新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

妄想膨らむ…笑…名古屋ボストン美術館の「ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影」展

2016-05-17 06:53:11 | 博物館・美術館
名古屋ボストン美術館…の







「ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影」展
…に行く!!




この展示は…
けっして、ルノワール展という訳ではなく…

ルノワールが生きた
19世紀後半から20世紀初頭のヨーロッパの
芸術家たちの作品が…
版画、写真も含めて
89作品が…展示!!



作品も
ルノワールを始め
モネ、ミレー、ドガ、ゴッホなど…
こんな…美術鑑賞に疎い私でも
知っている巨匠の作品も展示されており



また…
この特別展の企画の意図するところが
実に興味をそそられるものでありまして…


というのは




近代ヨーロッパの
刺激的な都会と
素朴で牧歌的な田舎…


富裕層と、けして裕福ではない人々の生活が
対比して鑑賞できるような
展示で構成されており…





実に…
満足度の高い
充実した…
行ってよかったと思える特別展でありました!!




そうだ…
はじめに
誤解のないように???
ここにしっかりと…記しておこう!!



もし…
履歴書を書くとして
その中の趣味の欄に…
自ら…書くとすれば…

「美術館巡り」と書きたいほど


絵画鑑賞、塑像鑑賞が…
好き
なんですよ!!





ライブハウスで酒に浸ってる…
ことよりも…


野球観戦で酒に浸ってる…
ことよりも…



競馬を予想しながら酒に浸ってる…
ことよりも…




美術鑑賞が
好きなんですよ!!



その証拠に…
塑像…特にコンクリート像が大好きで
コンクリート像???を訪ね歩くこともしばしば…







?????



あれれれ…
作品鑑賞好きといっても
ちょいと方向性が違うような…笑








ではでは…
話を戻して…
と…



ではでは…


今回の


「ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影」展




ステキな作品
風刺したオモシロイ作品も
いくつかありましたが…

…その中で…


特に

目を…心を奪われた…作品を


フライヤーに載っていた
絵の写真を
織り交ぜながら
いくつか紹介しちゃおっと…





まずは




クロード・モネの「チャリングクロス橋(曇りの日)」





モネの絵は…
いつみても…凄いなって
ホント
惹きこまれちゃう!!



ぼかして描かれているのに
めちゃめちゃ伝わる…伝わる…


光の…コントラストが印象的で
ぼかした絵の技法なのに
温かみさえ感じるほど
光が優しくキャンパスに差し込んでいる…


モネの絵って
ぼやけているのに
めちゃめちゃ写実的に伝わるんだよね…



もう…
この絵を眺められただけで…
今日の休日を有意義に過ごせれた!!
…といって過言ではない…









基本的には
心の中は
貧乏なので…




お金持ちの娯楽を描いた
エドガー・ドガの「田舎の競馬」の絵も
素敵だなあ…とは思ったけど…



やはり
貧しさをモチーフに描かれた絵にぐっと
惹きこまれることが多くて…



ジャン=バティスト・カミーユ・コローの
「花輪を編む若い娘」
の絵



田舎の貧しさの感じられる背景の雰囲気の中での
美しい少女…






解説によると
アトリエで描いたと言われているモデルを
イタリアの貧しい…情景の中に
浮かぶようにはめこんで描かれた作品らしいんだけど…




愛らしいんだけど
俯く少女の表情から…
憂いを感じ…
すぐさまこの絵から立ち去ることができなくて
…この絵の前でしばらく
立ちすくんじゃっていました!!



美しくも悲しげで…
この少女に

「どうしたの??」
…って声を掛けたくなる感じ…



そこから
始まる…イタリアの田舎を舞台にした

映画のような少女と…中年男性との
はかないラブストーリー…
主人公は…描かれている少女と…
中年男性は…もちろん!妄想の中ですから…


いかん!いかん!
得意の妄想癖が!!!





さてさて…



名古屋ボストン美術館の


「ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影」展




の展示の目玉は…




当然!!ルノワールのこの絵







「ブージヴァルのダンス」


ルノワールによるダンスをテーマとした3部作のひとつ
名古屋で 11年ぶりに公開!!
…とのことでアリマス…




他にも
ルノワールの作品は

「ガンジー島の海辺の子どもたち」
何点かあったのですが…


この
「ガンジー島の海辺の子どもたち」



…絵の背景は優しい光が淡い彩色の中で描かれ
その光に包まれた中で
描かれてる中央の女性が
めちゃめちゃ魅力的で…







裕福なお嬢さんなんでしょうね??
先ほどの
ジャン=バティスト・カミーユ・コローの
「花輪を編む若い娘」の少女から
感じられたような憂いは…どこにもなく…


笑顔は…
天真爛漫!!

この女性…
観光客として海水浴に
リゾート感覚できたようで
背景と一体化となっている…
地元民が裸で泳いでいる姿とは
実に好対照的で



その笑顔をみつめてると…
なんだか
私の方まで…
ガンジー島へ…リゾートに行ってる気分…笑



そこで…この素敵な女性と出会い…


あ、またまた
妄想はやめとこっ!






この絵と
同じように
光あふれる色彩の中で
魅力な女性が描かれているのが



今回の展示の目玉…



「ブージヴァルのダンス」


当時流行のファッションに身をつつんだ女性と
田舎のスタイルの男性…
踊っている場所は
煙草など捨てられているような場所で
極めて場末的で庶民的…

だからこそ…
この流行のファッションをも含めた女性の美しさに
鮮やかな色合いに
惹きこまれる…



でも…
この女性は…
「ガンジー島の海辺の子どもたち」
の女性と違って…


心からダンスを楽しんでいるとは
思えない…


なんとなく…
よそよそしい憂いがどことなく感じられる表情…




義理で…仕方なく踊っているような気がしてならない…



ホントは…別に…心に秘めた…踊りたい男性がいるのに…???



19世紀後半のフランス
舞台は


パリから西にセーヌ川沿いに15キロくらいいった
ところにある郊外の
ブージヴァル…






そこから
始まる…フランスの郊外ブージヴァルを舞台にした


映画のような
ラブストーリー






この田舎風の男性とダンスをしている場面に



乗り込み…

花嫁???(…じゃないと思うけど…汗)
…を略奪して…
二人で駆けだす…
どこまでも…どこまでも…




主人公は…描かれている少女と…
略奪する男性は…もちろん
妄想の中ですから…笑


妄想の中は
ダスティンホフマン主演の映画
「卒業」のパクリそのもの…苦笑


いかん!いかん!
またまた
またまた
得意の妄想癖が!!!









金山ボストン美術館の
ロビーには

「ブージヴァルのダンス」


の絵の…








顔出しパネルが…
あったんだけど…









これは…あかんやろ!!


いくらなんでも
憂いをもったステキな女性の顔をくりぬいたら
あかんやろ!!






唯一…
この顔出しパネルだけが
残念だった…笑…



「ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影」展


…だったのでした…








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