こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

シャーレーポピーと記憶を辿る・・・みちのく湖畔公園

2024-06-06 14:02:03 | みちのく湖畔公園

 

アメリカン・ブルーです。

 

「初夏の花フェスタ」
蔵王連峰を背景に約150万本のシャーレーポピーと
ヤグルマギクが一面に広がる
公園南区の通称「お花畑」
5月末から6月上旬にかけて
天気予報とにらめっこしながら・・・
その赤い花模様を毎年見に来たくなります。

 

 

二日ほど前の本降りの雨と強風で
ヤグルマギクは少し倒れていました。

 

 

 

夫は、ヤグルマギクの方が好きだと言います。
今年は、その割合がずいぶん増えて
品種も色もそのように感じます。
強い赤のポピーの群生を和らげて
それが醸し出すコントラストを演出しているのだろう~
その意を図りながらも・・・

私は混植がどうも今ひとつで・・・
別々に群生させてほしいといつも思ってしまいます(;´∀`)

 

 

夫は、少し歩くと・・・
時々立ち止まって写真を撮る私を待つ間に
こうして休憩をしています。

この分岐点で・・・
夫婦は一旦別の道を行く事にします。
夫は右の方へ・・・私は左へ・・・


 

「あの東屋の所で待っている」

 

 

 



私にはお気に入りの場所があって・・・
どうしても、そこをぐるりと回りたいのです。

少し丘陵になった場所を越えると
この広がりに出会う瞬間です。
そこから振り返ると・・・

 

 

 

真っ赤なシャーレーポピーと
やや残雪を魅せる蔵王連峰のコラボが好きです。

 

 

そこからゆっくり歩いて行くと・・・
ベンチと一緒にハートのオブジェ
ルナが一緒ならそこで写真でも?(笑)
一人ではどうなんだろう~?
そう想いながらもそのハートの枠から向こうを覗くと!!

 

 

 

あららら・・・・

おススメ絶景スポットでしたかぁ~   笑笑笑

さすが、公園管理者さんですね(*´▽`*)

 

 

実は、私には・・・
シャーレーポピーを見ると想い出すことがあります。

ちょうど今から10年ほど前になりますが
夫が仕事から帰宅するなり玄関で具合が悪くなり
夜間救急病院へ搬送
ここでは対処できないと言われて
仙台市立病院の救急外来へ・・・
早めに循環器科の受診を勧められました。
翌日、たまたま内科受診の日と重なり
血液検査中に倒れて・・・そのまま入院。。。
およそ2週間ほどを過ごし、そこを退院した日に
ルナを連れてここへ来たいと・・・
不整脈からくる「突然死」を宣告され
「自然を感じ、気持ちを切り替えたい」
そんな想いだったかと思いました。
そこから、夫の第二ラウンドが始まった私の記憶です。
そのちょうど1年後・・・
悩んだ末にICDを植え込んで・・・今に至ります。


 

 

人にはそれぞれ思い描く情景があって・・・
映画でも音楽でも絵画でも
それを観たり聴いたりした瞬間に
そのシチュエーションに帰り立つ感覚があると思います。

ある意味
私にとってのシャーレーポピーは
前向きな熱い花で
そこからの元気の源だったのかもしれないと想うのです。


公園からの帰り際・・・
午前中はやや涼しかったのに
背中から当たる陽ざしが強く感じて
「あ~ この陽ざし・・・これがこの時季の暑さ!!」
夫にそう言いましたが
彼の中では「あの日」の記憶は
このポピーとは重なっていないことでしょう。
それで良いのだと想っています。

 

 



花巡りは、毎年同じ場所へ行っても
何かが変化しています。
だから、私には飽きがこないしいつも嬉しい(*^^)v
それは・・・
見る側の自分も変化しているからかもしれません。
また、来年も再来年も
ここへ足を運べるように
第二ラウンドが良い感じに過ごせますように~♪

 

公園にはまだまだ魅力がいっぱいでしたので
続きもお話ししたいと思っています。

 

 

コメント (16)
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