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筒美京平さん 逝く やすらかに…

2020-10-12 20:38:00 | 僕の音楽日記
昭和歌謡、ポップスの巨匠
3000曲余りの作品を世に送り出し

ちょっと
いい歌だなぁ
と思って聴いていると
大体 筒美京平さんの作品。


筒美京平さんとコンビを組んで
世に送り出した
作品数で
トップの作詞家は
橋本淳さん

550作品。


代表作品というべき
ブルーライトヨコハマ

老若男女がみんな口ずさんだ
名曲。

次にコンビでの作品数
二位は
松本隆さん
380曲

松本隆
筒美京平
といえばこの歌

ジャパニーズポップスのスタンダードと言っても過言ではない
時代を重ねて年月を重ねて
いけばいくほど
輝きを増していっている
「木綿のハンカチーフ」
多くのアーティストにcoverされ、
今尚愛されている
名曲。
大きなサビのある曲ではない
作風なのに
淡々と舌足らずで歌う太田裕美さんが可愛いだけで
ヒットした歌でもなく
筒美京平メロディが人々の心に
ジャブのように、
じわじわ効いていく仕掛けでも
あるように
松本隆さんの詩も日本人女性の持つ
奥ゆかさを表現しているし、
その詩を壊さないように
包み込むようなメロディとで
作りあげられた
「木綿のハンカチーフ」だった。

そしてコンビでの作品数第三位は
120作品
阿久悠さん

阿久悠
筒美京平
の代表的な作品といえば
これ!

こんなダイナミックな歌唱での
別れの歌は
尾崎紀世彦さん以前、以後において
ひとつのエポックメイキングとして
阿久悠さんの独特の別れのカタルシスだったように思う。

その仕掛けとしての
作品を思ったら
ポップスの最たるエキスをふんだんに爆発されている
「また逢う日まで」
という曲ではないだろうか…


そして、国民的アニメ
サザエさん
の「サザエさん一家」という
エンディング曲も
実は
筒美京平さんである


筒美京平さんを語るには
一晩では足らず
これから
特集が組まれながら
追悼企画が多くなるでしょう

1960年から70年代の歌謡界に
旋風をもたらし、
80年代は松本隆さんとほぼ音楽界を席巻してきた
90年代から2000年代そして2010年ごろまで
精力的に歌の世界に関わり、革命を続けてきた歌謡界の巨匠。
筒美京平さん

和製ポップスという
ジャンルを確立し、確固たる
ものに仕上げた
功績は誰もが知るものとし、
これからも後世に歌い継がれる
のでしょう。

やすらかに…
合掌。