トレード備忘録 & MT4/MT5インディケータ及びEAの開発

日々のトレード備忘録及びMT4/MT5に関する事項

西山孝四郎氏新逆張り手法をセミナーで公開

2017-09-20 14:55:13 | 投資

 先のブログ「西山孝四郎の順張り手法でコピートレード」でも取り上げましたが、同氏の推奨するFX戦略は、標準偏差(StDev)、ADX及びボリンジャーバンド(BB)の3種のテクニカル指標でトレンドを判定して市場に参入するという順張り手法で有名です。しかしながら、レンジ相場にあっては、逆張り戦術も日々の短期取引にて実施されていることを、折に触れて述べられてきましたが、その手法の公開はなされていませんでした。 

 9月6日FXプライム社にてのビデオセミナーが開催され、その際その手法が明らかとなりました。使用されるテクニカル指標は下記の3種類です。その手法は、セミナーの中で詳しく説明されていますので、末尾に記載の録画公開サイトで視聴してください。 

① ATR_Bands(ATRチャネル)

 一見すると上下σ3まで表示されたボリンジャーバンドに見えてしまいますが、中心ラインはともかく各ライン間の間隔の計算基礎にATR(Average True Range)が使われています。使い方としては、上下バンドのσ2~3に達すれば逆張りを仕掛けるというものです。但し、フィルターとして標準偏差とADXで相場の反転を確認します。 

② 標準偏差(Standard Deviation)

 詳しい説明は、前掲ブログに詳説しております。元来、トレンドの方向性を示すテクニカル指標ですが、同じ指標を逆張り手法として利用します。相場が①のATR_Bandsの上限に達した際には売り目線になるのですが、実際に売りに入るのは標準偏差とADXがピークアウトして下がり始めたのを確認した時です。 

③ ADX

 標準偏差と全く同じ使い方です。②と③でトレンドの方向性が変わったこと(上昇トレンドが終わったこと)を確認して売り参入となるわけです。 

 セミナーを主催したFXプライム社のチャートシステムには、標準偏差やATR_Bandsは組み込まれておりません。MetaGenic社では、西山氏の順張り手法は「一目瞭然、西山孝四郎の順張り指標」として、MT4版のインディケータを公開しております。今回、この中に追加としてATR_Bandsを同梱致しました。順張りにも逆張りにも対応できるようになっています。パラメータはセミナー紹介の数値が「デフォルト」になっています。但し、ADXのみは今回パラメータを8として使用されていますので、そのように変えてご利用ください。既に、順張り指標をお求めになられた方で、逆張り仕様のATR_Bandsをご希望の方は、MetaGenixFX社ページのContactタブから連絡願えれば無償でお送りします。 

セミナー視聴URL

http://www.jikiden.co.jp/jms/0171LkGQCb4aHSTbzZQ/

セミナー資料

https://info.fxprime.com/isle/information/pdf/170906.pdf

 

MetaGenicFX

https://metagenicfx.thebase.in/

 画像はATR_Bands、StdDev、ADXを表示させたもの、GBPUSDは、本日現在の日足で買われ過ぎの域に達しています。StdDevもSTDもピークにある状態です。売りのタイミングはStdDevとADXが下げ始めた時(赤から青に色が変わるとき)とされています。

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿