボンネットバス等)