シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

プチプチの看板

2018-12-09 20:00:14 | 世の中あれこれ
新幹線から見える看板は、独特なものが多い。
時速250㎞から一瞬にして見えるものだから、
普通の内容ではない物がある。

「プチプチ」は、その最たる有名な看板だ。
梱包に使われる空気泡の緩衝材でおなじみの、
あのプチプチである。

この緩衝材の50%のシェアを持つ、
川上産業(株)の広告だ。
写真の看板は、新幹線沿線・・いや、
全国でもこの一つだけだ。

当初は、普通に商品名を入れる予定だったが、
高速で通過する乗客の目に、
一瞬でもインパクトがある物をということで、
このような渦巻き形の文字になったという。


場所は、神奈川県の大磯町。
下りに乗ると、相模川を渡ってすぐの左側だ。
最初はもう少し手前、右側にあったのだが、
そこは平塚市だった。
5年前に、平塚市の景観条例で建てられなくなり、
現在の大磯町に引っ越したのだ。

先日、この看板を見たくて行ってみた。
平塚駅北口から、神奈中バスの二宮駅行に乗り、
「寺坂宮前」で下車。歩いてすぐの所にある。
バスは日中1時間に1本だけだ。
それもまたレアな物を見に行く感になる。

テレビでも何度か紹介されたこの看板。
プチプチの文字の中に、
「ペチ」と「ポチ」の文字も混ざっている。
中ほどの小さな文字の所だ。

もちろん、新幹線の乗客からは見えない。
この看板を探して、訪れた人を楽しませようという、
そういう趣向らしい。


二つ隣の、「727」の看板も有名である。
こちらは、大阪の727(セブンツーセブン)化粧品。
業者向けの企業だが、
一般の消費者にも知って貰おうということで建てられた。
こちらの看板は、新幹線沿線に多数設置されているが、
やはり「何の会社?」と話題性があるようだ。

新幹線沿線の看板は、平塚市のほか、
静岡県も富士山側の看板を、景観を理由に規制している。
だが、看板も車窓の楽しみの一つ。
プチプチや727は、旅のアクセントを添えている。
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