先日、無性に玄米が食べたくなりました。
正確にいうと
会社勤めをしていた頃のお弁当用につくっていた玄米ご飯が食べたくなりました。
思い立ったら、作らずにはいられない。
当時のレシピを探し出して
納屋から、玄米を持ってきて
籾殻がついている玄米を取り除いて
雑穀と炒った黒豆を混ぜて
久しぶりの玄米ご飯。
会社勤めをしていた頃は、休日に玄米ご飯のおにぎりをたくさん作って冷凍にして、
平日にはそれを会社に持参してお昼に会社のレンジでチン。
インスタントの汁物を作ってランチ。
そのうち、玄米おにぎりだけだと飽きてきたので
2個のうち1個は白米のおにぎりに。
残業で遅くなる時には、夕食分も持って行って
残業前の休憩時間に食べてたな。
ハードワークで体調を崩さないように気をつけていたあの頃。
水泳も週1～２回通っては、出来るだけ２ｋｍは泳ぐように心がけて。
だって、元気でなければ仕事もプライベートも楽しくなくなる。
効率も悪くなる。かけなくていい迷惑もかけてしまう。
そんなふうに、感じていたから今のセラピストとしての自分があるのだと思う。
セラピストになってからは、
本来の人の身体というものは、すばらしくよく出来ていて
素晴らしい力を秘めているんだと確信を深めている。
ま・・・少々懐かしくなってしまった玄米ご飯の味を
噛みしめながら、そんな原点に還っていくのも悪くないのかも知れない。
実家に帰って来てから長い時間が過ぎてしまったけど
未だ段ボールの中にある、昔使っていたモノとご対面する機会が増えている。
あの頃やその頃の自分の想いとか・・・
いろんな目に見えないものにも触れている気がする。
昔の青すぎて恥ずかしく馬鹿馬鹿しい自分ではあるけれど
それでも何かその頃の若々しくみずみずしい感性が
そこに存在しているような気がしている。
何か時間が経つことで、いろんなことが浄化されているのかも知れない。
辛いこともいっぱいあったはずなのに、
なにかどこか、キラキラしている。
思いがけず、長い時間を生きているんだよなー。
