先日LibraryのページにもUPしましたが、このVictorian Jewelleryは先日の買付けで手に入れたもの。懇意にしているフランスの古書のディーラーが、私達のためにわざわざ取り置いてくれていました。今までもマルティやバルビエ、グランヴィルなどフランスの挿絵本を彼女から譲って貰ったことがありましたが、流石専門家だけあって毎度痒いところに手が届く絶妙なセレクト。(古書のディーラーは、仕入れも販売も通常のアンティークディーラーとは全然違う営業体系なので、その内情は私達のうかがい知ることの出来ない世界なのです！）
今回も「こういう本が必要じゃないかと思って…。」という言葉と共に出てきたのがこれ！マッピン＆ウェッブなどヴィクトリアン当時のジュエリーメーカー等が出していたカタログをまとめた本で、当時の膨大なジュエリーが掲載されていて、確かに私達の知りたい対象そのものです。ページをめくってみると、今まで目にしたことのあるジュエリー、実際に扱ったことのあるジュエリーが次々出てきてとても興味深いのです。きっとあなたが持っているジュエリーも掲載されているはず！この本は常時お店に置いてありますので、ご覧になりたい方はどうぞいらして下さい。
それからついでに…レースのお好きな方に人気のヨーロッパのレース―ブリュッセル王立美術歴史博物館所蔵がただいまAMAZONで非常に買いやすいお値段で何冊も販売されています。手に入れるなら今ですよ！(実際に私は国内では手に入れられず、ブリュッセル王立博物館まで行ってやっとの思いで手に入れました。）