こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第7章・・空色の種を探す旅・・・私とルナと一緒に空色の種を探すのどかな旅に出ませんか~♪

遺伝?

2018-09-17 16:01:43 | 明日へ向かって!!

アメリカン・ブルーです。



数日前から降水確率60%だった昨日・・・
最寄駅から、盛岡へ向かう空、
その青さが久しぶりの一人旅の背中を押してくれました。

母の一周忌法要でした。

夫は、その前日から新店オープンで、
元々スケジュールが過密で参加不可能でした。
お盆にその報告もあって手を合わせに行ってきたので、
母も解ってくれたに違いありません。

姉の家族と私と。

11時からの法要で、
9時52分発はやて・・・連休の中日だったからか、空いていました。
仙台から止まることなく盛岡へ40分。
まさに、颯のごとく~
あっという間でした。
私が学生の頃には2時間40分を要しておりましたので、
時間だけを考えると、4分の1の時間で行ける事になりました。

盛岡駅には10時32分着で、そこからタクシーに乗って、
「お寺へ」と運転手さんに告げました。
その日、盛岡は八幡様の秋祭りで、おみこしに出会えば渋滞するかも・・・
姉にそう言われていましたが、
「法被姿の人がいないなぁ~
盛岡のお祭りは必ず雨が降るのに・・・今日は珍しく良く晴れた~」
運転手さんがそう言っていました。

こころの中で・・・だって、わたし・・・晴れ女ですもの~(笑)

そう呟きながら、ものの5分ほどでお寺までついてしまいました。
10時45分着、私が最後でした。
連休のせいか、お寺の方は混んで?いて、
前の法要が押していて・・・
和尚様の説法は簡略されたのか、一周忌は30分ほどで終了しました。

いつものように、塔婆を渡されて、
それをもって墓所へ向かいました。
「今日は、晴れて良かった~♪
天気予報で雨模様だったから、お墓に来るのが大変って思っていたけど、
さすが、母は晴れ女だったからね~(笑)」

姉の言葉に・・・えっ?

初めて聞きました。

さすがに、母と長い年月一緒に過ごしてきた姉は、
私が知らないことをいろいろ知っているようでした。
そして、
こころの中で・・・遺伝だったのか~・・・密かに笑いました







母のお陰で、昨日は、美味しい食事を頂きました。
姉が「近江亭」というお店の個室を予約していました。
洋食のハーフコースでしたが、メインはその場で好きなものを選べるバラエティーメニュー。
姉は牛肉料理、姪は鴨料理をチョイスしていましたが、
私はホタテのガレット&コロコロ野菜・・・というものを選びました。







ガレットと言うと生地が四角く畳んであって、
その中に色々入っているものを想像していましたが、
まるで、蔵王のお釜ピザのような片側が盛り上がっていて、
チーズが包まれて、そこにホタテの貝柱と色々な野菜が植えられているようでした~
大満足~♪

母は私と一緒で食べることが好きな人で・・・
晩年は、それが出来なくなって、とても辛そうでした。

「きっと、美味しそうなもの食べてるね~って、
どこからか見ているでしょう~」
姉がそう言っていました。
母のお陰で、美味しいお昼をご馳走になれました。

失って多くを気づかされる「母の存在」ですが、
「間もなく、我が家に小さな命が誕生しますよ、見守ってね。」
そっと、線香の向こうに、呟いて帰ってきました。



明日が命日です。




コメント (14)
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