あまねのにっきずぶろぐ

1981年生42歳引き篭り独身女物書き
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

BSE(狂牛病)の起源は人の死体を牛の飼料にしたことによる感染か

2016-08-12 13:20:53 | 狂牛病と認知症の関連性
BSE(狂牛病)の起源が、牛が人の肉を食べていたことによる可能性、そして人がその牛の肉を通して人の肉を食べたことによるCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)感染である可能性の話は以前にも載せましたが、もう少し詳しく書かれているページをもう一度載せたいと思います。



BSEの起源はクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)

(以下転載)




 BSEの起源については、これまでにいくつかの仮説が提唱されていますが、いまだに謎のままです。
そのような中で、英国ケント大学のアラン・コルチェスター(Alan C.F. Colchester)と彼の娘、エジンバラ大学獣医学部のナンシー・コルチェスター博士(Nancy T.H.Colchester)が、最近のランセット誌にBSEはCJD由来という新しい仮説を提唱しました。
(The origin of bovine spongiform encephalopathy: the human prion disease hypothesis. Lancet 366, 856-861, September 3, 2005. )
 その概要をご紹介します。

 1960年代から1970年代にかけて、英国では数十万トンもの哺乳動物由来の全骨、砕いた骨、死体のさまざまな部分を肥料や動物の餌の原料として輸入していました。
その50%近くはバングラデシュ、インド、パキスタンからです。
インドとパキスタンでは農民が大きな骨や死体を川から集めて売っていましたが、その中には動物だけではなく、かなりの量の人の死体も入っていました。

ヒンズー教徒が死体をガンジス川などに捨てる習慣があるためです。
著者はすくなくとも1950年代後半から、動物の骨などに人の死体が混ざったものが輸出され、それは現在も続いていると推定しています。
実際に、カルカッタのディーラーが人の骨をインド、パキスタン、米国に輸出したことで告訴されたという報道もありました。
 
 1960年代には、フランスとベルギーの港でインド亜大陸からの動物由来副産物の中に人の成分が見つかり、これらの地域から輸入する動物を原料として用いていた英国の飼料会社に警告が送られたことがあります。
 これらの背景をもとに、著者はなぜBSEが英国で発生し、ほかの国では起きなかったかを次のように考察しています。

1.英国は上記の時期にインドとパキスタンからの動物由来副産物の最大輸入国であったこと。
2.英国は牛に高蛋白飼料を与えて牛乳の生産量を増加させるための研究と実用化の面で世界のリーダーであったこと。
3.英国は肉骨粉を1-2週齢の子牛に与えていたこと。
 

 インド亜大陸でのCJDの発生状況はほとんど分かっていません。
最初のCJD例は1965年に報告され、1968年から1997年の間に、インドでCJDとして登録されたのは69例でした。
しかし、発展途上国では診断体制や報告体制が整備されておらず、解剖されることも稀です。
そのため、この数は実際よりもかなり少ないのが普通で、著者は1960年代から1970年代にかけて毎年150例のCJD患者が発生していたと推定しています。

インド国民の80%はヒンズー教徒なので、毎年120人のヒンズー教徒がCJDで死亡していたことになります。
そして、その死体のかなりの数が川、とくにガンジス川に捨てられたと推定しているのです。
 CJDの牛への感染実験は行われたことがないため、CJDが牛に対してどれくらいの感染力があるかは分かりません。
著者はCJDのサルへの感染実験の成績から、もっとも少なく見積もっても一人の死体には牛に対して約300 ID50の感染価があると推定しています。
 これらの状況証拠から著者が提唱した仮説は、以下のとおりです。

1.BSEは人のCJDに由来する。
2.牛は輸入した哺乳動物原料に混じっていた人の死体から作られた餌を食べて感染した。
3.原料はインド亜大陸で、そこから問題となる時期に大量輸入された。






(転載終わり)

悪夢のような出来事が、以前だけのことではなく、現在でも行われている可能性があるということなのです。
認知症の症状とCJDの症状が見分けがつきにくいほど、何故似ているのか、ということにもっと多くの人が関心を示さねばなりません。
いったい何が原因であるのか。
何故、肉を食べれば感染するのか、「タンパク加水分解物」や「アミノ酸など」の食品添加物はどのような肉が使われているのか、何故それが危険であるのか。
人類はこのまま行けば肉食によって滅びてしまう。






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10年後に3人に1人発症する認知症の原因についての考察(肉食、酸性雨、アルミニウムの関連性)

2016-08-12 12:10:56 | 狂牛病と認知症の関連性
「肉食」が「環境」を壊す



知らない人も多いかもしれないが、実は私たちが肉を食べることが環境破壊へと繋がっているのだ。

例えば一つの「ハンバーガー」をつくるのに必要な農地は16平方メートル。

私たちが「ハンバーガー」一つを食べるそのために、森林が切り崩され、自然破壊が進んでいるという。

そしてそれだけには留まらず、そうして育てられた家畜からは酸性雨の原因となるアンモニアなどの汚水ガスも排出される。

国連食糧農業機関による2006年度の調査結果によると、その総量は世界全体の3分の2にものぼるという。







環境問題に対応する家畜ふん尿処理技術



家畜ふん尿と環境汚染の関わりふん尿の貯溜過程や処理過程で発生するアンモニア,揮発性アミン類,硫化水素,メルカプタン,酪酸は,悪臭を拡散し悪臭公害を招く。

ふん尿や農耕地の地表から蒸散するアンモニアは酸性雨または酸性霧の原因となり,土壌の酸性化を進め,動植物の生態系に悪影響を及ぼす。

ふん尿が分解する過程で生成する炭酸ガスは地球温暖化の原因であり,農耕地の砂漠化,動植物の生態系の破壊などにつながる。
メタンはオゾン層を破壊し,地球への紫外線到達量を多くする。

以上のように太気汚染に直接的また間接的に関係するガスが家畜ふん尿から発生している。
現実に北海道の雨はpH4~5 の酸性雨であり,釧路でpH3.03の酸性霧が発生したことがある。

また,本年 4月の北海道上空オゾン層30%減のニュースも報道された。酸性雨に直接関わる N02濃度も環境基準0.06ppm以下とはいえ帯広市内で全道ワーストタイ (0.048ppm) を記録するなどディーゼ、ルエンジン排ガスによる汚染も確実に広がりつつある占言える。

一方,ふん尿や畜舎汚水を大量に投棄すると地下に浸透して硝酸性チッソが地表水や地下水を汚染する。土壌中の硝酸性チッソの許容濃度は10mgリットルであるが,牛舎周辺特に堆肥場付近の土壌はそれをはるかに越えているのが実態である。

ふん尿が河川に流入すると富栄養化し,水系の生態系に悪影響を及ぼし,鮭鱒の遡上を妨げ漁業にも影響が及ぶ。
ふん尿の量が土壌微生物による自浄作用の能力を越えた結果である。
畜舎周辺の土壌環境がふん尿によって不衛生になるとサルモネラ菌や病原性大腸菌群の菌床となり,人畜双方の生活環境破壊につながる。






アルミに関する一騒動 ~約20年前の出来事~



酸性雨が原因?!酸性雨とアルツハイマー病





畜産が酸性雨を降らし、その影響も少なからずあって認知症が増加している可能性も否めることはできないだろう。


アルミニウムだけがアルツハイマーの原因とするにはいささか強引だと思っていたが、もしかすると認知症は肉食によるなんらかの異常タンパク質か病原菌などの摂取と畜産業から排出される膨大な汚水ガスが原因で発生する酸性雨のアルミニウムの摂取、この二つが合わさることが原因としてある場合、人類の肉食というものがどこまでも人類に悪影響を及ぼし続けることが想像できる。





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「このままだと人類は滅亡する」と研究者らが発表

2016-08-07 14:24:33 | 人類への警告
このままだと人類は滅亡する―生物学者らが「第6の大量絶滅期」突入を示唆

今すぐにでも行動を起こさなくては絶滅を回避できないとまで言っているのに、その行動が人類が今すぐにでも何をすればいいかを書いてくれていない。

しかもこの事態は森林伐採や土地開発、二酸化炭素や有害物質の排出などが原因とされ、人間が行動を起こせばリスクを回避できる可能性もあるという。


COWSPIRACY①・・・家畜がおよぼす地球への大きな悪影響。関係者が隠蔽したい『不都合な真実』とは?



国連の出した報告書によると、家畜を飼育することは、車を運転するよりもより多くの温暖化ガスを排出している、と警鐘を鳴らしている


家畜は、今日の最も深刻な環境問題へ影響を与えている最大の要因の一つである





新事実!畜産の温室効果ガス排出量は、18%どころではなかった!!!

2009年世界銀行の顧問2名が発表した報告書によると、
畜産の温室効果ガス排出量は全体の18%どころではなく、
51%だというのだ!!!!!

これは、畜産が原因の熱帯雨林伐採(畜産の場所を確保する為に開拓されたり、家畜の飼料生産の為に伐採される)や
家畜の排泄物も温室効果の原因になる為だ。

つまり“畜産”とは、人が作り出した、気候変動に最も影響を与えている要因なのである。

ここで畜産が占領している地球の資源を下記にまとめる。

・地球上の真水の1/3を消費している
・地球上の陸地の45%を占めている
・アマゾンの熱帯雨林の91%を破壊している
・種の絶滅を誘発する最大の要因になっている
・海のデッドゾーンを生む最大の要因になっている
・陸地の動物たちの生息地破壊の最大の要因になっている
・世界的な飢餓の最大の要因になっている


水の大量消費は上述した通りだが、その他は畜産の為の土地開発が木々の伐採を促し、野生動物たちの生息地を奪っていることから派生している。
その証拠に、1万年前は地球上の生物の99%が野生動物で人間はたった1%だったものが、
今では、人間を除く生物の98%が人間が飼育している家畜であり野生動物はたった2%となっている。

また、海では魚の乱獲がその種の存続をおびやかし、
現在発表されている報告書によると、2050年までに魚が海からいなくなる・・・
という恐ろしい予想もされているのだ。


そして家畜の飼料やバイオ燃料として使う為に、本来人間が食べられるトウモロコシといった食物さえも発展途上国といった経済的に貧しい国の人たちから食糧を奪っているのである。





人類が今すぐにでも始めなくてはならないこととは、一番に「畜産業の産物を一切買わないこと」ではないでしょうか?
畜肉、乳製品、卵、そしてできるならば、魚介類もです。
そうしなければ人類は滅亡するしかないのかもしれない。

政府はこれほど深刻的なことを大々的に世界に向けて公表してくれません。
これでは闇の権力が人類削減計画を練っているなどの陰謀論が世界中で流行っても仕方ないことです。

政府が大々的に公表するまで人々は楽観し続けていくのでしょうか。
しかし政府が大々的に公表するのはいつでもBSE問題のように手遅れの時期であることが多いのです。





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憎しみと正義

2016-08-07 13:27:52 | 存念
広島原爆の日
尊い平和紡ぐ…兄被爆、長男9・11で犠牲


戦争、テロのない世界…米国人へ訴え
 米軍が広島に投下した原爆で当時12歳の兄を失い、2001年9月の米同時多発テロで長男(当時35歳)が犠牲になった伊東次男(つぎお)さん(81)=広島市安芸区=は6日の平和記念式典に参列し、兄を追悼し、長男に思いをはせた。いずれも米国が絡んだ戦争やテロで2人を失った伊東さんは、7年前から米国人にも被爆証言をし、平和の尊さを訴えている。「憎しみではなく、許す心を持たなければ」。つらい過去を抱えるからこそ「核もテロもない世界」を願う。

 オバマ米大統領が広島を訪問した今年5月27日、伊東さんは原爆慰霊碑前であった式典に招待された。兄と長男の遺影をかばんにしのばせ出席し、「兄貴、米国のトップが来て献花してくれたよ」と心の中で語りかけた。

 1945年8月6日午前8時15分。伊東さんは爆心から約12キロ離れた学校にいて大きなけがはなかった。兄宏さんは爆心地に近い旧制広島一中(現県立広島国泰寺高校)で被爆した。直後は軽傷だったが、自宅にたどり着き「『助けてくれ』と叫ぶ友人を見殺しにしてしまった」と話して倒れこんだ。約1週間後、髪がごっそり抜け、次第に容体が悪化。「水を」と求める兄に、母は涙を流しながら脱脂綿で口元を湿らした。兄は「次男、お父さんとお母さんを頼むよ」と言って9月1日に亡くなった。「米国め、こんちくしょう」。伊東さんは子供心に強い憎しみを覚えた。

 2001年9月11日。銀行員だった長男和重さんが働く米ニューヨークの世界貿易センタービルに飛行機が突っ込み、ビルは崩壊した。写真を片手に、夫婦で病院を探し回った。翌年にニューヨーク州の裁判所から死亡宣告を受けたが、遺体はまだ見つからない。

 悲しみと憎しみを抱えていたが、04年に地元の小学生に被爆体験を講演する際、「自分自身の心に憎しみを抱えながら、平和を語っていいのか」と気づいた。

 その後、米国で知り合った現地の日米交流団体からの依頼をきっかけに09年以降、米国から広島を訪れる教師や学生らに家族を失ったつらさとともに、相手を許す心の大切さを伝えてきた。

 「米国との接点ができた自分だからこそ、できることがある。日米の役に立つことが、2人の供養にもなる」。深い悲しみは決して消えることはないが、そう確信している。






憎しみによって平和を築いていくことはできない。と伊藤さんは気づいたんやろな。
憎しみとはどのようなものであっても利己的なものだから。
利己的なものから全ての争いは生まれる。
だから仏教も聖書も憎しみを捨て去り、赦すことの大事さを教えた。
「赦すこと」とは、人間の行う悪を肯定することではなく、悪を行い続ける人の身に自分がなって考えていくことだと思う。

「加害者」と「被害者」とあるなら、自分自身がその「加害者」の身になって考えていくことが大事なんだと思う。
何故、人は悪を行い続けていかなくてはならないのか。
悪とは「他者を利己的な行いによって苦しめる」ということ。
多くの人は誰かに憎しみを感じることが何度もあるだろう。
しかし自分を振り返ってみれば、自分も誰かにとっての悪を行っていることに気づく。

自分は30歳まで家畜の肉を食べ続けてきたけれども、人間がどんなに生きるのに必要だから食べると言っても家畜たちからしたらそれは「他者から与え続けられる苦しみ」以外のなにものでもなく、家畜たちは人間たちから延々と悪を行われていることになる。
しかし自分も含めて、人は誰かを憎むことはするが、自分自身の行っている悪にはなかなか目を向けようとしない。
だから「憎しみ」というのはそれが「利己的」なものであることがわかる。

誰一人、どの生物をも苦しめない、その悪を行わない人は世界で一人もいない。
だから他者の罪を憎んだり、裁いたり、非難するよりも、罪というものが自分の中にも存在していることに目を向けて、他者を赦しなさいということなんだ。

憎しみを持った瞬間から平和は遠ざかっていく。
自分の中にひとかけらでも憎しみが存在しているなら、その発言は人を切り裂く「剣」となってしまう。
そしてその「剣」はやがて自分の身を切り裂こうと降りかかってくるだろう。

どんなにこの世界から苦しみを減らし、良くしたいという思いがあっても、その思いの中に「憎しみ」が隠れていれば、それは連鎖して自分の無くしたい苦しみへと繋がってしまうだろう。
「憎しみ」を捨て去るには、自分の中の「正義」に疑いを持つのがいい。
そしてその「正義」が利己的なものでないかどうかを考え続けていくことが必要になる。
果たして微塵も「利己的さ」はないと言い切れる人間はいるだろうか。
もしいたら、その思想は何より危険である。

「利己的さ」のない人間はこの世に存在し得るのだろうか。
「憎しみ」を捨て去るに一番いいのは自分の中にも同じく「利己的」なものがあることを認めることだ。

BSE(狂牛病)と認知症の関連性3

2016-08-06 02:15:03 | 狂牛病と認知症の関連性



若年性痴呆と診断された患者の中には、vCJDを罹患している可能性が否定できない場合がある。
その理由として、米国の2つの例を挙げることができる。

その1つは、Yale大学でアルツハイマーの疑いで死亡した46名の剖検を行ったところ、6名がvCJDと判明した例である(1)。
 他の例は、Pittsburgh大学で老年性痴呆の徴候で死亡した55名の剖検を行ったところ、3名がvCJDと判明した例である(1)。


2001年の情報だけれども、たったこれだけでいかにアルツハイマーと診断されている人の中にBSE由来のvCJD感染者が紛れ込んでいるかがよくわかる。


65歳以上の高齢者の認知症有病率(平成22年の推定値)は15%、約439万人、7人に1人程度が認知症有病者

少なくとも2010年時で33万8千30人のvCJD感染者の可能性となるのだろうか?
計算、合ってるだろうか・・・?2025年には認知症患者は700万人を突破する、つまり年間53万9千人のvCJD感染者の可能性の計算になるのだろうか?自分の計算があってるのかどうかわからないが、
とにかく恐ろしい数になることには違いない。
しかしもっと恐ろしいのはアルツハイマー病自体がvCJDであるかもしれないということである。





新たに認知症と診断される患者数は、日本を含むアジア地域が490万人で全体の49%を占め、もっとも多い。


もし認知症の原因がBSE病原体であったとされた日には、どれほど人々は後悔するのだろうか。
それは30年余り肉を食べてきた自分もそうだが、「何故もっと早く気づくことができなかったか」と地獄のような日々の中で心から後悔し続けるのではないか。





このサイトに載せてある表をご覧頂きたい。

世界の牛肉生産量の11位以内に日本は入っていない。
しかし世界の牛肉消費量には何故か日本はちゃっかりと10位にのさばっている。
ほかに入っているどの国も生産量のランクにも入っている国ばかりで、日本だけが消費量のランクにしか入っていない。


そして世界の牛肉輸出量も11位以内に日本は入っていない。
これはつまり人間がつらいと殺(屠畜)業を日本人は自国の人にさせる何倍も他国の人たちにさせているということになる。

そして世界の牛肉輸入量には、アメリカ、ロシアとどでっかい国に続いてちっぽけな国日本が続いている。人口比で考えてこのランクインはどういうことなのだろうか?
しかも日本の人口数は2015年で27万人減少し、この表の最後の年2011年では前年に比べ25万9千人の減少だというのに牛肉輸入量は2010年は721トン、2011年は725トンと増加している。
いったいどういうわけなのだろう?


世界の牛肉(1人当たり年間消費量)も当然上位にランクインかと誰でも思うだろうが、何故か21位と随分下のほうになっている。
何故なのか?いったい日本人の食べていない牛肉はどこへ消えてしまっているのだろうか?




食糧の廃棄率では世界一の消費大国アメリカを上回り、廃棄量は世界の食料援助総量470万トン(WFP)をはるかに上回り、3000万人分(途上国の5000万人分)の年間食料に匹敵しています。

 日本の食品廃棄の実に半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられています。


廃棄大国の日本ではあるが、廃棄以上にどこかへ回っているのではないのか?牛肉の一人当たりの消費量が少ないことと牛肉を買う量が少ないことは比例していると思われる。
そしてこの輸入している牛肉というのはスーパーに並んでいるような肉のことなのか?それともくず肉などの肉も入っているのか?
輸入している牛肉を飼料に回しているのか?





化学調味料を使ってないの?と驚かれた、塩だけで味つけしているマクドナルドのポテトですが、実はおいしさのヒミツは、フライオイルの中にブレンドされている牛脂です。
 ラード(豚脂)を使って揚げているお肉屋さんのコロッケがおいしいのと同じですね。







例えば、グルタミン酸ナトリウムなどの化学調味料を入れる替わりに、
タンパク加水分解物を使うことで対応できます。
牛の皮や内臓、眼球などの食肉には向かない部位を
タンパク加水分解物にすることで、
濃厚な旨味成分を簡単に作ることができます。

ラードやヤシ油などを使うと牛以外のものとなってしまうので、
他の脂身の多い肉からとった牛脂を添加することで、
ビーフ100%は嘘ではなくなります。

 実際、高級和牛の牛脂でさえ1kg数百円程度で、もっと安い牛脂もあります。


牛脂はとてつもなく安く入るようだ。それはほとんど本来廃棄するはずの部位から作られているからではないのか。

アメリカ、ヨーロッパでは既に危険として禁止された添加物を使い続ける日本は添加物大国である。
安く輸入した牛肉のほとんどを添加物や脂に回しているのだろうか?
そしてその肉にはスーパーで売られている肉以上のBSE危険性のある部位であることは考えられないのだろうか?






英国の人口比で換算すると、およそ2000人に1人の割合で未発症の感染者が存在する計算になる。



日本のクロイツフェルト・ヤコブ病自体が100万人に一人で、毎年100人以上の感染者と言われているが、6410万 (2013年)人口数のイギリスで2000人に1人と言うと、いったい一年で何人の人がBSE由来で感染していることになるのだろう?
数学が苦手なので計算方法がわからない。しまった。もしかしてそれが3万人と言う数字なのだろうか?
一年で3万人のBSE由来感染者数なのだろうか?



とりあえず輸血治療よりも無輸血治療を選択し、献血は行わないほうがいい。






この調査で分かったことは、この村の多くの人は動物性脂肪をほとんど摂取せず、野菜中心の食生活をしており、肥満はほとんど見かけないということです。


最終的推測で何故か「動物性脂肪をほとんど摂取しない」ことが見逃されているが、ストレスの少ない人なら大勢ほかの地域にだっているだろうし、インド人のほとんどはターメリックを大量に摂っていることを考えても、このバラブガール村の人たちに限ってアルツハイマー発症が極端に少ないことから、これは彼らがほぼヴィーガン(完全菜食者)であることが一番関係していると考えられる。

最早、牛肉だけを断っていてもBSE病原体に勝つことはできないと考えたほうがいい。
原因は、畜肉全般と乳製品、卵、すべての動物性(畜肉性か)成分にまで上る可能性は高いと考えられる。
(養殖の魚介類の餌が何であるのかはまた後日に調べたいと思う)


何故ならその全てが検査の行き届かない動物性飼料によって直接家畜が感染している可能性があるからだ。

人間の血液からCJDが感染するのならば、牛の血液である牛乳からヒトへの感染も十分考えられる。

そして家族性遺伝でCJDが感染するので、鶏が感染していたならば卵にもその病原体が潜んでいる可能性はこれも考えられる。






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明るい未来

2016-08-04 02:46:45 | 人類への警告
第六の大滅亡期が間近に:「人類が地球を守ろうとしなければ、滅亡する」と科学者らが警告


10年以内に深刻な水不足に直面しそうな世界の8都市・一位は東京



人類が「無茶」な肉食さえしなければ、どれだけの種が滅ぼされず、どれだけの飢餓と水不足で死んでいった人を生き永らえさせることができただろうかと思う。

「肉食の代償」とは、家畜の命と滅ぼされた生物と、そしてそれによって飢えと渇きのうちに死んでいった人たちへの代償だと思う。

今この時間にも次々に滅び、死んで行っている。
それをすべて何かで人類は返していかなくてはならないのだと思う。

人類が滅びれば、もう少し賢い種は生まれてくるだろうか。
はっきりしているのは、もう同じやり方は最早やっていけないということだ。
人類は肉食を諦めざるを得ない日まで後もうすぐだ。
そうしてやっと、バランスの取れた世界平和への第一歩を踏み出せるに違いない。

「未来は明るい」
その未来が「人類の滅亡間際」から始まるとしても。

今日は、ぼくちゃんの35歳の誕生日。

実に、どうでもいい。
いや、実に、奇跡と言える。

何のために自分が生かされているか歯を食いしばって考えていく。




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BSE(狂牛病)と認知症の関連性2

2016-08-02 16:38:57 | 狂牛病と認知症の関連性
前回の記事〈共食いの警鐘〉~犬肉食とBSE(狂牛病)~認知症の関連性まで~のBSE(狂牛病)病原体によるヒトのCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)感染の新変異型CJDの発症年齢の転載の箇所について削除、訂正したいと思います。



前回の記事では発症年齢は発病するのは、20歳代の若年者であることが多いです。としか記載されていないサイトをうかつにも転載してしまいましたが、(新変異型CJD[nv-CJD]は、"20代"という若年で発症するケースが多いのは確かなようですが)下の記事の発症年齢は12~74歳(中央値は26歳)のほうが実際に発症した年齢がこれほど幅が広いことが知れるのでこちらを新たに載せたいと思います。



新変異型CJDの精神・神経系症状、初期診断に役立つ発現パターンが判明


まず発症年齢は12~74歳(中央値は26歳)で、生存する一人を除いた罹病期間は6~39カ月(中央値は13カ月)だった。
100人の患者のうち、8割以上の人で発病初期に精神症状があり、神経症状も100人のうち57人では発病から2カ月以内に認められていた。
精神症状が神経症状よりも早く現れていた人は63人、その逆は15人で、残りの22人は発病時から両方ともあったと報告されていた。

 精神症状の現われる典型的なパターン(症例の半数以上で出現)は、発病から4カ月までの初期症状として、不快、引きこもり、不安、不眠、いらつきなどが生じるというもの。
4~6カ月では記憶力および集中力の低下や攻撃性、6カ月以降に方向感覚の喪失や動揺が現れる。

 一方の神経症状には、典型的な初期症状は認められないが、一部の人では4カ月までに下肢や顔の軽い痛みが現れ始める。
4~6カ月以降には半数以上の患者で歩行障害や構語障害、6カ月以降になると筋肉による協調動作の欠如や過反射、ミオクローヌス、尿失禁などが認められるという。




自分は「引きこもり、集中力の低下(うつ)、不安、いらつき」は当てはまりますが不眠がほぼ今のところないようです。





2005年2月4日の時点で、英国での(新)変異型クロイツフェルト-ヤコブ病の患者発生報告数の累計は、154例です。

英国以外の国でも(新)変異型クロイツフェルト-ヤコブ病の患者発生報告があります。
EUROCJDの1996年から2004年末までの統計では、フランスで8人、イタリアで1人、カナダで1人の報告があります。


2005年(平成17年)2月4日、日本国内における変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の発生について、厚生労働省から発表がありました。
2001年(平成13年)12月に40歳代で発症し2004年(平成16年)12月死亡した男性患者について、2005年2月4日、CJDサーベイランス委員会及び厚生科学審議会疾病対策部会クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会が開催され、国内における最初のvCJD症例として確定されたとのことでした。
当該患者(男性)は、平成元年頃、英国渡航歴1ヶ月間という情報があります。


クロイツフェルト-ヤコブ病にはいくつかの型があります。

例えば孤発性や家族性のクロイツフェルト-ヤコブ病は、まれですが致命的な病気で、主として40-80歳の人々で見られ、急速に進行する痴呆が特徴的です。
このような従来のクロイツフェルト-ヤコブ病とは異なって、主としてもっと若い人々で見られる新種のクロイツフェルト-ヤコブ病が、1996年に認められ、新変異型クロイツフェルト-ヤコブ病 ( new variant Creutzfeldt-Jakob Disease : nvCJD )と呼ばれるようになりました。

この新変異型クロイツフェルト-ヤコブ病は、最初は、抑うつ、不安、無感動、引きこもり、妄想などの精神症状で発病することが多く、痴呆などの症状の進行は、孤発性や家族性のクロイツフェルト-ヤコブ病に比べると遅いです。
末期には多くが無動性無言となります。

また、英国での統計によれば、新変異型クロイツフェルト-ヤコブ病で亡くなった患者の半数以上が30歳未満で亡くなっていました。

なお、最近では、新変異型クロイツフェルト-ヤコブ病 ( new variant Creutzfeldt-Jakob Disease : nvCJD )のことを、単に変異型クロイツフェルト-ヤコブ病( variant Creutzfeldt-Jakob Disease : vCJD )と言う場合もありますが、両者は同義語です。




呼び方をしっかりと統一しないというのが、なんともややこしいですね。
古典的なヒトのプリオン病による原因不明の特発性〔孤発性CJD; sporadic CJD (sCJD)〕、BSE感染の新しいCJDは『変異型クロイツフェルト-ヤコブ病(vCJD)』か『新変異型クロイツフェルト-ヤコブ病(nvCJD)』と呼ばれることを覚えておきたいです。





ほかには遺伝性の家族性CJD、汚染された機器や移植感染などによる医原性CJDがあるようです。


阪大病院を震撼させた「日本人狂牛病 疑惑の患者第1号」

ヤコプ病を診断したことのある医師が、最後にこう告白する。

日本にはヤコプ病患者を何人もみた経験のある医師はごく少数です。
高齢者であれば、ほとんどの場合、まず孤発性だろうと先入観を持つ。
死後の病理解剖にしても脳組織が感染力を持っているため、ほとんどの医師がやりたがらないのが現実です。



変異型CJDは認知症、精神障害、孤発性CJDなどの診断を下され、あらゆる理由から見逃されているかもしれません。











BSEの恐怖
本当に怖いのはこれから



FDCに異常プリオン蛋白があるということは、循環血液中にも少量だといえ感染因子が存在する可能性があるのです。
事実、ヒツジにBSEの脳を摂取させ、まだ発病していない潜伏期間にその血液を他のヒツジに輸血したところ、輸血を受けたヒツジがBSEに感染したのです。
また、ヒトのvCJDを発病する前のキャリアーから輸血を受けた患者がvCJDを発病しています。
つまり、ヒトのvCJDには少なくとも血液を介した二次感染が存在するのです。



発病した牛を食べたら人間が感染するわけではなく、発病前のBSE潜伏期間にある牛の肉を食べても人間は感染し、発病する可能性があるということです。

検査されていても潜伏期間にある大量の牛は食肉にされていると思います。
そして人間に感染したCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)の潜伏期間は長くて25年以上と言われています。



鬱症状のある人の脳とアルツハイマー患者の人の脳とBSE感染のCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)の人の脳の変化が良く似ているようです。
前回の記事に書いた海馬(記憶をつかさどる部分)の縮小、萎縮、側脳室部分の拡大の共通点です。

自分も既にCJDに感染していて、これから徐々に脳がスポンジのようにスカスカになっていくのだろうかと思うと他の癌になるなどの恐怖と何か決定的に違うような異様な恐怖の感覚になりました。

自分がもしCJD感染してこれから発病を待ち構えている潜伏期間を生きているとしても、これはしかたないと感じます。
30年余りの肉食はそれだけの罪深いことなのだと納得するしかありません。

とりあえず、畜肉は5年前から食していませんが、もう二度と畜肉、乳製品、卵だけでも二度と摂らないこと。
だけでも徹底してやって行きたいと思います。
もし私がCJDに罹ればいったい誰が私を看るのでしょう…親は他界しているし姉兄と年の離れた末っ子なのでたった一人でほうけたまま死んで行くしかないのかもしれません。


発症を5年遅らせれば認知症患者数は半分以下に


約460万人の患者がいますが、予備群もほぼ同数いるのが現状です。
認知症の予防をしっかりやっていかない場合、ピークとなる2040年頃には、患者数が約900万人、予備軍も同数ということで、合わせて2000万人近くが存在することになると予測されています。
社会保障では高齢者1人を何人の働く人で支えるのかという表現をよくしますよね。
それで言うと、このピークのときには、3人の働く人で1人の認知症の人を支える社会が来る、というのが一番わかりやすい表現だと思います。


今、世界の認知症患者数は4700万人と言われています。
ですから、世界的に見ると認知症の10人に1人は日本人なんですよね。
ただ、欧米は進んだ人しか認定をしないので、実際には総数はもっと増え、日本の比率は下がるのではないかと思いますが、それでもかなりの割合であることは間違いありません。




今の時点で日本で65歳以上の4人に1人が認知症とその“予備群”と言われていますが、その中に本当はCJDかもしれない認知症の人たちが大勢紛れ込んでいる可能性は高いと思います。
自分がその中に入ってもなんら驚くことではありません。
たくさんの人がそうやって死んでいってるのです。
30年余り肉を食べてきた自分は今は食べてないのだから大丈夫だろうと無根拠に安閑するより、脳がスカスカになって行くかもしれない覚悟を決めて生きていこうと思います。







スタートアップ生化学―わかる“生命”のしくみ 椎名 隆

 変異型クロイツフェルトヤコプ病 アルツハイマー病 プリオン病 狂牛病 ハンチントン舞踏病 筋萎縮性側索硬化症

このすべてがタンパク質の構造変化(コンホメーション変化)が関わっており、タンパク質が異常に凝集して細胞脱落を引き起こすのは中枢神経に限られているようです。





脳の変化の共通性の話に戻りますと脳出血、脳梗塞などの病気や、事故による頭部外傷などによって、脳に損傷を受けたときの後遺症の一つ「高次脳機能障害」や、その中の「遂行機能障害」というものも同じく脳室拡大や海馬萎縮が見られるようです。


遂行機能障害① うつとアパシーの違い


①脳室拡大や海馬萎縮とIQとの関連が報告されている。
・深部白質損傷や脳室拡大所見と動作性IQ(PIQ)低下
・左側脳室下角の容積増大と言語性IQ(VIQ)低下
・右側脳室下角の容積増大とPIQ低下
・左海馬の容積減少とPIQ低下





第41回 アルツハイマー病は伝染するのか


1960年代から70年代にかけて、CJDは、発症数こそ少ないものの、脳神経の変性をきたし、行動異常、認知症等を経て、死に至るという不治の病として知られ、臓器移植や血液を介し、ヒトからヒトに伝染することが報告されていました。
その当時から、神経変性を起こす他の病気のなかに、伝染性を有する病気の存在があるのではないか?と、研究者間では密かにささやかれてきました。

今回、国際的に権威ある医学誌「ネイチャー」に、「ヒトからヒトへ、アルツハイマー病に酷似する病理像を呈する疾患が伝染した」という報告がなされ、戦々恐々の事態となりました。
感染源は前述しましたように、死後、ヒトから採取した下垂体の抽出物である、成長ホルモンのようです。


CJDの死亡例のうち、遺体由来の成長ホルモン治療歴がないケースでは、さらに10歳以上高齢な方であっても、「Aβ」の沈着は認められませんでした。


アルツハイマー病の患者さんの下垂体に、「Aβ」の沈着があることも証明され、死体由来の成長ホルモンに「Aβ」のシードが含まれていた可能性が高いことも示しています。




アルツハイマー病の一部に感染病の可能性あり、との論文発表






クロイツフェルト・ヤコブ病に関する消え去らない疑問 : 伝達様式




CJD症例の若年層の増加は、更に組織移植、手術、血液、及び、血液製剤を介する人から人への感染のリスク(危険)を増大させた。
人間、及び、動物における無症状の時期を非感染であると見なすことができないことは明らかである。

人間の食物連鎖にかかわる全ての動物を早急に検査する必要がある。
そしてまた、血液、及び、臓器提供者もCJDの検査が必要である。患者に使用後の外科用、及び、歯科用器具を再使用する前に浸透方法で洗う必要性がある。



臨床上2種類の羊スポンジ状脳症(scrapieスクレイピー)がある。
:タイプIの"かゆみ"とタイプIIの"運動失調・震え"の2種類である。

羊のタイプIIスクレイピーの運動失調はBSE 、 vCJD 、及び、クールー(Kuru)において見られる臨床症状と同様である。
その事実は、 Type II が BSE 、 vCJD 、及び、 クールーの原因であることを示唆する。

BSEの母子感染に関する明瞭な証拠がある。
畜牛、または、ミンクはタイプIの感染源の病原(種類)を接種されると、数匹のみが悪化し、 BSEにおいて見られるのと異なる臨床症状を示す。

畜牛、猫、または、ミンクはタイプIの感染源の病原(種類)に感染された羊の脳を食物として与えられたとき、今までのところ、臨床的に病気を発症した例は無かった。

対照的に、BSEの感染源の病原(種類)を食物として与え、及び、接種すると、100%の畜牛、猫、及び、ミンクが臨床的に病気を発症した。
BSEの絶滅のために、また人間に対する感染のリスク(危険)を減少させるためにBSE に対するワクチンの開発が提案される。
そのような可能性は、十分に検討されるべきである。


通常、CJD は、進行性の知能障害が現れ、アルツハイマー病 (AD)の場合に見られる症状と類似している。
更に高齢の患者においてその患者が生きているとき、2つの病気が常に区別されることができるとは限らないことを強調することは、重要である。



新変異型CJD症例(New Strain CJD Cases)

 新変異型CJD(vCJD)は、英国で確認され、それが若い人々に影響を及ぼすという点が特徴である。
vCJDの臨床経過は、孤発性CJDで通常見られる症状と異なる。

これらの症状は、運動失調型亜急性CJD(An Ataxic Form of CJD)、及び、hGH(死後脳由来のヒト成長ホルモン)由来のCJD発病患者と同じである。
症状は、行動、及び、気分の変調を含み、さらに、抑鬱を伴い、更に足どりの揺れ、及び、織物を織るように歩くことが悪化する。

患者は、踏み外したり、つまずきやすくなる傾向がある。患者は平衡感覚を保つこと、及び、歩く事が困難になり、まるで、彼らが落下すると感じ、サポートを必要とする。
記憶障害は、病気の進行と共に明白になる。
これらの症例は、古典的なCJDと関連している典型的なEEGの波形は示さなかった。

末期のEEGの結果は、いくらかの遅い振幅波形の活動を示した。同様な波形は、hGH治療を受けた患者においても観察される。患者は精神科に紹介されるほど、典型的なCJDの症例の症状と非常に異なる。
これらの症例の全ての初期診断は、脳における、もしくは、尿サンプルにおける nemavirus、及び、SAF を示すことによって診断される。

CJDの為の従来の、そして容認された診断基準に基づいて診断するとこれらの症例は臨床上はCJDの疑いを持つ症例とは分類されないであろう。




CJD症例の通常の診断、及び、確認(Routine Diagnosis and Confirmation of CJD Cases)

 CJDの診断の際にはしばしば問題を生じる。
なぜならば、組織学的検査の準備に時間が要するからである。
動物へのCJDの感染経路の確認は更に長い時間を有する。
それは潜伏期が長いからである。

正しい診断に達する際直面する困難は、この病気の低い発生率や、現在の既知の症例は、おそらく氷山の一角にすぎないことから、一部説明できる。
多数の人々は感染しても何も症状が無く、あってもわずかまたは準臨床状態のみ、もしくは、他の合併疾患によってCJD症状が隠されていると考えられる。


プラーク(Plaques、班)

 免疫組織化学染色により、CJD脳組織において2種類のプラークが確認された。
(ⅰ)アミロイドβ(ベータ)-蛋白陽性(APP)プラーク、名称はアミロイド・プラーク、それらは、AD(アルツハイマー病)の証明である。
小量のAPPは約15%のCJD症例に観察された。
(ⅱ)プロテアーゼ抵抗蛋白陽性(PrP 27-30kDa)プラークは、PrP33-35kDa前躯体蛋白質(PrPc)から由来した物である。
PrP陽性プラークはAD、及び、その他の非SEの神経学的異常患者には観察されてない事を指摘する事は、重要である。
 
 BSE型の病原体により感染した人々の、最も明瞭な神経病理学的特徴は、染色されたPrPプラークの大きさの多様性であり、2-35mmを示す。免疫組織化学染色により、細胞周囲のPrPプラークは広範囲に大脳、及び、小脳に分布し、さらに、少数のPrPプラークが脳幹神経節、視床、及び、海馬において存在している事を示した。






この本にはこれらの調査結果は、プリオンがその病原体ではない事を明瞭に論証する。

これらの研究、及び、調査の最終結論は、PrP自体が病原体ではないことを示唆する、従って、伝染性の病原体は、PrPsc以外の何かである。
従って、それは、ウイルスでなければならない。


と素人にはかなり理解するに難しい言葉がずらりと並べられたあとに結論を述べられていますが、もしBSE感染病原体が、接触感染や空気感染もするウィルスのようなものであるか、または変異した場合、感染率はさらにけたたましく増加することになってしまいます。








ヤコブ病患者 病院転々





脳外科手術の際に「ヒト乾燥硬膜」を移植された患者が、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)に感染した問題で、厚生省の関連機関「国立予防衛生研究所」(現・国立感染症研究所)が1987年6月に開いた会議で、硬膜移植後に感染が確認が確認された世界最初の症例を取り上げていたことが28日、わかった。

同研究所は同省にも会議の議題を連絡していたが、注目されることはなかった。
88年2月にも同省研究班からの危険性の指摘を見落としていたことがすでに判明している。


第1症例の報告を受けた直後の87年に廃棄勧告を取った米国と比べ、その違いは際立つ。
結局、厚生省が硬膜の回収を指示したのは、その10年後の97年になってからだ。



*****薬害ヤコブ病の経過*****

73年    厚生省がドイツのBブラウン社のヒト乾燥硬膜を輸入承認

76年    厚生省研究班がヤコブ病の研究を開始

87年2月   米国疾病対策予防センターが世界最初の硬膜移植によるCJD感染を報告

   4月   米国が危険な硬膜の廃棄を勧告

88年2月   厚生省研究班が、感染ルートの1つとして硬膜移植を指摘

96年5月   英国での狂犬病と新型ヤコブ病の関連が問題となり、厚生省が国内CJD患者の緊急実態調査を開始

  11月   大津地裁で薬害ヤコブ病提訴

97年3月   厚生省がヒト乾燥硬膜の回収命令

   9月   東京地裁でも薬害ヤコブ病提訴   








なぜ「ヒト乾燥脳硬膜」による医原性ヤコブ病が日本に多いのか?


最終的にLyoduraは1973年厚生省で輸入承認されて以降,24年間のあいだに,推定約40~50万枚が使用され,少なくとも30万人が移植された.
論文では,Lyoduraによる感染の危険性は1000~2000人につき1人と記載されており,長い潜伏期を考えると今後も日本では発症者が増加する可能性がある.







このクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)という病気自体が私は人類の「肉食の代償」のように思わずにはいられません。
人類はこれからこのクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)によって何百年、いや何千年、何万年と肉食の贖罪をし続けていかなければならないのかもしれない。




最後になるが,この論文は,驚くべきことに「ブタ硬膜移植」によってCJDを発症した世界初の症例1例についても記載している.
1988年に手術を受け,134ヵ月後に発症.臨床像,病理像は孤発性CJDと区別がつかない.
本当にブタ硬膜が原因なのか確証があるとは言えないが,もし本当だとしたら,豚におけるプリオン病はこれまで認識されていないことから,何とも不気味な話である.




「豚におけるプリオン病」の可能性、これは高いように思います。
BSE感染の恐れのある牛の死体で作った飼料を長年大量輸入してきた日本の畜産物からあらゆる食材まで、可能性を否定できる食材は最早ほとんどありません。


販売しているところは少ないですが、なるべく有機肥料(動物性肥料)も使っていない自然農法か、植物性肥料を使った有機食材を買うのがいいです。




あんまり一度に長くなってしまうのもあれなので今回の記事はここで終えたいと思います。






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BSE(狂牛病)と認知症の関連性1

2016-08-02 15:35:31 | 狂牛病と認知症の関連性
*「BSE(狂牛病)と認知症などの関連性」のカテゴリーでまとめたいので、前回の記事からBSEのところから切り取ってもう一度貼り付けて投稿したいと思います。
 「前と同じ記事やんけ!」と思った方はすみません。





最近、こんな疑問を持ちました。












今年3月には、フランスでBSE感染牛の新たな発生が確認されたばかりか、昨年はアイルランド、ノルウエー、スペイン、スロベニア、カナダ(以上、各国1頭)、英国(2頭)でBSE感染牛の発生が確認され、一昨年は、フランス(3頭)、スペイン(2頭)、ルーマニア(同)、ドイツ(同)、ポルトガル、英国、ブラジル(以上、各国1頭)でBSE感染牛の発生が確認されている。

このように、BSEは決して過去のものではなく、発生件数は少なくなっているものの、現在も発生が続いているのである。
 
そのなかでも問題なのが、異常プリオンが含まれている肉骨粉を含む飼料を原因として発生する定型BSEではなく、原因が不明で発生する非定型BSEである。
 前者は、肉骨粉などの動物性タンパク質飼料の使用規制によって発生を抑制することができるが、もちろん飼料規制が不徹底であれば発生は継続拡大する。





日本で牛のBSE検査の大幅緩和というニュースを知って思ったのですが、BSEの潜伏期間は潜伏期(症状が出るまでの期間)はほとんどの場合が4年から6年で、平均5年から5.5年と推測BSEの潜伏期間は潜伏期(症状が出るまでの期間)はほとんどの場合が4年から6年で、平均5年から5.5年と推測と言われていますが、3年~7年、おおよそ8~10年、または10年以上、数年∼25年以上という推測もあるようです。
だとすると5年前に肉を断った自分ですらもう潜伏状態にあるかもしれないし、今このときに潜伏状態の人が大勢いる可能性だってあるわけです。









そんなに恐ろしいリスクを負ってでも何故人は肉を食べ続けるのだろうかと疑問に思いました。




BSE(狂牛病 《Mad - Cow Disease 》は俗称で、正式な名称は、牛海綿状脳症《bovine spongiform encephalopathy : BSE 》)と
それがヒトに感染して発症すると考えられているCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)はウィルス説があるようですが、原因は、感染性を有する異常プリオン蛋白と考えられているようです。































一般的には耳にすることの少ないこの病気だが、症状がアルツハイマー病に似ていることから、アルツハイマーと診断され死亡した患者を病理解剖したらクロイツフェルト・ヤコブ病であると判明するという事もある。
 病理解剖でないと判別が難しいので、アルツハイマーと診断されているクロイツフェルト・ヤコブ病患者の実数は不明である。









うぅむ…このニュースは初めて知りましたね。日本でニュースになったのだろうか。









認知症の増加が著しいことと症状が良く似ているBSEの関連性はあるのではないだろうかと推測します。




それで、色々肉について調べてるとよく行き当たるこの話ですね。







小杉中央クリニックの院長さんが言ってはるとなんだか説得力がありますね。





「まだ、肉を食べているのですか」
ハワード・E・ライマン&グレン・マーザー著より、抜粋されたものです。


あなたが食べている牛も「肉を食べている」ということだ。
牛がと殺(屠畜)されると、その重量の半分は食用にはならない。
つまり腸や内容物、頭部、ひづめ、そして角などで、骨や血も「食べられない」。

そこでこれらは、「レンダリング・プラント」(動物性脂肪精製工場)というところに運ばれる。
そして巨大攪拌機 (かくはんき)に投げ込まれる。
 ついでに言うと、「病気で死んだ牛は丸ごと放り込まれる」。




しかし盲点になっているのが、その米国産飼料を大量に輸入して国産牛を育て国産牛肉は作られているということです。






(3)動物保護施設で安楽死させたペットたちが、毎年600万から700万頭もの犬や猫たちがここに運び込まれる。

それらは、攪拌機に投げ込まれる。
それらの残骸を再利用する。
たんぱく質の原料などは、乾燥され、茶色の「肉骨粉」に加工されて、牛のえさになる。

(4)アーカンサス州の平均的な農場では、毎年50トン以上の鶏の糞便を牛にエサとして食べさせている。
その農民たちは「鶏の糞がなかったら、俺らの飼っている牛の半分は売るしかないさ。他のえさは高すぎて買えないんだ。」と言っている。

(5)家畜用穀物は、人間用に比べ、びっくりするほど高濃度の農薬残留が許可されている。
アメリカで消費される農薬の約80%は、たった4つの穀物をターゲットにしており、それがとうもろこし、大豆、綿花、そして小麦だ。
そして、遺伝子組み換えの植物がえさになる。

(6)農務省の調査でも、99%のブロイラーの死骸から、E型大腸菌が検出されている。
 さらにアメリカで消費されるチキンの約30%がサルモネラ菌に汚染されている。











このサイトには大量の家畜などがレンダリング・プラントされた後のショッキングな画像がありますので閲覧に注意してください。










という本の中身の転載が書かれています。


非常に自分自身もショッキングな内容でした…





英国のケント大学のアラン・コルチェスターとエンジンバラ大学獣医学部のナンシー・コルチェスター博士が『ランセット』(2005年9月)にBSEの起源について大変興味深い報告をしている。
その内容は、BSEの起源はCJDであるというものである。
つまり、人間のスポンジ脳症が牛に伝染したのではないかというショッキングな内容である。

概要はこうである。
イギリスは1960~1970年代にかけて、数十万トンもの哺乳類動物由来の死体のさまざまな部分、全骨を肥料や飼料として輸入していた。
その多くがバングラディシュ、インド、パキスタンからであった(インドは医学用の人骨輸出国で有名。
カルカッタのディーラーがヒトの骨を米国やパキスタンに輸出して告訴されている)。
インドとパキスタンでは、輸出用に大きな骨や死体を川で集めて売っていました。
まさに死体ビジネスである。
インド、パキスタンはヒンズー教徒の国であるが、ヒンズー教徒は死体を川に捨てる習慣がある。
その中に動物だけでなく、ヒトの死体もかなり含まれていた。


ここで、インドやパキスタンでヤコブ病があったのかが問題となってくる。
実は1965年にインドで最初のヤコブ病が報告され1968年から1997年までに69例のヤコブ病患者の登録があるのだ。
診断体制や報告体制が整備されていない現状を考えるとこの数字は氷山の一角に違いない。
そうすると、ヤコブ病のヒトの死体を食べた、牛が感染したということになる。

ただ、まだヒトヤコブ患者の脳をすりつぶして、牛に感染させる実験が行われたことはありません(ヒトからサルへの感染実験は成功している)。
これがもし本当だとすると、ヒト→牛→ヒトというスポンジ脳症連鎖である。
人間も共食いになる。






この本も大変興味深いので読もうと思いますが、こちらに合わせて眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎
 ダニエル T.マックス
という本もBSEとCJDとの関連の謎を解明するのに読みたいと思います。


「眠れない一族」のほうのレビューに

現実問題としてまずショックだったのは、日本人は人種としてこの病にかかりやすいという記述でした。

BSE(狂牛病)=スクレイピー(羊や鹿などがかかる)=クールー病=クロイツフェルト・ヤコブ病は、簡単に言えば、プリオンと名づけられたたんぱく質が異常な折りたたまれ方で次々とコピーされ、脳がスポンジのようにスカスカになって死に至る病です。
それでは、狂牛病にかかった牛の肉をどれくらいの量、どれくらいの期間食べれば発病するのか?という点ですが、この本に書かれていることによると、研究では、たとえば特定の種類の羊がスクレイピーにかかりやすいが、他はそうでもないということがわかったそうです。

そして、狂牛病が広がっていたのにイギリス政府が漫然と何の手も打たなかった時期、感染牛の肉を少なくとも一口でも口にした人は当地にたくさんいたはずですが、では発病した人としない人がいるのはどうしてか?という問題で、これも様々な研究の結果、たんぱく質であるプリオンをコードする遺伝子の型によって違いが出てくるのではないか、という結果が出ました。

 それは、ヘテロ接合体とホモ接合体と呼ばれる違いで、日本人のほとんどは感染しやすいホモ接合体遺伝子だそうで、日本が早急にアメリカ産牛肉の輸入を禁止したのは、そのためでもあったそうです。


とありますね。






人肉食というと非常に嫌悪感や不快さを感じるのが多くの人間にあると思います。
「食べたら物凄くやばい」という本能が人間に備わっているのも確かでしょう。
でももう手遅れかもしれません…
私も貴方も、もうすでに家畜の肉を通して、人肉や人の内臓や骨を体内に吸収し続けてきたのかもしれません。


自分はそういった意味の危険の感覚のようなものもあったからか、五年前に肉を断ったときはなんでもっと早く断てなかったのかとのたうつほどの心境で苦しみ後悔しました。
未だにずっと後悔し続けています。


だから一人でも救いたいのです。
人類の一番とも言える危機は肉食にあるのだと。


肉を食べなければ健康に長生きできないという考えの人が驚くほど多いです。
しかし菜食が一番健康的だと発表する栄養学者や医学研究者は世界中に後をたちませんし、私としても無理をして完全菜食にならずとも、
良質な穀物、野菜、果物、豆類などとお魚さんなどの魚介類をたまに食べる程度で十分人間は健康に長生きできると思うのです。



もし自分に子供が生まれたなら、畜肉は一切食べさせません。給食だろうと外食だろうと一切を禁じます。
それは子供が大切だからです。
肉の危険性は多すぎるのです。
神経質になってでも子供を危険から守りたいというのは親の自然な愛情じゃないでしょうか。


でも多くの人が本当に肉の問題について無関心です。









もしBSEに感染してしまうと、脳がスポンジのようにスカスカになってしまい自分自身の存在すら忘れて認知症のように呆けたまま死んでいってしまいます。







上の健康な人に比べて、下のアルツハイマー型認知症の人の脳では、黄色い矢印で示した空洞(側脳室下角(そくのうしつかかく))や、赤い矢印で示した空洞(側脳室体部(そくのうしつたいぶ))が広がっているなど、異常がみられます。



蝶々のような形の脳室部分が明らかに拡大されているのがよくわかりますね。










一方、CJD(プリオン病、クロイツフェルト・ヤコプ病)の人の脳はどうかと見てみますと




正常な脳

脳萎縮が急速に進行し、大脳白質の容積の減少に平行して脳室が著明に拡大してきます。




同じく脳室部分の拡大が見られるようです。




CJDは主に灰白質*を侵す疾患であり,白質は保たれる傾向にある.
CTでは萎縮のない病初期には正常像を呈する.
しかし,経過観察すると脳萎縮が急速に進行する.
 鑑別疾患として,ほかの認知機能障害をきたす疾患(Alzheimer病や前頭側頭型認知症)があげられるが,基底核病変や拡散強調像での異常信号の有無が鑑別のポイントになる.



*大脳皮質 大脳の最外層を覆っている灰白色をした層(灰白質)




大脳においては、皮質の部分に神経細胞体が密に集まっているため、大脳皮質=灰白質です。

大脳の深い部分には神経線維が多いため、大脳の髄質=白質です。

少し難しい事を言いますが、大脳の深い所や間脳・中脳にも神経細胞体の密な場所、すなわち小型の灰白質が散在しており、「核」と呼ばれています。
 添付図の赤字で示されている構造が、様々な「核」です。




非常にややこしいですがCJDは脳の周りと外側の部分の萎縮や異常が見られるようです。


一方、認知症の脳も灰白質部分の萎縮や喪失、異常変化と脳全体の萎縮があるようです。



アルツハイマー病(AD)は最も一般的な神経変性疾患で、認知症の主因である。
灰白質病変に加えて白質の変化が、疾患発生における重要な病理学的特徴として認識されている。





苦手な分野なので膨大なサイトを調べていくうちに頭がこんがらがってきましたが…何日かに読むのを分けてでも最後までどうか御付き合い頂きたいと思います。






図1

脳が萎縮して,萎縮したために脳のしわが深くなり,溝が深くなって,しわがたくさんある,という状況です(図1)



図2

図2 アルツハイマー病(上)の脳の断面に海馬の萎縮が見られ,脳室が拡大している。下は正常対象




アルツハイマー病というのは海馬から大脳の灰白質にある神経細胞が障害されて死んでいくものですから脳が萎縮していくというわけです。
ここに脳室という部屋がありまして,脳室には水がたまっています。
この脳が萎縮する結果,脳室はこのように拡大していく。
特に大事なのはここの部分でして,海馬がもうここはほとんど見られない,これだけ本来あるべきものがペらんペらんになっているのです。
 そこにある,本来脳室というのは見えないぐらい小さいものなんですが,こんなに開いている。




一方、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の脳(下の画像)ですが、よく似ていると思いませんか?
ややこしい話ですが、これはBSE感染の新変異CJDの脳ではないようです。





CJD患者の脳 MRI



通常の老人の脳(左)とアルツハイマー型認知症患者の脳(右)。
解剖学的な特徴の違いが示してある。
 アルツハイマー型認知症患者は大脳皮質、海馬の萎縮、および脳室の拡大が見られるようになる










牛肉や豚肉など赤身肉を食べ過ぎると、2型糖尿病の発症リスクが上昇することが、米国の約15万人を対象とした調査研究で判明した。研究者は「肉を食べすぎると、糖尿病の危険性が増します」と注意を呼びかけている。



糖尿病まで異常プリオンが関係しているのかもしれません。

さらに異常プリオンはあらゆる人体の部位から検出されてきているようです。


異常プリオンを筋肉・脾臓から発見
CJDで死亡した患者の筋肉と脾臓から異常プリオンを検出したと、スイス、チューリッヒ大病院の研究チームが2003年11/7、米医学誌ニューイングランド・オボ・メディシンに発表。
CJDはBSEと同様に、異常プリオンが原因とされる。CJD患者の異常プリオンは従来、主に脳など中枢神経組織から検出されていた。
ところが、筋肉などからも見つかったことから「医療行為が原因で感染する可能性が出てきた」と研究チームは指摘する。
 1996年~2002年までのスイス国内で死亡した弧発性CJD患者32人の筋肉と脾臓を高感度の検査法で調べた結果、10人の脾臓と8人の腰や胸の筋肉から異常プリオンが発見されたという。








クロイツフェルト・ヤコブ病の症状

行動異常、性格変化や認知症、視覚異常、歩行障害などで発症します。
数カ月以内に認知症が急速に進行し、しばしばミオクローヌスと呼ばれる不随意運動を認めます。
 発病より半年以内に自発運動はほとんどなくなり寝たきりの状態となります。


認知症のさらに苦しい病気だと思いますが、認知症ですら、その介護にあたった家族にとって、それは悲しく、空しい死に方なので残された家族はその傷を治すのに長期間が必要になる場合が多いようです。
事実、うちの母の姉のところに一歳のときに養子に行った上の兄のところのおじさんが認知症が進んでそのまま亡くなり、兄は一人で子供を二人抱えながらも数年間働く気力すら失ってしまいました。




苦しめたくない御家族がいるのなら、肉食はやめられたほうが良いのではないでしょうか。







厚生労働省の2015年1月の発表によると、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。
認知症の前段階とされる「軽度認知障害(MCI: mild cognitive impairment)」と推計される約400万人を合わせると、高齢者の約4人に1人が認知症あるいはその予備群ということになります。
 医療機関を受診して認知症と診断された人だけでもこの数字ですから、症状はすでに出ているのにまだ受診していない人も含めると、患者数はもっと増えていくと考えられます。



予備群をあわせると4人に一人、最早「自分は大丈夫」とは到底言っていられない状況です。
だって今の高齢者の人たちはそれ以下の年齢よりずっと肉食はしてきてないはずです。
昔は今より肉食中心の社会ではなかったからです。
それで4人に1人なら現代人が高齢になって行くと認知症予備群は2人に1人とかになってもおかしくはないでしょう。



なお、認知症は高齢者だけの病気ではありません。
65歳未満で認知症を発症する場合もあり、「若年性認知症」と呼ばれています。
 若年性認知症はアルツハイマー病が多く、とくに40代、50代の働き盛りで起こると老年性の認知症よりも早く進行し、症状も重くなる傾向があります。




非常に鬱症状とよく似ているので自分は欝症状は19歳頃から顕著ですが、実はそれは軽度の若年性アルツハイマーも関連している可能性も十分ありますね。
それの原因の一つに実はBSEが関係していてもおかしくありません。




高齢者の認知症発症率と比べると数は少ないですが、2009年時点の若年性認知症者数は全国で約3.8万人と推計(※厚生労働省の発表により)されていますので、現在ではもっと増加していることが予想されます。
 また、うつ病や統合失調症などと間違われやすく、診断の難しいケースもあるため、実数は10万人に及ぶのではないか、ともみられています。




若年性認知症の要因

・アルコール中毒
・脳卒中
・抗精神病薬の使用
・うつ病
・薬物乱用
・父親の認知症
・10代での精神機能の不良
・低身長
・高血圧



この一番上に「肉食、BSEとの関連性」と出てくる時代が来るのかもしれません。


肉食中心のアメリカで「心疾患とがんについで3番目に多い死因に浮上している」のも関連は深そうです。


人間を苦しめ、致死率の高い病気のほとんどが肉食や動物性の食品に関係しているように思います。

しかし動物性のものは食品以外からも人間は摂取しています。


このサイトから転載させて頂きます。






牛由来の医薬品,その他の用途および抽出臓器
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アキョウ            漢方薬の配合成分(骨,皮膚)
アプロチニン          急性循環不全(肺,耳下腺)
インスリン           糖尿病(膵臓)
カゼイン            栄養剤(乳)
肝臓エキス           肝臓用剤(肝臓)
牛胆 胆汁エキス        利胆剤(胆嚢,胆汁)
グルカゴン           分泌機能検査(膵臓)
睾がん乾燥末          滋養強壮剤(睾がん)
ゴオウ             動物生薬(六神丸などに配合)(胆石)
コンドロイチン硫酸ナトリウム  関節痛などに(肩甲骨,軟骨)
心臓エキス           滋養強壮(心臓)
ステロイドなど         ステロイド剤(胆汁)
ゼラチン加水分解物       栄養剤(骨)
胎盤エキス           皮膚炎・膚あれ(胎盤)
唾液腺ホルモン         初期老人性白内症など(唾液腺)
チトクロ-ムC         脳梗塞など(心臓)
デオキシリボヌクレア-ゼ    壊死組織の除去(膵臓)
トロンビン           局所止血剤(血液)
トロンボプラスチン       局所止血剤(肺)
ヒアルロニダ-ゼ        浸潤麻酔の増強(睾丸)
副腎エキス           関節の疼痛,腫張の緩解(副腎)
プラスミン           繊維素溶解酵素(血液)
プロトポルフィリン       肝臓用剤(血液)
ペパリン            血栓塞栓症など(肺,腸粘膜)
幼牛血液抽出物         脳梗塞など(血液)
牛血液抽出物          脳梗塞など(血液)
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医療用具関係
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コラ-ゲン     吸収性縫合糸,コラ-ゲン注入材,創傷被覆保護材,手術部止血剤,歯科骨填材,歯科組織再生誘導材料,人工血管コ-ティング材
          
ゼラチン      人工血管コ-ティング材
心のう膜      生体人工心臓弁(牛,豚の材料から作られたものをいいます)
          生体パッチ(心臓・血管手術でもちいられる)
ペパリン誘導体   血管チュ-ブ(合成樹脂)へ使われる
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医薬部外品として
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エラスチン     靭帯
カゼイン      乳
血液除蛋白抽出物  血液
コラ-ゲン     皮膚,骨
ゼラチン      皮膚
胎盤エキス     胎盤
脳脂質       脳
ヘパリン      軟骨
ひ臓エキス     ひ臓
プロテオグリカン  結合組織
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化粧品関係
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エラスチン     靭帯
カゼイン      乳
牛脂        脂肪
胸腺抽出エキス   胸腺
血清アルブミン   血液
ケラチン      皮膚,骨
ゴオウ       胆石
骨髄油       骨髄
プロテオデルミン  結合組織
血液除蛋白抽出物  血液
コラ-ゲン類    皮膚,骨
ゼラチン      皮膚
胎盤エキス     胎盤
脳脂質       脳
ひ臓エキス     ひ臓
ペンタグリカン   眼
ムコ多糖類     胃
ラクトフェリン   乳
コンドロイチン硫酸ナトリウム  軟骨
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自分はヴィーガン「動物性のものを一切摂らない」をまた目指しているので
5年前から「ゼラチン、動物性油脂で作られたろうそく、動物性成分の入っている石鹸や化粧品や洗剤類、牛骨炭で白くさせている白砂糖」などを極力買わないようにいつもすごい気を使っています。
一番大変なのは白砂糖かもしれない…なんせベジ食材にも使われている可能性があるからです。
「砂糖」としか表記されていないのはほぼ安価な白砂糖です。






・ヒアルロン酸→鶏のトサカ

・セラミド→哺乳類の脳や酵母発酵

・コラーゲン→哺乳類、魚類、鳥類などの様々な部分から

・スクワラン→サメ類の肝油

 ・プラセンタ→牛、豚、羊などの胎盤


化粧水などの化粧品は特に全てhttp://jp.iherb.com/などで「vegan」の表記のあるものだけ買っています。

また、これに加え、自分は使用したことはないけれども…コンドームなどの潤滑油にも動物性油脂が使われています。



何からBSEなどが人間に感染するかはわからないので、極力できるならば植物性商品に切り替えるか、薬剤などにもできる限り頼らないようにするのが良いと思われます。




大変あらゆる情報を一度の記事に詰め込んでしまい長くなってしまいましたが、今日は犬を家族と呼ぶ人の多い犬肉食の問題から始まり毛皮、皮革の話を挟みましたが「共食いの危険性」というテーマでひとつまとめてみました。







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