明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

時には母のない子のように カルメン マキ

2018-02-28 17:23:42 | 僕の音楽日記
この歌がヒットしてたころ
僕は小学校1年 で、
1969年の世の中はどこか暗い影を落としていた様に感じていた。

流行歌も何故かくらい感じが多かった様に思う。

ブルーライトヨコハマ
夜明けのスキャット
黒猫のタンゴなど
がヒットしていて
ラジオやテレビよく見たり聞いたりしていた。
そんな中で
特異な歌だった
『時には母のない子のように』

なんだか自分の事にように
胸につきつけられた
メッセージソングだった。

自分に
ある日母親がいなくなったなら、
どうなるのか?

まだ小学校1年生で
「はっ!」とさせられたのを覚えている。

凄く悲しくて虚しくて
どうしていいかわからないそんな声で
歌うこの歌は
この世の終わりを告げられたのも同然のような
そんな受け止め方でもあった。

今思えば
感受性の強い子だったのだ。
当たり前の幸せ
を、わかった瞬間でもあった。
暗ーい歌を歌え
となると
真っ先にこの歌を歌っしまうのだ。


バカンスはいつも雨 杉真理

2018-02-28 07:01:42 | 僕の音楽日記
シティポップスに興味が湧いて
それこそ80年代に前半は
軽やかな耳障りのいい歌たちが
溢れていた
大瀧詠一さんのヒットから
それこそ
車の免許をとって自分だけの空間
にカーステレオで自前のカセットに
好きな歌をチョイスして
車の運転中は
ずっと聴いていた。

どこか懐かしい 60年代ポップスやビートルズサウンドがティストされてる
杉真理さんの
歌は
気負いなく気軽に聞けて楽しめた。

特に海辺へのドライブには欠かせない曲は多かった。
案外 この頃は使い捨てのような
消費されるような
感じでの音楽、曲が多かったように思う
次から次へとリリースされる歌にアルバム、レコード。
いわゆる名曲になりうる曲も
巷に歌が溢れすぎて
次の歌に被せられ
じっくり ゆっくり聴いている暇がない
そんな
時代だったように思う。

雨の日の歌なのに
晴れた海岸線を走り
カーステレオから流れる
『バカンスはいつも雨』
このアンバランスな感じが
いつも好きだった。