明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

花に水やる ラヴ ソング 林田健司

2020-07-30 17:27:00 | 僕の音楽日記




変わった歌のタイトルで
何年か前?もうだいぶ月日は
立っているのだけれど

林田健司さんの
この歌
「花に水やるラヴ ソング」

店先のUSENでよく聴いた
SMAPの
「青いイナズマ」「カンシャして」「君色思い」などの作品を提供していたシンガーソングライターさん

あの時代
結構ファンク系を打ち出して
ジャンルとして広がって行った時期
才能あって凄いことに
なかなか
気がつかなかった。
ファンク系が結構多く出てきて
今一歩 突き抜けられなかった
林田健司さん
だったけど…
今聴いても新鮮で
なかなか良いです。

もう、今は夏休み。
今年はコロナの影響で夏休みが
短縮になるところも多く
また、梅雨明けも遅く
本来の夏の様相とは
違っているけれど…


夏休みに入ると
学校の花壇の水やり当番というものが高学年になると
持ち回り、順番であった。
しかも午後とか?時間指定して

わざわざ
暑い時間帯に
学校に出て行って
職員室前の大きな花壇と
正門突き当たりの大きな花壇に水やりをする事が
当番の役割。

夏休みといえども おちおちゆっくり羽伸ばして休めない
いわゆる予定を入れられるわけだ。

花壇の水やりだったり
ウサギ小屋の掃除と餌やりだったり
それと、朝は必須の
ラジオ体操。
出席のハンコをコンプリートすることに燃え1日も休まず
あの異様な取り憑かれようは
いわば夏休みのラジオ体操教だったのだろうか…

比較的規則正しい生活を送りなさいと言われるまま
夏休みは基本的に普段以上に規則正しくなる感じに
今更ながら思い出すと
可笑しくなる。

そんな夏休みだから、
色々と本来は用務員のおじさんとかがやればいいはずの
花壇の水やりとか
ウサギの餌やりなんかの
役割が
高学年の生徒に当番が割り当てられる
今でも覚えてるんだけど
2人ペアで
花の水やりは当番制で回ってくる
どちらかが
ダメになってもいいように
必ず水やりは行う!!
という学校側の強いメッセージが
「2人で!」という組み合わせに
こめられていた。

ここにも
世の中の縮図があらわれてくる
「強いもの と、 弱いもの」
「要領のいいやつ 悪いやつ」
「正直者が馬鹿をみる」

長い夏休み 2回ほど花壇の水やりが回ってくる。

M滝くんという子と僕だった水やり
時間も午後2時に約束して
学校で待ち合わせ。
時間指定はM滝くんがしてきた。


忘れもしないあのクソ暑い夏の午後
待っても待っても
M滝くんは来なかった
仕方なく 僕は1人で花壇の水やりをやる羽目に…

こうゆう具合にサボるやつがいるので花壇の水やりとか
ウサギの餌やり、掃除はペアシステムなんだ。
ペアでも男女のペアのところは
たいがい 男子はサボる

悪いことに僕は
男子同士のペアになっていた。

自分でいうのもなんだけど
責任感ある子供だったから
僕がサボるなんてことはまずなく、
もうひとりのM滝くんも根は真面目なやつだから

粛々と当番はこなされるだろうと
思っていた。

当時 自分の長所、短所
を書いたりする時には
僕は必ず
(責任感が強い 素直、)と書いてた少年だった。


馬鹿正直なだけだったのかもしれない

夏休み明け
元気に登校する仲間たちに
花壇の水やりを聞いてみた
半分以上、ほとんどの男子は
水やりしてなかった。

ほぼ、男子は僕と級長くらい。

なんだか
損したような
悔しいような

花壇にはパンジーが枯れずに元気に揺れていた。







感情の四季

2020-07-28 05:07:00 | 散文 詩 

いつもなら


いつものように


なんて

都合よくできない


相対せない。


人は感情の生き物

だから 


喜んだり 怒ったり


哀しんだり 笑ったり


季節に四季があるように


人にも 感情の四季がある。


うまく説明できない事や


その時の尖った気持ちが


ちょっとした言葉が


引き金になりぶつかったりする


普段ならつまずかない


言葉でも 


身体と同じでバランスが崩れると

心も同じで過敏に言葉につまずいて

しまったりする


過剰に反応して自分を

責めたりする


そんな時

人は何かのせいにして

逃げる

自分を守る

卑怯者はそうするけれど

正直者は

自分を責める


相手があって自分

自分があっての相手


翻弄されれば

感情のこと線に触れる


いつもなら

流せる、

いつもなら

流せてるのに


でも

いつもって

いつなの?



そうそう

同じ事、同じ毎日は

やってこない


季節は巡るように

感情も巡る


穏やかな日もあり、

波風の立つ日もある


だから 侘び寂びが

あっていいんだ。


気持ちの優しい

人ほど傷つく


それは

相手にも…


自分の吐いた言葉にも…



でも、大丈夫

水は流れる

風も吹く

日は登る


また、新しい

気持ちの芽が

膨らんでくるから







夏にご用心 桜田淳子

2020-07-27 06:07:00 | 僕の音楽日記
小学6年?か中1のころ?
オヤジの車に乗って
梅雨明け後の
夏日の日曜日に
ドライブに出かけたことが
あった。

たまに、気がむくと
そうして、
出かける事があった。
仕事人間のオヤジは
趣味らしい趣味も
なく、趣味に没頭する所も見たこともなく
釣りや、カメラや、大工仕事をやるくらいだけど
ほとんど
仕事、仕事、で
家族との時間も
持たない事が多かった。

車もファミリーカーで
別に特別にどうって事ない訳だけど

ドライブといいながらも
男親からすると
男子に世間的視野を広げるために
生活圏が広がる
車で、他の町や、他の道、暮らしなんかを見るといい…という
無言の教えのような
口下手なオヤジならではの
そんな視点、意味があったのかもしれない。


車での移動のない
狭い範囲での
代わり映えしない生活圏から
車でドライブすることは

見知らぬ道、街並み
人たちの暮らしを
見ることができる
ちょっとした社会見学だ。

そういった視点でドライブ中の
流れる景色で見ていってたならば
堅苦しいけれど
何か発見や、掘り下げられる興味が
湧いてくることもあっただろうに

なにぶんそんな前振りのない
口数少ないオヤジだったし、
ましてやこっちも鈍感な
ボャーっとしてた子供だったから

そのドライブも
ただ、親子が日曜日に車ですこし
遠出していたに過ぎなかった。
今思えば、
そうゆう意味があったのでは?
と回顧するんだけど

たかが ドライブに
意味なんて ないのかも
しれないけど…

うちのオヤジはあとから
母親を通じて
「あの時は…」とか
「ああいう時は…」とか
後出しジャンケン的種明かしをするので

後から聞く僕としては
(わからないよぉぉ〜)ってなるわけで
職人が親方から技術や、
教えをこうことはないゆえ
自ら盗み取るみたいな
そんな間合いが
うちの親子間に流れていた

口下手な父親は
伝えたいことを
上手に伝えることができない
もどかしさもあり、
僕らより上の世代の方々には
よくあったことなのでしょう。

ドライブしてると
まだ
カーステレオなんてなくて
カーラジオ。
カーラジオから
流れてくる
歌番組
ベスト10番組
歌謡ベスト10
みたいな

そこから
聞こえてきてた
夏の手前の日曜日

桜田淳子の新曲 今週のベスト7位
「夏にご用心」


森田公一さんの
軽快なポップサウンド
ブラス、ストリングス
コーラスが効いてて
好きなメロディライン

歌謡曲!という感じだけど
音の編成はこんな感じが
好きなんだという
のが
きっとこうやって
刷り込まれてきたんだろうと
思う。


オヤジの思うところの
生活圏を広げ何か感じて欲しいと
思い連れて行ってくれた
ドライブの意図とは
意味合いは違えど
僕はカーラジオから流れる
今週の第7位 「夏にご用心」
の方に
興味が行っていた。

そして、その歌を聞くたび毎に
口下手なオヤジに
(ご用心)!
と思ってしまうのだった。

また、あとから
母親を通して
ドライブ連れてっても
ただ、ボーッとしてて何にも張り合いがないだとか
言っていたような…
まあ、昔の人って
いちいち意味合いがあるような
そんな事が多かったから
気が抜けないというか、
僕は坊ちゃん気質で
ありながらこんな繰り返しで
結構、せっかちになっていったような感じ。

本当、夏にご用心。




明日晴れるかな 桑田佳祐

2020-07-26 06:46:00 | 僕の音楽日記
梅雨が開けない


開けたら

開けたで

「暑い」「暑い!」「最高気温は…」の連呼

その方が暑苦しく うんざりする


もう

夏の入り口まで
すぐのところ

暑くなれば 熱中症の心配


僕たちの都合のいい想いや、考え方
はそのままテレビの
街頭インタビューに反映される


「明日晴れるかな?」

心が呟く……



雨続きだと 心がうんざりするからだ…



暑い日が続くと
早く涼しくなってと言う
寒い日が続くと
早く暖かくなってと言う
雨続きだと
早く雨が上がってと言う

誰の都合?

ご都合主義の僕たちは

危ういバランスの中で
生きている。




Life in the fast Line 駆け足の人生 イーグルス

2020-07-25 19:36:00 | 僕の音楽日記




駆け足の人生


誰もが自分の人生をふと、
振り返る瞬間に思う。

自分なんかは
密度の濃い瞬間を潜り抜けてきた
と思う節があるので
今、自分の実年齢がいくつか
わからない時がある

感じてる年齢と、実年齢の差が10歳
ほど違って感じる
老成してることもあり、
まだそんなに若かったっかな?
なんて思う時がある。
約10年分を先急ぎして生きてきた感じなのだ。

イーグルスの駆け足の人生
これはいい!
名盤 「ホテルカリフォルニア」の三曲目に
いきなりソウルフルな
曲調 ジョー・ウォルシュのギターリフがカッコいい!

新規加入のジョー・ウォルシュによって新生イーグルスは
更に大きな翼を手に入れ
西海岸から
世界に羽ばたく様相を呈して、
それまで
明るいメロディライン、ファルセットのハーモニー
爽やかで気のいい青年らしい
ウェストコーストサウンドを演るグループで
あったイーグルス

結成から
泥臭い音でいかにも
カントリー色をだしていたリードギターの
バーニー・リードンが抜けて、後釜に入った
ジョー・ウォルシュにより、
洗練された
新生イーグルスはあまりにも変貌していた。

ソウルミュージックの影響を大きく受けたこの
「駆け足の人生」
黒人の歯切れよさよりも
白人らしく
ねっとりした音でグルーブしていく
白人演奏のソウルだ!


Life in the fast Line
(高速車線を突っ走る人生)


コーラスが力強く
ドンドン高みに上がっていく感覚



作詞 作曲 ジョー・ウォルシュ ドン・ヘンリー  グレン・フライ

三者が作り上げたカントリーロックバンドから
AORの匂いのする
ロックバンドへと変貌していく準備が整った。