12/29から正月休みに入ったのですが、なかなか自分の時間が取れない。。。
休み初日は家の大掃除。
二日目は高速道路を飛ばして奥さんの実家に行き、元旦が仕事の僕だけ一泊してトンボ返り。
元旦から2日午前までお仕事。
2日の午後は、少しのんびりできたけど、夕方に奥さんと子どもが帰ってくるので、食事などを用意して待つ。
3日は僕の実家に顔を出し、4日になって、やっと自分の時間が造れました。
今の季節、関東地方であればヒダサンショウウオやナガレタゴガエルが活動を始めている季節らしいです。
それらを狙って行きたいが、撮影ポイントをゼロから開拓しなければならないので、せめて一泊二日は欲しい。
今年は1月5日まで休みをもらえたので、1月4日、5日がそれにあたるのだが、「行きたい」と言ったら、奥さんの目が鋭く吊り上がったので、結局家にいることに・・・。
それはそうでしょう。
正月休み期間に入って6日間(12/29~1/3)、一日たりとも家族でのんびり過ごしていないのですから。
でも結局、職場の忘年会でカメラマンを務めた都合、膨大な枚数からの取捨選択、トリミングや露出補正などの画像処理、印刷(12年もののプリンターのため、印刷だけで15時間かかった・・・)、印刷された写真の仕分け作業(50名分くらい)で、4日と5日は消えたのでした。
やはり、現実的に、家から一人で離れられるチャンスはなかなか巡ってこない。
家にいても心を集中した写真撮影ができるかもしれないとの理由で買った天体望遠鏡。
しかしここは東京のベッドタウン。
光害バリバリです。
まともに狙えるのは月と木星と金星と土星くらいかな?
限られた時間でいろいろネットで調べると、Hαフィルターを使うと、光の波長を限定できるので、身近に存在しない星雲からの波長のみにスポットを当てられるとのこと。
これならどんなに光害のひどい都市部からでも星雲撮影などが可能であるというホームページを見つけた。
確かに驚嘆すべきすばらしい星雲画像の数々。
しかし、Hαフィルターは高価。
おまけに星雲からのその光は、所詮星雲からの電磁波。
ムッッッッッチャ、弱い光。
僕の装備はというと、カメラはコンデジ、架台が経緯台。
Hαフィルターを使った撮影は不可能というものでしょう。
でも、月がある。
月はなかなか魅力的な対象です。
普段、身近にありながら、じっくりみる機会がなかなかない。
じっくり見てみると、なかなかすばらしい。
おまけですが、僕の場合、自分自身の名前が、字をそのままの順で読むと「われはよい月」となる。
子どもの名前も、月夜に照らし出されるヤンバルの森をイメージしてつけた都合、「月」の字が入っている。
これはもう、自分と子どもの名前にかけて月を撮影しないといけないでしょう!
前置きが長くなりました。
なんか、文字の多いホームページになってきたなぁ。
以前のホームページは写真ばかりで、文字は少なかったのですが。
なかなかカメラを握れていないと、思いばかりが募ってしまって・・・。
月齢10.4の月です。
Photoshopで4枚をコンポジット合成してます。
これがなかなか難しい。
「差の絶対値」で重ねようとしてもなかなか完全に重ならない。
経緯台での撮影なので、月は一枚一枚、視野の異なる位置に写っています。
視野の中での位置の違い、つまり「レンズのどの部分を通ってきた光か」の違いによって、収差が微妙に異なるのかもしれません。
もし、これを完全に同じ条件で撮影しようと思ったら、経緯台ではなく赤道儀、しかも自動追尾機能のある赤道儀で撮影するしかないでしょう。
拡大撮影もしてみました。
月の地図をまだ持っていないので、月の海やクレーター、山脈の名前はまだ知りません。
拡大するほど画像はシャープさを失いました。
おまけに、コンポジット合成を行うのが不可能。
お互いに似た画像を重ねようとしても、重なりがかなり悪いです。
ので、撮って出しのJPEGにトーンカーブでの調整とシャープをかけただけです。
お次は木星。
Vixen LV 2.5mmをオークションで手に入れたので、使ってみました。
風が強く、視野が揺れる中での撮影だったためもあり、解像度はよくないですが、大きさは感動的です。
望遠鏡(SD-80AL)の、おおまかな視野を入れると、こんな感じです。
木星についてもコンポジット合成を試みましたが、8枚程度では1枚の撮って出しと見分けがほとんどつきませんでした。
この手の操作はRegistaxというフリーソフトを使うとよいとのことですが、僕が使っているパソコンは11年もののMacなので、話にもなりません。
前回撮り損ねたガリレオ衛生です。
12月にあった皆既月食の撮影で、GX100によるコリメート撮影に限界を感じ、コンデジを新たに買い替えました。
2~3週間悩んだ末に、Canon Powershot S95を買いました。
Olympus XZ-1が最後まで残った対抗馬でしたが、S95より1万5千円ほど値段が高いのと、ネットでコリメート撮影の実例を見つけられなかったので落ちました。
驚きなのが、S95はコンデジにして感度をISO 12800まで上げられることです。
Olympus C-4040zoomを長年愛用し、今は(ノイズ王)Ricoh Caplio GX100を愛機としている身には衝撃的です。
しかし、S95の操作感は正直、好きになれません。
コントローラーリングなんてすばらしいものをつけているのに、リングに割り当てられる機能がセンスないです。
おまけにAFポイントを自由に設定できないのは不自由すぎます。
もちろん、それを補って余りある魅力がS95にあるのですが。
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