新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

愛知県芸術劇場コンサートホールで…山崎まさよしさんのコンサート「HARVEST」

2015-05-28 05:19:14 | ライブ
むかしむかし…憂歌団を観に行ったときに…
たまたま…
対バンで唄ってた…

デビューして、ほんの間もない
山崎まさよしさんを、初めて「生」で観まして…

ギターの旨さも痺れる感じで
…カッコよくて…
…ブルーステイスト満載で…

…そして…あの…今まで聴いたことのないような…
独特の歌い方…伸びやかな声…


あれから十年以上…
さすがに二十年はまだいってないけど…
ずっとお気に入りの…


山崎まさよしさん!







…のライブ…


「Yamazaki Masayoshi String Quartet HARVEST」



…いつもの…江川ゲンタさん!中村キタローさんと…
…とは違う…

ヴァイオリン2本とビオラ、チェロといった弦楽四重奏と一緒のコンサートです!







場所も…
愛知県芸術劇場のコンサートホール…











普段はクラシック…交響楽団などが演奏することの多い…
格式高そうな…この立派なホールで…
私も…ほんの数回しか足を運んだことのない立派な…
そして…演奏中、咳払いすら…響いちゃってしづらそうな…
立派な…立派な…私にとっては…
やや落ち着かない…笑…そんなホールです…


そんな思いは…
他のお客さんも一緒のようで…笑
なんとなく…緊張感の感じられる雰囲気…




そんな中…
定刻通りにコンサートが始まった…



山崎まさよしさんのコンサート





「月明かりに照らされて」


…からスタート…


伸びやかな…独特の唯一の…個性的な…
山崎まさよしさんの歌声…


それがストリングスの音色に溶け込んで…
それが…なんとも感動的で…
いきなり惹きつけられる…




「僕はここにいる」


チェロの音色と山崎まさよしさんとの声が絡まって
心象風景として鮮やかに…歌の世界が浮かび上がる…



MCでは…


「このナゴヤが千秋楽だ!」ということ…
「ホール内の装飾のカ―テンのようにデザインされているものは石でできていて
…ほら…吹いてもなびかない…」…笑

…なんて冗談を言ってお客さんの緊張をほぐそうとするものの…
まだまだ…お客さんは…硬い…苦笑



「今日はハーベストという収穫を楽しんで下さい!」



…と言って

次の曲は…


私のよ―な世代ならキュンとくる…笑



松田聖子さんの曲のカバー


「SWEET MEMORIES」



これが…また…
まるで…山崎さんの持ち歌のように…
めちゃめちゃハマってて…
聴いてて…なんとも心地よい…





「コイン」


♪気づいたら 君の名前を呼んでいる~




このサビのフレーズが
心に滲みるんだよね!!


また次の曲は…
同じような世界観が感じられる…


「ベンジャミン」



物寂しい…世界観が広がる…
それが…心象風景として…浮かび上がり…
なんとも言えない切ない…気持ちになって…
じっと山崎さんの歌声に耳を傾ける…
山崎さんの表現する世界に…どっぷりと浸る…



そして

ヴァイオリンの音色が幻想的な世界を
より際立たせてくれ…その旋律がなんとも美しい


「星に願いを」


憂い…悲しげな世界が広がるも…
その美しいメロディーや旋律に惹きこまれ
心象風景には…壮大な世界が…果てしなく…
星空が…鮮やかに浮かび上がる…



…もう…圧巻!!
感動そのもの…でありまして…



そして…



♪いつもまたね 本当にありがとう
 朝も昼も夜も 夢中になってくれて
 あの時の心で誰かを愛せるのなら
 大人になることもきっと悪い事じゃないあいあい~



「ア・リ・ガ・ト」





穏やかな旋律で…
素敵な…メロディーのこの曲…
山崎まさよしさんの歌声…唄い方にぴったり合っている感じがして…



ここでの
MC…

物販においてある高級チョコレートの話題…笑
有名なチョコレート職人(ショコラティエ)が作ったらしい…



山崎まさよしさん曰く…


「出元は確か…」…笑
「なんせ、今日が最後ですから(ツアー最終日)…整理を…」…笑


…そして…



「最近、ちゃんと手紙とか書いてますか??」



…なんて
山崎まさよしさんいは珍しすぎるほど…
べたべたな…笑…
あまりにもストレートすぎる…笑
もっとひねりなさい…笑…
…と言いたくなるような…
べたべたな…前振りで…



映画「春を背負って」の主題歌

「心の手紙」



…べたべたな前振りにはツッコンでも…笑
…歌にはツッコミ…一切無用…


いやあ…いい曲だ―!!


一部ラストは…


「One more time One more chance」


ピアノで弾き語る…





…情景が…心象風景が瞼に浮かんでくる…
…切ない思いになって…心に滲みる…
何度聴いても…
めちゃ素敵な曲ですよね…




二部は…


ユルイMCからスタート!!


このホールにひと際目立つ…
立派な…立派な…
パイプオルガンを眺めながら…


「ご購入…???…どうですか??」…笑

「「チャラリ― 鼻から牛乳」…あれですよ」…笑


他には…
休憩時間にチョコレート買ってもらおう!!…笑
…の話をきっかけに…お客さんとのやりとりの中から…
今後の物販にしたら…よいものを考えるコーナー…笑



お客さんから
チケットホルダー
サングラス
とっくりなど…


そんな客席からの言葉を盛り込んで…笑えるエピソードを…


話題の〆の言葉は…


「よくよく考えたらなんでこんなもん買うたんやろう???」…笑


話題を替えて

今度は
今回のメンバーさんの話…

「普段のお二人…ベースは…ぴょんぴょんとび跳ねて…
 サビはコード(シールド)がはずれてベース音なしとか…
 それに比べると…」…笑


今回の山崎さんの心配事は…
「打ち上げにきてくれるのか???」
…といったことのようでありまして…

…なんでもレコーディングのとき…終わるととっとこ帰っていったそうな…


そんな心配は…杞憂だったようで…



弦楽四重奏のみなさんを紹介がてら…
ワンフレーズ…演奏してもらうことに…


ファーストヴァイオリンの室屋光一郎さんの演奏は

「チャラリ― 鼻から牛乳」…笑えます…

ビオラの榎戸崇浩さんの演奏は


「燃えよ!ドラゴンズ」

…笑…山崎まさよしさん!
このドラゴンズの球団歌…
まったく知らないよ―で…
なんでこんなにこのフレーズで会場が盛り上がるの???
…ってな顔をしてました…笑



チェロの堀沢真己さんは…

通り過ぎる救急車で…落とします…笑



そんな…楽しいMCの後は…



チェロの音色から始まって
ストリングス全体に広がり…
そして…山崎まさよしさんの温かい歌声が絶妙に絡む


「あじさい」



ギターとヴァイオリン弾む音色…
大地を駆け抜けるような…壮大な世界が広がる

「メヌエット」



…から



「水のない水槽」

…へと…



細かく刻むチェロの音色
間奏のヴァイオリンの音色が印象的な…
非日常的な…世界が…心に広がる…


弦楽にぴったりの曲!!
…といってもいいくらい!!



とことん深く…深く…聴き入って…
1音も逃したくないくらいの
美しい演奏
…そして…山崎まさよしさんの歌声でした…



MCは…


1998年頃の思い出を語る…


「98年の僕は、水の上を跳ねる魚のよう…」
「当時の「僕はここにいる」のPVみたけど…凄く細い!!」


…楽しい雰囲気で…
笑いが起こるごとに…


当初感じてた…
緊張感…硬い感じは…まったくなくなり…



このクラシックの殿堂

愛知県芸術劇場コンサートホールの…この空間が…
いつのまにやら…アットホームな空間に…



続いて


ピアノで

「つばめ」

…を演奏…


情景がすぐさま浮かび上がる…
それが切なくて…心に滲みる…


優しい歌声…
それに…ヴァイオリンの美しい音色もコラボして…
その心地よさと言ったら…

歌声が…
素晴らしい演奏が…
ホールの隅々まで…響き渡り…
壁…天井などに滲みわたっていく…
そんな素敵な時間なのでした…



そして


「花火」


山崎まさよしさんの…のびやかな歌声…
しみじみと…壮大に…かつ繊細に歌い上げてくれて…
もう…感動もの!!


次の曲は

「Flowers」



ギターの軽快な音色に…
誘われて…
ここになって…はじめてお客さんの手拍子が…



そして

「ドミノ」



前奏の疾走感溢れるストリングス

この頃から…
クラシックのホールなのに…
お客さん…気がつけば…総立ち…
もちろん…私も!!


間奏では
クラシック…
ビバルディの四季(冬)をも盛り込んで

後半は…
実に気持ちよく


お客さんと一緒に



ラララララ~と大合唱!!




そして
ストリングスの前奏の後
ボイスパーカッションを駆使しても


「FATSMAMA」



お客さん!もうノリノリで…
手拍子も熱く熱く!!
雰囲気は…いつもの
●●会館でのコンサートであるかのよう…





「最初の厳かな空気が潰れ…今日はこのホール出入り禁止覚悟で楽しんでって欲しい!
たぶん、この席は立つような席ではないでしょうけど…」…笑




…この言葉に…98パーセント…のお客さん…
スタンド・アップ!!…笑



本編ラストは


「晴男」



元気づけられる
山崎まさよしさんのオリジナルの中での
お気に入りの1曲

「晴男」


♪心配ないさ~ 略~ 僕らはいつだって同じ空をみているのさ~
 略~ 泣いたり笑ったりしながら~♪





このサビのフレーズ…メロディ…
そして山崎まさよしさんの独特の張りのある歌声が絡まって…
ホント最高…


…心が元気になれる…素敵な曲なんですよね…


めちゃめちゃ元気づけられる!!
もちろん!!

ラララララ~と大合唱!!




UNは


Stingのカバー曲


タンブリンでのリズムを
ループマシーンに入れての


「Englishman in N.Y」




山崎まさよしさん!
まるで…この曲が…持ち歌みたいに…自然体…驚!




そして


「セロリ」


SMAPが唄った以上に
(実は…SMAPが唄ったのを一度もTVでも観たことないかも…汗)
山崎まさよしさんが唄っているのを何度も何度も…
聴いているんだけど…

何度聴いても
…聴いてると…
…肩の力を抜いて…ぼちぼち頑張ってみよーか…
そんな気持ちになっちゃいます…



唄いながら
古典的な初歩的なマジックを披露…笑

「ここのホールで手品やったの、僕が最初でしょう!!」


…と満足げ…



…そうそう…
この日がツアー最終日だから…
手品やったことのネタばれしても…いいそうな…笑




ラストは…
お客さんにフィンガースナップをリクエスト!
その音と弦楽四重奏

そして山崎まさよしさんの歌が美しく溶け込んで…

このまま時間が止まって欲しい!!
…と思えるほどの…
素敵な2時間半なのでした…




「HARVEST」…収穫…






まさに…この夜…
山崎まさよしさんの歌を聴きにこうしてここにきたことが…


まさしく

「HARVEST」…収穫…


…と言える
素敵なコンサートなのでした…