昨年来、石原順(西山孝四郎)講師の順張り手法には、メガトレンドなる新指標が採用され、メガトレンド・ボラティリティ・トレードの呼称でラジオやネットでのセミナーに登場することとなった。それまでの、標準偏差ボラティリティトレード手法からの発展形である。
従来のセミナーではセミナー主催会社のチャート上で、インジケータを描画しつつの講演であったため、インジケータの性質や適用されるパラメータもすべて公開されていたのであるが、今ではそれがかなわず、受講側には講師が採用される分析を再現できないという不都合な事態になっている。
道のりは険しかったが幸運もあって、講師の新トレード手法採用インジケータの全てが解明できたこと、また、それに則ったMT4 EAの完成に漕ぎつけたことは、前回のブログにて報告の通りである。
ブログにご利用者からコメントが寄せられた。昨年12月初旬から、同EAをNikkei225のCFDで稼働させ、本年早々に当初資金を大幅に増大させつつあるとのご報告、EA作成者にとっては一番うれしい瞬間である。
コメントには新たなリクエストも含まれていた。手仕舞い条件を変更してほしいとの注文である(詳しくはブログ・コメント欄参照)。EA作成当時には、そのような手仕舞い条件をも用意していたのであるが、主要通貨ペアにて検証では思うような結果が出ず、その結果、現行EAのアルゴリズムに落ち着いたわけである。MT4で提供するCFDや仮想通貨での運用は盲点ではあった。
早速、EAに修正を加えてご依頼者にお届けし、試験的に使っていただくことにした。1時間足での運用とのことなので、来週または再来週には試用結果のリポートを頂けそうである。