シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

学校も窮屈になったな

2022-06-18 10:56:48 | 世の中あれこれ

昔話を語って、現代と比べてもしょうがない今。

しかし、最近になって目にしたニュースには

なんだか辟易としてしまう。

 

学校、それも小学校から高校まで全てに当てはまるようだが、

3つの「禁止」ワードが出てきた。

 

アダ名の禁止。

男女一緒のプール授業。

体育座り。

 

どれも私の子供の頃は当たり前であり、

疑問にも思ってなかった事なのだが、

今はこれらが問題になり、議論の対象になっているようだ。

 

アダ名はいじめにつながり

プールは性問題、ジェンダー問題につながり

体育座りは腰痛などの健康問題につながる

 

何それ? いつ誰が疑問を持ち始めたの?

というか、今この時代になぜ突然?

 

ここで私も肯定や否定するつもりはないが、

今はネットなどを通じて一部の少数の声から、

実は世間全体が問題視してます、という流れになっている。

変えるべき、直すべき所はこういう声を重視して良いが、

上の3点は本当に変えるべき?という思いがある。

 

私もたしかに小学校四年の時、

クラスで「本当に一人一人のアダ名は良いものかどうか」を話し合った事がある。

一人ずつ自分のアダ名をあらためて黒板に書き、

みんなで文字として見て、

その言葉が傷つけたり、侮辱したものでないかどうかを話しあった。

その結果、半分くらいのクラスメートのアダ名は

『これは良くないよ』という結果になり、

その後皆で無理にでも呼び方を変えた、という事があった。

その後このクラスは、今でも連絡を取り合う程の仲良しになっている。

 

結局、こういうふうにクラスで話し合えばいいだけの事。

それを、『アダ名は禁止。さん付けで』などと学校が決めるのは

全くもってナンセンス。

こんなのはイジメの根絶になどならない。

 

プールも然り。

私など高校は共学で、いつも男女一緒にプールに入ったが、

それで性的云々など全くなかった。

『○○君は意外と泳げる』とか『△△さんはプールサイドでもよく喋るな』とか、

そんな普通の友達目線でいた。

体育座りも、

高校生が腰痛だなんて、当時はあり得ない話とも思っていた。

現役の学生時代は、なんでも巻かれて耐えられたわけだ。

 

学校が禁止します、というならもう仕方ない。

でも、学校が窮屈な場になってるな、という感じはしている。

上の写真は私の母校の小学校。

ちょうど体育座りの写真を見つけたので拝借させて戴いた。

こういう姿が全て懐かしいものだったが、

これがこの先、「あってはならない姿」に変わるのか。

 

コメント
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