明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

SOMEDAY 佐野元春

2018-02-26 11:05:46 | 僕の音楽日記
社会人になり
同期のY君と休みの日は
他の営業所周りをするのに
僕の車で一緒にドライブ方々
休日を過ごした。
顔見せの意味もあり
新人の僕らは
先輩のいる各営業所を回ったのだ。


その車のカーステレオには
ちょうどその頃ヒットしていた
ニューウェーブの新人
CBSから売り出していた
佐野元春さんだった。

ミドルテンポのバラードは
車で都会の道を駆け抜けるのには
酔いしれる程いい
BGMとなっていた。
この頃の時代には
日本語のロックも
歌詞にリズムが、うまくノル感じに
なってきていて
聴いていて心地よいアーティストが
増えてきていた。

何よりロックをより上のステージに昇華させたのが
この佐野元春さんだった様に思える。

疾走感のあるリズムが彼の作品には多く
ある意味
ブルーススプリングスディーン
を写した様な感じもして、
メロディメーカーとしての才能もまた、彼の作品の中に多く見受けられる。

尾崎豊さんが出てくる前には
佐野元春さんが
オピニオンリーダー的な役割を担うように
ニューウェーブの波が確実に音楽界には起こっていた。

とき同じして
ぼくたちも佐野元春さんの様に
会社においても
ニューウェーブの新人としての
期待をかけられていたのだろうと
知るのは、後々になってからだった。


ディア マイ ハート NOBODY

2018-02-25 13:56:53 | 僕の音楽日記
海岸線を沿って
国道が走る。

本来 彼女を助手席に乗せ
風をきって
車を走らせ
ドライブをするのが
素敵なのに…

野郎二人で海岸線をドライブ。

夏まだ 早い季節に
潮の香りがする道を南へ車を走らせる。


車には
カーステレオと
車に ポピー
芳香剤。
必需品である。

吸い殻入れはタバコでいっぱいになり
溢れそうになっているので
窓を全開にして
人差し指でタバコを
トントンと叩いて 灰をおとす。

ながれる景色を楽しみながら
僕らは一足先の夏気分を味わっていた。

お好みのミュージックカセットは
チョイスした好きな曲。

ドライブには欠かせなかったのは
NOBODY

ディア マイ ハート

いっとき
ぼくたちのテーマ曲のように
BGMにして流して
ドラマ仕立ての主人公になりきって
いたぼくたち。
罪のない妄想と憧れを抱いて
贅沢な時間は
風と共に流れてゆく。

特別目的があるわけもなく


ただ
海が見たかった。

それだけだった。


海辺のドライブのお供に…


NOBODY





落ち葉のクレッシェンド 河合その子

2018-02-24 20:14:37 | 僕の音楽日記
週の真ん中
水曜日
真ん中 モッコリ
夕焼け
にゃんにゃん〜〜!

夕方5時からのバラエティ
なぜか ハマって見てました。

とんねるずが売れだして勢いの
ある頃でした。
ノリノリの振る舞いは
影響を受けた僕らは会社の職場で
アフター5の酒の席やらで
よく真似して
突っ込んだり
突っ込まれたり

おニャン子クラブの初期のメンバーでは
同郷の河合その子ちゃん
ザ .アイドルという感じではなかったね。
特別歌が上手いわけではないけれど
近所の飛び抜けたかわい子ちゃん
という感覚だった。
作品に恵まれた感じで
番組からのプッシュで露出度も多かった。

それなりに見る機会
聴く機会が多くなると
いいなぁと
感じる事が多くなる。
おニャン子クラブのメンバーによく
曲を提供していた
後藤次利さん。
結構いい曲をたくさん提供していました。
時代の中心にいましたね。

河合その子
さん
夕方ニャンニャンの番組が終わってしまって
おニャン子人気も陰りが見えて
みんな消えてしまった感じでした。
セーラーズのトレーナーを着た
おニャン子クラブたち
時代だったねぇ

遠くで汽笛を聞きながら アリス

2018-02-24 13:40:47 | 僕の音楽日記
ニューミュージック という言葉でくくられて サウンドに厚みが増して
アコースティックのみでのメッセージを伝えた
フォーク という括りは
アリスには当てはまらない。

テレビでの音楽番組で
登場しない日がないほど

松山千春
さだまさし
アリス
と80年代初頭は時代を席巻した。

ちょうど 中学の同級生と組んだアコースティックギターのグループで
ライブもどきで
この
「遠くで汽笛を聞きながら」を
歌ったことがある
ハモりも入れて
エンディングにもってきた一曲だった。
あの頃は
かぐや姫
アリス
とグループの曲を演奏することが多かった。

グループでの僕の役割はサイドギター。
たまに
ベース。

なかなか 今みたいに
ライブスペースがあるわけでなく
発表する場がなくて
仲間と組みながら場所を探したり
人を集めたり
とか
手弁当のノリでライブ開催を決めてきた。

自己顕示欲が強い仲間三人でギターを弾くこと
歌うことに
勉強より熱を入れてやった時期だった。



かぐや姫の曲も
タイムリーではないことから
アリスの曲を選曲することに…

バラードのこの歌は
フォークギターでやっても様になることからこの歌を僕らはやろうと決めたのだった。
今でも
この歌を歌うたびごとに
ハモりがなかなかうまくいかない事に苛立ってケンカしたりした光景を思い出す。



胸の奥で
汽笛がなっている。





雨やどり さだまさし

2018-02-23 20:22:48 | 僕の音楽日記
この歌がヒットして
よく耳にするようになってから
聴かず嫌いの僕の
さだまさし さん の認識が大きく変わった。
正直 いい歌だと思った。
見事だ!と思った。
それまでのイメージはどちらかと
いうと、暗い歌が多くて
小難しい詩の内容で、
感情が伝わってこない
もどかしさを感じていた。

この「雨やどり」は
さだまさしさん得意とする
私小説風の恋愛ソング。
なんとも微笑ましい光景と
クスッと笑えるコミカルなところが
昔のフォーク全盛の頃に相通ずる世界観
を醸し出していて、ヒットすべくして
ヒットした。

男目線で描いた女性像が主人公の歌なので
希望、願望がそこに込められているてらいはあるけれど、この歌の中の女性ほど
可愛らしい女性って…
いるのだろうか?と思うほど
なんとも歌の中の女性は素敵なのだ。

大幅な理想を描きつつ歌われている
「雨やどり」の世界に
聴くものにとってとても気持ちよくさせてくれる、爽やかな気持ちにさせてくれる
そんな歌だと思う。

本来聴くことのなかった
さだまさしさんの歌。
ヒットして否応が無しに耳にする機会が増えたことによって
対局に位置するさだまさしさんの存在する音楽に触れる事となった。
そうでも無ければ聴く事は
まず なかったのだ。

今聴いても 味のある歌だし、
色褪せない ある意味スタンダードに
なりうる曲なのだ。

狙って作られた歌 かのような感じがするほど
見事な出来な
「雨やどり」
僕のさだまさしさんの好きな歌の2番目になる歌だ。

1番は 「案山子」だけどね^_^