シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

電子メールの日

2009-01-23 10:03:37 | きょうは何の日?
今日1月23日は、「電子メールの日」だそうだ。

単に、1,2,3の数字並びから制定されたようだが、
1995年の1月23日から施行され、
今年がちょうど15年目である。

メールの功罪・・は、
ここであれこれ語るまでもない。
今や、生活の一部となったメール。
パソコンや、携帯を持っていない人でも、
メールを必要とせざるを得ないような、世の中になった。


私の場合、
メールで友達を作ったり、連絡することが多い。
当然、嬉しい思いをしたこともあれば、
つらく悲しいこともあった。

メールで一言だけ、
「あなたは大切な人です」とあった時は、
どんな美辞麗句よりも嬉しかった。

逆に、こちらの真意が伝わらず、
「カノンさん、あなたは周囲の人を傷つけるだけ」と、
言われたこともあった。

メールの文字は、誰からもが共通だ。
たとえ、顔文字や絵文字を多用しても、
相手の真の気持ちは、文章からしか得られない。

だから、どんな言葉でも、
よく選び、相手と向かい合う気持ちで、
送っていきたいと思っている。


とはいえ、
私の携帯はソフトバンクなのだが、
相手が絵文字を送ると、
画面いっぱいに、その絵が動き回る。

♪のマークだと、
画面に♪が散らばり、動き回る。
とても綺麗で、メールが華やかになる。

時々、ハートマークが送られる。
すると、大きなハートマークが現れる。
唇のマーク(キスマーク)の時は、
唇が大きく、画面に浮かんでは消える。


ちょっと恥ずかしくて、他人には見せられない。
いや、
そういう相手がいること自体、シークレットだが・・。

もっとも、
普通の、仕事や地域で一緒の女性でも、
平気でハートマークを使ってくる。

それも、メールの楽しみというものだろう。
私も喜んで使っているが・・・。
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プラネタリウムで

2009-01-22 10:37:27 | 日常から

『ではみなさんは、そういうふうに川だと云(い)われたり、

乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものが

ほんとうは何かご承知ですか。』

この冒頭で始まる、 宮沢賢治・「銀河鉄道の夜」。

 

昨日、横浜のプラネタリウムに行った。

何年ぶりかに見たプラネタリウムだったが、

上映されたのが、この「銀河鉄道の夜」の話だった。

 

昔、絵本で読んだことがある。

ジョバンニとカムパネルラの二人の少年が、

天の川を走る銀河鉄道に乗り、様々な星や星座に出会う。

北十字星から、南十字星に向かう旅。

白鳥の群れ。 まっ赤に燃える、蠍座の話。 ケンタウロスの祭り。

 

プラネタリウムでは、美しい映像と音楽とともに、この名作をなぞっていく。

絵本を見ても難しい物語だと思った。なので、うろ覚えのまま大人になった。

ただ、 二人の少年と銀河鉄道という、

その二つの言葉は、ずっと夢とノスタルジックの中にあり続けた。

昨日、 プラネタリウムという空間の中で、 この物語と向き合うことができた。

 

こんな素敵な話だったのか・・、と思う。

映像の最後に、 静かに字幕が浮かぶ。

『もっと銀河鉄道の旅をしてみたいと感じたら、

  宮沢賢治の、「銀河鉄道の夜」を読んでみませんか・・?』

 

26分の星の旅。 幸福な時間だった。

 

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