昨晩京都より戻り、今日は一日お休みをいただきました。思えば、二月半ばに買付けから帰ってから、怒濤のような(笑)ひと月あまり、ここへ来てやっとひと息つく思いです。
昨今の地震からもう十日、まだ被災地のニュースは涙なしでは見られませんが、原発事故も何とか持ちこたえてくれそうな気配で、祈りながらも希望の光が見えてきたようです。私達の自宅が被災地から近くないことが分かった海外のアンティークディーラー達も、今度は原発事故が心配でならないらしく、連日安否を確認するメールやFAXが送られてきて、ありがたい気持ちでいっぱいです。
そんな今日の昼下がりは、自宅からも程近い平和公園の梅林へ。元々お花見の場所としても知られている平和公園。桜はまだですが、今日は様々な梅を見て、生きているありがたさを感じてきました。
梅のお花、本当に綺麗でしたので皆様にお裾分け。クリックすると大きな画像でもご覧いただけますよ。
白梅は清々しさが身上です。薄い花びらが儚げで、「神様はなんと上手くお作りになったこと!」と思わずにはいられません。
優しいピンクに癒されます。細やかなおしべとめしべも可愛い。
このふたつ、まるで花かんざしみたいでしょ?
今まで濃いピンクの紅梅はあまり好みではないと思っていたのですが、この小さなフリルの花びらを見たら、そんな考えも吹っ飛んでしまいました。お花も蕾もなんと愛らしい。