新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

徳川家康を埋葬しお祀りした神社、久能山東照宮に行く…後篇

2024-01-05 07:03:54 | 歴史史跡

徳川家康を埋葬しお祀りした神社、

久能山東照宮参拝記の続き

 

さて右側の参拝進路に従って

IMG_8363

石灯籠の奥は
先ほど紹介した
鼓楼

そして手前には
神楽殿


IMG_8364

その上、石段の上には
神庫
校倉造りの建物


IMG_8365

IMG_8368


手前には、境内社、竈神社

IMG_8367


IMG_8366

IMG_8367

そして
目を見張る豪華絢爛な境内社

日枝神社

ご祭神は大山咋命さま

IMG_8370


IMG_8369

IMG_8371

右 十代将軍 徳川家治 家紋

中 初代将軍 徳川家康 家紋
左 四代将軍 徳川家綱 家紋
微妙に形が違ってる…

他の徳川家の家紋も…
よく見えんけど…

IMG_8372

拝殿左の門をくぐり本殿内へと

IMG_8381

IMG_8430



国宝の木札が眩しい御社殿
建築様式は「権現造り」
家康をお祀りしている「本殿」と参拝をする「拝殿」とが「石の間」でつながっている

「権現造り」は全国の神社に見られる建築様式だけど、ここ久能山東照宮が発祥なんだって

IMG_8374

唐門から今、参拝してきた道を見下ろす…


IMG_8378

唐門の飾りの彫りは、もう芸術そのもの
梅に鳥の透彫

IMG_8379

IMG_8380

殿に向かって上部にある蟇股の彫刻
司馬温公の甕割りの場面
大切な甕を割って溺れた友達を助けたという中国の故事から

IMG_8385

金色の装飾金具や彫が施され、極彩色の装いで
もう煌びやか過ぎて…見惚れるも落ち着かない…笑

IMG_8386


拝殿の屋根…
金ぴかの三つ葉葵が並ぶ

IMG_8387


IMG_8429

ではでは
拝殿にて
二礼二拍手一礼

たいしたことのおきない
平和な日々が続きますように…

あれれれ、神馬への願いと全然ちゃうやん!!


IMG_8384

IMG_8389


IMG_8388

IMG_8428

お賽銭箱にも当然、徳川家の家紋

IMG_8390

もうその豪華絢爛さに
ただただ見惚れ、その場にずっと佇んでいたい気分

IMG_8391


IMG_8392

このをくぐって
拝殿から本殿横へと

IMG_8393

軸部や軒廻りは黒漆塗
豪華絢爛ですが
黒色が、荘厳な印象も感じさせてくれる


IMG_8395


IMG_8396


IMG_8397


IMG_8400

金ぴかの龍が今にも飛び出さんばかりに…

IMG_8401

廻りを囲む

玉垣(重要文化財)

玉垣は御社殿の周囲にめぐらされた垣
そこには、それぞれ一枚の板を彫り上げた透彫の彫刻があって、あまりの素晴らしさに
思わず見惚れちゃいます

NHK大河「どうする家康」では
白兎が取り上げられ、インパクトがありましたな

IMG_8424


そして、東照宮はまだまだ未完成であることを示す
「逆さ葵」

IMG_8427


一番左が、ほら

IMG_8425

IMG_8426

廟門(重要文化財)

廟所に通ずる門

IMG_8399


IMG_8398

廟門をくぐって
本殿を振り返る

IMG_8402

IMG_8403

添石垣の案内解説板

IMG_8404

添石垣とは
崩落防止のために天保4年(1833)に二重にされたという、廟所の石垣

この歴史を感じる石鳥居をくぐったところにみられる石垣がそれ…

IMG_8423


IMG_8406


IMG_8407


そしてこの添石垣で囲まれた参道を進めばみえてくる
神廟

IMG_8408

IMG_8409

IMG_8422



手水舎もありました…

ここで、再度、手を浄めよ…ということでしょう

IMG_8411


手を浄めて

神廟にて合掌

ここに徳川家康公が眠っていた…いや…今も眠っているのかも…

IMG_8410

IMG_8412

宝塔の高さは、5.5メートル、外廻り約8メートル
前面に唐戸が設けられていて

IMG_8413

1616年(元和2年)の創建当初は木造桧皮葺の造りだったが、1640年(寛永17年)に徳川家光により現在の石造宝塔に造替されたとのこと


IMG_8414


おお、興味津々の
「金のなる木」


IMG_8415

IMG_8416

見た感じ,カネはなっていませんが…(当たり前!)
御神木!御神木!!
ここは二礼二拍手一礼!!

IMG_8418


ここで松尾ドショウである私が一句

「柿食えばカネがなるなり東照宮」
(明らかにパクリですな)

IMG_8417


家康公の愛馬を埋めたところ

IMG_8419

IMG_8420

裏側から
神廟を覗き込み合掌

IMG_8421

「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸の増上寺で葬儀を行い、三河国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎて後、下野の日光山に小堂を建てて勧請せよ、関八州の鎮守になろう」(『本光国師日記』)と家康は遺言した…


一周忌が過ぎた時、日光東照宮に


なので
家康の眠る地として挙げられるのは日光東照宮なんだけど

きっとご遺体は、ここに残されていたんじゃないかな…
ここに徳川家康は今でも眠っている
なんの根拠もないけど、ただただそう思いました

75年で生涯を閉じた徳川家康
波乱万丈の人生のように感じつつも
この大自然に包まれたら
人の一生なんて、なんともはかないことよ…


はかないはかない

いや、ここに徳川家康の墓はあるんですけど…