今日は最良の一日

人生は今日の連続です。

「天地明察」冲方丁・著、角川文庫

2012-05-31 19:35:13 | 
何か小説でも読みたいなぁ・・・・
と、思って本屋に行き、山積みになっていた本を買ってしまいました。


時代は江戸時代前期
渋川春海は渋谷の金王八幡に奉納されている絵馬の算術の課題を夢中になって解いていた。
そこに一人の少女が現れる。
からんころんと絵馬が触れ合う音が風に響いていた・・・

当時の日本の暦は800年前に中国から伝わった暦、すでに誤差が生じていて問題になっていた。
天を測り地を測り、初めて日本独自の暦を作り出した男の物語。


先日、日食という天体ショーがありましたが、今の世ではそれを正確に予測できるのは当たり前ですよね。
でも、400年も前、地動説さえおぼつかない時代に、今に比べたら粗末な測量機器を使って、太陽と月と北極星などを測り、その軌道を算定し暦を作るということは大変な作業だったと思います。

第7回本屋大賞受賞作品。
秋には映画化されるみたいです。
映画も楽しみです。



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