今日は最良の一日

人生は今日の連続です。

桂小五郎の恋物語

2007-06-14 20:58:17 | 歴史
京都に行くと幕末に思いをはせてしまいます。
幕末史に登場する志士たちは、若かったため、彼らを取り巻く恋物語が殺伐とした歴史に彩りを添えています。
その中でも、桂小五郎はなかなかもてていたようです。
まず、江戸で剣術修行をしていた頃、その道場に通っていた千鳥という女と恋に落ちています。そして、千鳥は桂の子供を産んでいます。名は小弥太。
千鳥は子供が生まれたことを知らせに、子供を抱いて桂のいる京都に向かいますが、時は正に蛤御門の変の直後、京の町は朝敵となった長州藩士の残党を、会津藩士や新選組が血眼になって探している最中でした。
乞食になってようやく京にたどり着いた千鳥は誤って巡回中の会津藩士にぶつかってしまい、斬られてしまいます。そこへ通りがかった会津藩士秋月悌二郎が小弥太を引き取って育てています。
ただ、京で活躍していた桂小五郎には幾松という恋人がいました。幾松が桂と正式に結婚した松子婦人です。
蛤御門の変の後、桂は幾松の助けを借りて、京の町を落ち延びています。
京から逃れた桂は城崎に隠れ、その後、出石に隠れています。
城崎では宿屋の女中と出来てしまい、子供を身ごもらせています。ただ、この子は流産したらしいです。出石では身を隠すための偽装とはいえ、結婚までしています。
時が流れ、出石に隠れている桂を長州が必要とする時が来ました。幾松が桂を迎えに行きましたが、このとき、偽装結婚の相手を努めさせられた娘は、幾松をどのように出迎えたのか?今となっては分かりません。


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