明日の葉っぱ(8×8)=69

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老人の詩 よしだたくろう

2020-10-30 18:53:57 | 僕の音楽日記
♫ 喫茶店にばぁちゃんと
二人で入って
渋茶を注文すること
あゝ それが 老人!

と歌ってた
よしだたくろうさんも
もう、すっかり
世間でいう老人と呼べる年齢
なのだが
やはり
アーティストであると、
世間の老人という
括りには当てはまらない。

歳をとることは
素敵な事だと
言いたげに
無駄に朽ちてゆく
生き方でなく
カッコよく スマートに
日本の年寄りも
海外の老人と同じように
素敵に歳を重ねていっている
昨今である。

この「老人の詩」を歌っていた
よしだたくろうさん 当時は1971年
まだ24歳くらいだったはず

その時
老人と呼べる
老人の概念は
年齢からして
24歳の若者のよしだたくろうさん
から見て
どうだったのだろう?
60歳という年齢
70歳という年齢は
当時の老人を見ると
相当くたびれてる
お年寄りであったはず


時代背景もあり、苦労していた
年代だったこともあり、
今とは格段に年齢から感じる
老けた感じは比べものにならない
くらいだったと思う。

この歌はそんな
老人とは?
を考え歌っている

♫さて、老人とは一体なんだろう
老人は僕たちより 時間が少ない
老人は余命いくばくもない
僕たちがあと30年生きるなら
老人はあと1、2年しか生きられないだろう
この貴重なひとときを老人は
何かをしないでは
いられない
この貴重なひとときを老人は
壮年と呼んでもいいだろう
壮年期は二度とは帰ってこない…

時間がない事を
可笑しく歌い上げてた
あの頃のよしだたくろうさんも
あの頃一緒になってこの曲を聴いて
笑っていた僕らも
こぞって
老人、壮年期、老年期に差し掛かってきた。
見た目は若くても身体は
確実に老いていっている
無理が効かない
身体、永遠の若さを求める
そして永遠に若く
Forever Young と声高いに歌う。

老人を面白い可笑しく
茶化していたものが
その歳に今、自分がその位置に
立っている。

気持ちは若い時に戻ったり
できたりもする。
老けた心など
もつな!と
拓郎さんは
ローリング30で歌っていたし、

確実に歳はとっていく
そして、気持ちや、体力の衰えを
横目にみながら
もがいている日々。
現実を受け入れて
身のこなし方を変えていかないと
いけない。

さてさて、
それなりに
年相応に
誰も教えてくれない
自分だけの歳の取り方
重ね方
まだまだ鼻垂れ小僧のままの
自分なんだけど…