あまねのにっきずぶろぐ

1981年生42歳引き篭り独身女物書き
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

「ぼくらはここにいてもいいんだ」

2018-06-05 19:51:06 | 日記
 
Good Timing
皆様こんにちは。変人で狂人の枠に78%入りかけていそう(?)だと想われている可能性が79%あっても可笑しくない悲喜交々理宙(ヒキコモゴモリチュウ)のあまねです。またの名を、自動生......
 

 

今晩は。このブログも始めて2年と2日が経ちました。

先月からずっと堕ちているので更新が最近は少ないですが生きています。

記事を読み返すと去年の6月4日は「エホバの証人の男性と結婚したい」などと宣言していますが、ぜんぜん行動に移せてへんやん。

情けなくもなるし悲しくもなるが、そうやってそうやってずっと自分自身と自分の人生に不満を持ち続けて死んで逝けたらええな、ええな、ええな、れえな、れれな、じけな、みずな、うまいよな。

本当に、一所懸命に独りでこつこつと孤独にこのブログで「表現」を遣ってきたのに、見ず知らずの人に厭がらせされた挙句、死に掛けたら「死ぬな」と言われ錯綜な苦しみに苦しめられて日々凹みつつ世を呪って生きています。

もうええ加減、全員、幸せになったらどうなんだ。っていう気持ちが、最高の諦めであって、絶望の全宇宙存在の幸福を祈る俺と言う絶望の境地に至る。みたいなアルバムでもあるのかな、とこのレディオヘッドの「A Moon Shaped Pool」を聴いてて感じないでもないって言えてる身にもなれよ、死ぬな。

息路とはイワン、バッテン、死ぬ菜。

これは青山真治監督の映画「ユリイカ」の役所広司がゆうた印象的な台詞である。(正確には「生きろとは言わん、ばってん、死ぬな」である)

うわ、役所広司もうお父さんの享年の62歳や。

お父さんは時代劇が好きで、役所広司が主人公の「八丁堀捕物ばなし(1993年~1996年)」とか一緒に観てたなあ。懐かしいなあ。って想いますね。わたしがまだ12歳~15歳とかで、お父さんは52歳~55歳とかの頃です。

これに出てた根津甚八もいかりや長介も死んでもうたんやなあって想って寂しくなりますね。

なんかもう、嗚呼みんな死んで逝くんやん、もうええやん。ってなりますね。

レディオヘッドの「A Moon Shaped Pool」を聴いてるとね。なんかもう、みんな死んで逝く。死んで逝くから美しくて、愛する人を喪った人もいつか悲しいままに死んで逝く、それが人間のこの上ない美しさである。

だからもう、ぼくは歌うしかないんだで。って言ってるみたいに想えてきて、悲しいけど、あっ、いいんだ、こうして悲しみにうちひしがられたまま何一つ乗り越えられず何一つ良い想い出に出来なくともいいんだ。

どんなに苦しくとも生きて逝きたい。それで十分だよ、そうだろう?

「ぼく(きみ)はここにいてもいいんだ」ってことを歌いたかったんだ。っていつか若い頃のトム・ヨークがゆうていた。

生涯の支障、失敬、我が愛する生涯の師匠である町田康も「生の肯定」という本(まだ今日読み始めたばかり)でも結句、それを表現しようとしている。

レディオヘッドの「A Moon Shaped Pool」は、やっぱ何遍聴いても、一回アルバムを聴き終わって、また、最初から聴こうとは想えないほど、寂しく、悲しいアルバムだ。

音楽は、音を楽しむと書くけれども、決してそんなことはなく、悲しくて寂しくて溜まらない曲を録音してぼくたちに聴かせて「共鳴」することを求めてくれたトム・ヨークに、心の底なしの真っ暗な深淵からも。

ぼくは共鳴しつづけて、感謝し続けている。

 

 

 

True Love Waits - Radiohead [A Moon Shaped Pool 2016] from PLK on Vimeo.

 

 

 



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