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さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

新入荷の雑貨をUPしました!

2010-07-25 | アンティーク

 今日も暑い一日でしたね。連日このお天気ですと、ずっとお天気の悪かった梅雨が思い出されて、そろそろ雨が恋しい気分です。(でも当分降る気配がないようで…。)

 さて、“Goods”のページに新入荷の雑貨をUPしました。今回もシルクポシェットやカルネ・ド・バル他の貴婦人アイテム、フランス雑貨多数をUPしましたので、どうぞご覧になって下さい。

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このシルクポシェットはイギリスから出てきた物。19世紀でも初頭と思われる古いシルクアイテムです。きっと当時の貴婦人はこんなポシェットひとつ手に持って、あとの重い荷物は後からお付きの者が捧げ持ってお出掛けしたのでしょう。

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こちらの拡大画像で、繊細なビーズ細工の様子もご覧いただけるかと思います。きっとのような手の込んだポシェットにはこちら↓のようなカルネ・ド・バルがしのばせてあったかもしれません。

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このカルネ・ド・バルの手彫り彫刻の繊細なことといったら!アイボリーの滑らかな素材感も魅力的ですが、こんな大きなサイズの板状のアイボリーがとれたことにも驚きです。

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どうぞ間近でご覧いただきましょう。薔薇の他、すずらん、ライラック、忘れな草、可憐なお花の組み合わせ、周囲の立体的なリボンの彫刻と相まって、繊細な細工にため息が出るようです。

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こちらはニナ・リッチの香水瓶“Coeur Joie(クール・ジョワ)”、「喜びの心」「弾む心」と訳されるそれは第二次世界大戦の終結を喜び、戦争からの解放に弾む人々の気持ちを表現したものです。ラリックで作られた魅惑的なハート形の小瓶です。

もう7年程前になるでしょうか。イギリスのカントリーサイドの大きなアンティークフェアでこれよりももう少し大振りなサイズの“Coeur Joie”をみつけたことがあります。その時には、手に取ったまま高価なお値段に長時間迷った挙げ句、うっかり一度手放してしまい…あっという間に横から手が出てきてアメリカの女性ディーラーにさらわれてしまいました。「しまった!」と思ったときには時既に遅し。買付けの苦い思い出のひとつです。今回の香水瓶はフランスから出てきました。

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豪華なドレッシングトレイはフランス製です。イギリス製の1930年代のものはお馴染みですが、19世紀のフランス製のドレッシングトレイでこのサイズのものは珍しいのでは。実際に様々な香水瓶を置いて飾っても素敵です。今回の「買付け日記」で私が「腕が抜けそう!」と騒いでいたのはこちらのトレイです。ホテルまで持ち帰る際には腕が抜けそうに重かったのですが、これをみつけたときにはそれは嬉しかったです。

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こういった小さなアクセサリートレイは私が大好きなアイテム。フランスらしいロマンティックで小振りなアイテムです。フランスではいつもこうした物を探していますが、最近ではなかなかみつからず。みつけたときにはテンションが上がってしまいます。(上のトレイとはまったくサイズが違いますので、お間違いの無いように!)

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重厚なアンティークらしい雰囲気のジュエリーボックスです。グラヴィールの入っているものは最近少なくなってきました。内側のシルクの退色もアンティークらしくて良い感じです。まん丸のスタンドも可愛いですね。

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サーモンピンクが綺麗なジュエリーボックスは内側外側ともとても良い状態です。シルクの部分はお花形の鋲で留めてありますが、この鋲の形がとってもチャーミング!こうしたお花の鋲は今回初めて目にしました。カットが施された分厚いガラスも綺麗、透かし細工になったスタンドも特徴です。

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側面の三角形のガラスが興味深いウォッチケースです。中のブルーのシルクの色も僅かに紫を帯びているようでとても美しいのです。背面、底面とも五箇所ものシルクの鋲で留められている点もポイントです。こちらも大変良好な状態です。

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こうしたフランスらしい金張りのブロンズフレームは私のお気に入りアイテムです。今回入荷したのはこのとおり、上には大きなリボン、下にも小さなリボンのリボンづくし。薔薇のガーランドの細工にも心惹かれます。

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