さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

昼下がりのワンピース

2008-04-05 | 日常生活

 土曜日ですが、エンジェルコレクションはもちろん通常通りお仕事の日!良いお天気でお花見日和の今日、気分だけは「お休みの日」で、額の発注や商品を入れるための包装材の仕入れに車で街まで出掛けました。

 ひととおり用事を済ませ、サロンへ帰る前に食事をした後、道を歩いていると…路面のお店に(地下街が発達している名古屋の街では路面店は珍しい存在なのです。)どこか古着を思わせる可愛いプリント生地のワンピースが飾ってあるのを発見。「きっと若い女の子向きのお洋服よね。」と言いながらも、あまりの可愛さにお店に入らずにはいられなくなってしまい、そのまま引き込まれるように店内へ。

 そこは昨日の映画「ペネロピ」にも通じるようなガーリーな世界!とても可愛い店内のディスプレイとウエディングドレス、ワンピースの数々に、心はしばし少女の頃へと飛んでいってしまいました。でも、飾ってあるお洋服にはどれも「サンプル」の文字が。そう、そこは型と生地を選んで自分のサイズでお洋服を創ってもらえるオーダーのお店だったのでした。あまりに素敵なワンピースに惹かれて、サンプルのお洋服を次々眺めていると、「作ってもらったら。」と河村の天の声が!

 こちらのお洋服はオーダーの割にはとてもお値打ち。年齢と重ねると共に、日本では着たいと思える洋服に巡り会えなくなって久しい私は、ウキウキしながら型と生地を選びました。ただし、とても気に入ったガーリーなワンピースは自分が着るとなると…気に入った物と似合う物とは違うのですよね。「せめて、せめてもう10歳自分が若かったら。」と思わずにはいられませんでした。結局、胸元がカシュクールになった大人っぽい一枚をチョイス、焦げ茶色のシフォンのような透ける生地と、裏地に「きっと胸元からちらりと見えるこの色が素敵なはず!」とローズピンクのサテンを選び、サンプルよりも丈を長くお願いしました。

 ファッションショーの前なので、出来上がってくるのは約1ヶ月後とのこと。果たしてどんなワンピースが出来てくるのでしょうか?楽しみのような、怖いような。でも、こんな素敵なお店がまさか名古屋にあったとは!興味津々の私と河村は、「いつからやってるの?」とか「大変でしょう?」とかまだ若いオーナーさんを質問攻めにしてしまいました。

 まるでパリのマレ地区にあるかのような、とてもチャーミングなこのお店の名前は「創る人芽理」、可愛いものがお好きな方だったらきっと気に入っていただけるはず。

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