僕は僕なりに自由に
振る舞ってきたし
僕なりに生きてきたんだと思う
だけど だけど理由もなく
めいった気分になるのは
何故だろう
思ってることと
やってることの
違うことへの苛立ちだったのか?
だから僕は
自由さを取り戻そうと
自分を軽蔑して
自分を追い込んで
なんだか自由になったように
いきがって いたのかも
知れないんだ
まにあうかもしれない 今なら
今の自分を捨てるのは 今なんだ
まにあわせなくては 今すぐ
陽気になれるだろう 今なら
大切なのは思い切ること
大切なのは捨て去ること
そうすりゃ自由になれるなんて
思ってるいるほど甘くはないけれど
だけど 今は捨て去ることで
少しくらいは良くなると思えるんだ
まにあうかもしれない 今なら
まにあうかもしれない 今すぐ
なんだか自由になったように
いきがっていたのかもしれないんだ
まにあうかもしれない 今なら
今の自分を捨てるは 今なんだ
よしだたくろうさんのコトバだと思って聴いていたら
作詞は岡本おさみさん
拓郎さんが言いそうな、
書きそうなコトバ。
初期の頃のこの二人は
見事に一致してた。
向かうべきところ
見据えている先が
同じだったのか?
日常の悲しみ
怒り、ささやかな喜び
そんな小さな出来事のなかの
物語を紡いで
殴り書きのように
コトバに歌をのせて
よしだたくろうは歌っていた。
まにあうかもしれない
今なら…
まにあうかもしれない今すぐ…
禅問答のように
また、心を気持ちを奮い立たせ
背中を押すような
歌。
まにあうかもしれない…
気持ちがモヤモヤした時
自己矛盾に陥った時
誰でも袋小路に入ってしまった
気持ちの時
意外と簡単に軽々と抜け出して
行ける方向を指し示す
歌だったように
思う。
「まにあうかもしれない」