ちょっと前につまらん映画をテレビで流してたが、見た人もいるだろう。陰陽師の2だとか・・・元々、安倍政権のルーツみたいに言われてる安倍清明の話なんだが、宣伝的にやりたかったせいなのか、特にひどい偽善のかたまりみたいなそれもあまりにへたくそな嘘話で塗って固めて作られてる。別に単なるフィクションなんでどうでもいいようなもんだが、まあ、あんなものでも無意識的にあのものがいいものでもあるかのように少しでも思う人がいたらいかんだろうから一応、言っておく。
この二話目の話は特におかしくてスサノオとアマテラスが出てくるんだが、出雲の地で大殺戮をやった大和王朝がそこにいた神の力によって復讐されるような設定にしておきながら、結局、やりきることなくその神の力を使おうとする者が家族仲間ともめてまた、神の世界に帰ってしまって終わる話になってる。
それどころか、最後にはその邪魔をしてた陰陽師の方を助けさえする話にしてある。
まあ、とても分かりやすいが、要するにバビロンの願望だよね。馬鹿らしい。
なんだって悪いことしてた朝廷が、反省もなく、民に病気がはびこってたりするのに、そこで大きな立場を持ってた陰陽師が、酒飲んで遊んで暮らしてるまま、それを直してもいないろくでもなしであるのは確かでそれらだけが助けられる話になるんでしょうか? 逆に悪党をやっつけようとしてた、病気も治してた神の生まれ変わりがやりきれずに死んで神の世界にもどらにゃならんとか・・・サッパリ説得力がない話で、どうしようもなくそうなるなどとも言えず、ともかく、バビロンの願望通りに作らされただけと本当に良く分かる内容でした。
それでいて、なぜか、味方のスサノオに筋の通らん妙な理屈で食われて死ぬアマテラスがいて、神が残酷なんだと主張する・・・あれって良くバビロンとかがいけにえの女性にやってることで神がそんなことをしたことはないねえ・・・いつも止めようとしてるし、必要なら代わりに人形を使えとかやってるだけだが・・・
いつもそうだが、自分が悪いことやっといて犠牲者側がやったと逆に叫ぶ。映画なんかまででそこまでやってたら話が不自然になって無理に作らせたとすぐに分かられてしまうだけだってのがどうも理解できないらしい。アマテラスが神なのにこれだとその神が自分を食わせた話になるんであって、それも変だがそれであったとしても神の自己犠牲みたいな話にしかなってないのになんで神が残酷な事をやらせたってんでしょうか・・・実におかしな論理だ。
ただ、また、馬脚が出てるところがあって、これがスサノオが大蛇にまたがって戦ってる絵が出てくるんですね。
やまたの大蛇は退治されるものじゃなくて、スサノオそのものでもあり、悪の大和王権と戦うものだと言うつまり、本当の部分が出てしまってる。当然、アマテラスの生まれ変わりが死なされる必要もなく、共に創造主の子なのですから、神を本当はないがしろにしてる偽の朝廷を同様の龍としてたたくに決まってる。なにしろ、民が苦しんでるのに、平然とわが世は安泰だとかほざいてる人物として描かれてましたから。悪事をなして反省もなく更に自国の人々までも苦しむがままにしてるような支配者は人々のために絶対に倒されなきゃいけませんね。陰陽師が正しい者ならばそうするはずであり、しかし、無理に相手に合わされる作品では真逆にしか描けないわけで、おかげでみょうちくりんな話にしかならんわけですね。
フィクションはともかく現実の物語ではちゃんと問題のある者だけが倒される話にせんといかんですね。
さて、裏日本史と言うほどの事を書いてないんで少々、つけたしますが、昔から一部のスピりチュアラーにこのように権力と結びつくものがいて、真実の神が現世に出るのを押さえ込んで、自分らの好き勝手にやってしまったと言う話があるのです。本来の役割は神の手伝いなんですが、現世的欲望と言うか物質的魔力にとりこまれてそれをやってしまったんですね。神の側はそれをまた別の流れで押し返すんですが、相手は今度は外側に拠点を作ってまた侵入してくる。こっちは本来の神に仕える朝廷をのっとられた後は、家康あたりを使って朝廷の力をまともに認めない幕府を作らせて、関係してるやつを外に追いやり、鎖国体制をとらせて、もう、入らせないようにした。それで問題の朝廷をほぼ消し去れる寸前のところで相手が外国の顔をしてスパイを大量に使ってまた攻め込んできて作ったのがインチキ明治政府。これをやった松陰あたりを傀儡安倍が必死にほめるのが良くお分かりでしょう。
江戸はとても平和でいい時代が多かったのに、明治以後は民主化した筈なのに最悪の戦争だらけの世界でどれだけ人が苦しむことになったかはお分かりでしょう。まあ、そんな歴史があるのです。今は更にその外側からその霊的力を使ってこの世界を取り戻そうとしてる訳ですね。
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