アメリカン・ブルーです。
但馬の小京都といわれる
出石の散策
出石城址を歩いた後に向かった先は
赤い土壁造りの酒蔵「出石酒造」
270年程前に造られたとされる土壁が
独特の風情を醸し出しています。
赤い土壁は天候によって色が変わって見え
生きているように感じるそうです。
店の中へ足を踏み入れると・・・
想像以上に広く
「昔ながらの・・・」
そんな言葉がぴったりな老舗の酒蔵
9時半が開店時間で
既に先客が試飲をされていました。
私達は時間制限があったので・・・
大変失礼ながら、一緒に少し試飲をさせていただいて
こちらの銘酒「楽々鶴(ささづる)」」を購入
車での旅行でもないので
買えたのはこちらと小さな瓶1本のみ。
価格的にも手ごろなのに
個性を主張するなかなかの強者でした。
とは言え、一昨日で呑み切ってしまったので
この「鶴」さんにはもう会えないかもしれません(笑)
昨日、屋根の上の鶴の写真を投稿しましたが
山陰地方では「鶴」のオブジェをたくさん見ました。
こちらでは、あまりそのようなものを見ることが無いので
「鶴」の生息地などをつらつら調べてみたり・・・
越冬地としては鹿児島県や山口県など
南の方のようですが
ひとつ、びっくりしたことがありました。
「鶴」と言えば
あの「鶴の恩返し」を想像するのですが
その教訓として
約束は守らなければならないこと
恩返しと言えども無理をしてはいけないこと・・・
実は、その発祥の地とされているのが
山形県南陽市~ ええっ!
夫の育った場所の隣町なので
「そんな鶴の里を知ってる?」
全く初めて聞いたと言っていました。
鶴布山珍蔵寺(かくふざんちんぞうじ)という歴史あるお寺があるそうで
鶴布山珍蔵寺の「鶴布」とは
鶴が恩返しのために織った布のこと。
いつかそのお寺を探してみたいと思いました。