公共曲 & 狂騒曲

一度も練習を休まなかったオーケストラの演奏者は、本番に欠席した。 そんな笑えるような笑えぬような不定期ブログ。

第十四話 キャバクラ

2008-05-14 12:02:50 | Weblog
第十四話 キャバクラという世界  5月14日(水)


お気楽ブログ・・、いや、
私の全てのブログを通じて、
初めてとなる、「お水の世界」の話。
アンダーグランド・ストーリーというべきか・・。

最近、キャバクラに行く機会が多くなった。
最初は、知人に連れられて行ったのだが、
そこで、ある一人の女の子と知り合った。

そう、出会ったのではなく、「知り合った」というレベル。
つまり、キャバクラという店を離れた部分でも、
とても大切な女性になった。

この子を、「Kさん」と呼ぶ。
今回の記事は、私自身の、心の奥底を公開する、
ちょっとシビアで切ない話だ。


キャバクラには、いろいろなルールがある。
店に入ってから帰るまで、
居酒屋で、ちょっと一杯というのとは違う、
さまざまなシステムがある。

客の側も、女の子の側も、
ある意味、このシステムによって動いている。

「指名」がある。
気に入った子を、最初から指名して入る「本指名」と、
店の中で、気になった子を隣に呼んでもらう「場内指名」。
どちらにも、指名料が発生する。

以前、キャバクラのキャの字も知らない頃、
友達に連れられて行った店で、
遠くの席に座っている子が気になり、
ボーイに頼んで、隣に座ってもらった。
それが、場内指名であった事を、つい最近知った。

「ワンタイム」。
最初の一時間(Kさんの店はだが)を指す。
だが、この一時間が早く感じる。
楽しい時間は、すぐに経ってしまうということだ。

そこから先は、30分単位で「延長」となる。
時間毎に、ボーイが知らせてくれる店と、
「自動延長」といって、知らせてくれない店がある。
Kさんの店は知らせてくれるので、有難い。

その他、当然ながら飲食の代金がかかり、
最後に税金がかかる。
私の場合、Kさんを指名して、
3時間くらいいて、3万円ほどである。

   ∞∞∞

以前、「お水の花道」という番組があった。
銀座のクラブが舞台で、ママは財前直見さんが演じた。

この、第四回目の内容が、今も心に残る。
小松政夫さん演じる中年男が、このクラブに通いつめる話。

妻を亡くし、定年退職した小松さんが、
今まで入った事もなかったこのクラブに、ふらふらと入る。
そこで、財前ママが気に入り、通い詰める。

仕事一筋で、遊んだ経験のないマジメな小松さん。
退職金を使い込み、クラブ通いの毎日。
店では、大金持ちの優良客という扱いを受けていた。

「同伴」というシステムを知らなかった小松さんは、
ある時、出勤前の財前ママをデートに誘う。
しかし、そのあと店に出勤しようとしたママを見て、
この日は、公休日だから会ってくれたと勘違いしていた。
そんな男性だったのだ。

しかし、小松さんの娘が、
父のこの行動を知り、ママに直訴する。
「父を、店に来させないように言って下さい」

ママは悩む。
お客様に、来店するななどと言えない。
しかし、小松さん親子を想い、決心する。

ある時、いつものように来店した小松さんにママは、
「小松さん、いつも一人でいらっしゃってますけど、
 たまには、他の方も連れて来てください。
 こういう店は、お客様が他のお客様を連れて来て、
 輪が広がっていくシステムなんです。
 毎日いらっしゃっても、決して最良のお客様ではないんですよ」

小松さんはショックを受け、
「失礼いたしました」と言って、寂しく店を出る。
店長は激怒した。「お客様に何てことを!」

しかし、後ろで見ていた黒服氏は、
「それでいい」とうなずいた。


小松さんはやがて、花屋を経営し始め、
ある日、店に大きな花束を届ける。
「楽しい思い出をありがとうございました」と、手紙を添えて・・。

   ∞∞∞

Kさんとの時間はとても楽しい。
彼女の笑顔にはとても癒されるし、
普段見る姿とはまた違った、はつらつとした元気を感じる。

しかし、
学業と両立していくことの難しさや、
店のノルマなどに悩む彼女を想うと、
客だから何でも聞いてほしい、何でもやってほしい、
という気持ちにはなれない。

だからこそ、一緒に楽しみ、
キャバクラという店を通じた、上質な心のお付き合いをしたいと、
いつも願っている。

あまり、いいイメージのないキャバクラという店だが、
決して低俗な遊びではない。
大人が、システムとルールを守りながら、
より楽しく遊んでいける場所である。

キャバクラに行くたびに、
この、お水の花道の、このストーリーを思い出す。
遊ぶということ。
家族がいるということ。

そして、
お金はかかるけれど、
基本は、人と人が触れ合っている場所だということ・・。

Kさんを通じて、
こういった世界を勉強させてもらっている私。
今、この年齢だからこそ、
そういう勉強の機会に恵まれていると思っている。

第十三話 涙を見せる時

2007-09-06 12:27:30 | Weblog
第十三話 泣いてしまった話  9月6日(木)

    

こちらのお気楽ブログは、
忘れ去られたような存在になってしまった・・。

ボルフガング250という、崇高なIDを手にしたのに、
これでは、その名が泣く。

泣く・・泣く・・

今回のテーマが決まった。 「泣く」だ。

こじつけの今回だが、
今までとはちょっと違う、「泣く」ことを考え、語ってみたい。


「泣く」にも、悲しい時、嬉しい時、痛い時、大笑いする時・・。
いろいろあるが、やはり悲しくて泣くのが一番だろう。

私は、あまり泣かないほうだ。
ましてや、人前ではほとんど泣かないのだが、
生涯、二度大泣きしたことがある。

最初は、大学に合格した時。
これも、普通は合格発表の番号を見て泣く、
というのがパターンだろうが、
私の場合はちょっと違った。

番号を見た瞬間は、「やれやれ、あった」という、
いたって冷めた感じであった。
そのまま、駅に向かって帰る途中、
大勢の、発表を見に来る連中とすれ違う。
「へへー、俺は受かってたよーん」と、一人でにやけてたが、
(いや、これは彼らに失礼だ)と思い、すまし顔で歩いた。

その時だ。
表情を冷静にした途端、気持ちも大きく振れたのだ。
(受験勉強した甲斐があった・・、大学生になるんだ・・
もう、高校の友達とは離れるんだ・・)
と思ったら、ドッと涙があふれ出た。

あわてて、顔を隠して歩いたのだが、
目の前に、「区立○○図書館」の看板。
その図書館に入り、トイレに駆け込み・・

思いっきり泣いた。
あんなに泣いたのは、記憶に無いほど・・。


二度目は、友達の結婚式だ。
高校時代の、一番の親友の結婚式。

別に、お互い何を苦労しあったとか、
結婚式に思い入れがあったとか、
そういう気持ちはなかった。

ただ、彼が最後の挨拶の時に泣いた。
それを見て、私も泣けた。
それだけだったのに、とにかく涙が止まらなかった。

友達・・それも、男友達の涙を見て泣いたなんて、
後へも先へも、この時だけだ。

結婚式って、なぜ泣けるんだろう。
華やかで、喜ばしい日のはずなのに、
両親はともかく、なぜ友達まで泣いてしまうんだろう・・。

私の結婚式の時は、この彼も来てくれた。
私の時は、みんな最後まで笑って終わった式だった。


さて・・
女性の涙にはとにかく弱い私・・。
泣かれるともうダメである。

今までお付き合いした女性は、
どういうわけか、全員、私の前で一度は泣いている。
私のせい・・?ばかりでもないが、
とにかく泣かれてうろたえて・・の繰り返し。(情けない)

というか、
女性は皆、一度は彼氏の前で涙を見せるのかな・・と思う。
それが、直接彼氏が原因ではなく、別の理由でも・・。


大人になって、だんだん歳をとっていくにつれ、
相手の女性の涙の理由が、深くなってくる。
特に、相手も自分と同年代ならば、
なおさらその意味は大きい。

「女の涙に騙されるな」ではなく、
「涙の理解をしてあげる」気持ちを持っていたい。




『先生が泣く』というのも、
深い思い出として残るものだ。

卒業式で、担任の女の先生が泣く、というのは定番だが、
中学の卒業式が、今も思い出に残る。

厳密にいえば、式が終わったあとだ。
私達は、最後の思い出として、校庭でサッカーを始めた。
すると、英語の女の先生の声が、校庭のスピーカーから聞こえた。

『もう帰りなさーい、卒業式は終わったのよー。』
最初は、先生も私達も笑いを含んでいた。
が、やがて・・

『○○くーん、元気でねー。△△くーん、演劇頑張ってー。
××くーん、野球部続けるのよー、□□くーん・・』

先生は、一人ひとり、姿を確認できる生徒を端から呼んで、
メッセージを送っていた。

そして、私の名も呼ばれた。
『カノンくーん・・優しさを忘れないでねー』

そのあと、職員室の中と校庭で、みんな泣いた。
優しさを持った人でいたい・・
この時の先生のメッセージが、今の私を作ってくれた。






人は、「怒らせること」が一番簡単。
次が「泣かせること」。一番難しいのは「笑わせること」だという。

それだけに、「泣く」というのは、
自分、相手、環境・・
どんな状況でも、「簡単であり難しい」感情表現なのかもしれない。


泣き顔は見せたくない。
でも、
誰かにすがって、思いっきり泣きたい。
そして、
自分を頼って、泣いてほしい・・。

それが、正直な思いでもある。


人として、素直に泣きたいな・・。


→「涙とストレスの深い関係」


泣くのは、財布の中身を見た時だけの私

第十二話 5月生まれの女性

2007-05-08 16:14:11 | Weblog
第十二話 5月生まれの女性って・・・? 5月8日(火)



お気楽ブログを書き始めて11話が進んだ。
そして、
工藤投手の話題まで来たところで・・・

お気楽ムードは止まってしまった・・ 

ちょうど、昨年5月だった。
本線ブログである「シャープ&ふらっと」の記事が、
それまでと比べて、長めになったこと。
私自身がパートやら何やらで、あちこち出歩くようになったこと。
でもそれ以上に、
二つのブログを書く気力が失せていたこと・・。

いろんな要因でストップしていた「お気楽ブログ」。
とにかく、この一年、
こちらのページを開くと、工藤の顔が登場していた。

その工藤も、いつの間にか横浜に移籍していて・・。
これはいかん! 巨人のユニ着た工藤がいつも登場では、
お気楽の名がすたる・・・ってなわけで、

一年ぶりに、こちらに書き込むことにした。

「更新進んでませんね~」なんて貴重な?声もあったし・・



さてさて、簡単ですがご挨拶はここまでにして・・・ (んー誠実!)
久しぶりの記事、本題に入ります。

止まってしまった5月に敬意を表して・・・
5月生まれとは、一体どういう人達か・・・???



この二年間に限ると、
知り合った人・・特に女性に限定するならば、
実に4人が、5月生まれである。

いや、知り合うといってもいろいろだが、
決してヘンな関係ではない。
良い友達として、連絡を取り合える人である。


古くは、学生時代にお付き合いした人のうち、
2人が5月生まれだった。

そこで、この6人の方達に限っていえば・・だが、

みんなしっかりしている! ということだ。



甘ったれな人がいない。
皆、芯の強い女性で、考え方も発言もしっかりしている。
なにより、一匹狼的なところが強い。
一人で行動するタイプが多く、
よく、「一人で行ってきました」 「一人で飲んできました」
というメールなどを受け取る。

そのくせ、心の中では寂しがり屋なのか、
一人になると、泣いてばかり・・という人が多い
どこかで自分を抑えているのかな・・と思う。


生まれ月で、性格は一概に決めつけられないと思うが、
とにかく5月生まれの強さ、は共通している。
「奇数月の奇数日生まれ」は、特に芯が強いそうだ。
この6人の中では、4人の方が奇数日だ。

さらに、血液型まで範囲を広げると・・
6人のうち、4人がA型。 2人がO型。
これが大きいのかな・・なんて思うが。



ただし・・こんなこと言っていいのかわからないが・・
私に言わせれば、
「ちょっとエロス」
系な人が多い
とっても常識ある、清潔清廉な女性なのだが、
意外と、アバンチュール(←死語?)な過去を持つ人達・・

多羅尾伴内ばりの、七つの顔を持つ男・・ いえ、女。

この6人のうちの一人というのは、中学時代の彼女。
(古い人物を引っ張りだしてしまった・・)
学年一の秀才で、とにかくマジメな子。
でも、授業中に、私と交換日記ばかりやってました・・。

そして、お嬢サマ学校といわれる、某女子高に進学したが・・。

高校時代の彼女といえば、ナンパされただの、彼氏宅に二泊しただの、
才媛の面影はなかった・・。
でも、「これでいいと思ってるの」と胸を張っていたあたりは、
5月生まれの強さだろうか・・?

その後知り合った5月生まれの女性方も皆、
「自分のした事には自信を持っている」と言うなど、
強い人だな・・という印象を受ける。




5月生まれは向上心が強いという。
マジメでしっかりしていて、
でも、一人になるとちょっと弱いところを見せて・・・

もしかしたら、私自身がそういうタイプの人に惹かれ、
結果的に5月生まれの人と、多く知り合った・・
といえるのかもしれない


女性の話題に終始したが、
男性でも、私の一番の親友は5月生まれだ。
やはり、芯が強くてテコでも動かない。
よく言い争いもしたが、一番理解もしあえた男である。

そういえば、工藤投手も5月生まれ。
「自信を持っている」性格だからこそ、長く続いているのだろう。



新緑の季節、
5月生まれの皆さん、おめでとうございます
ちなみに私の誕生日は、来月6月。
6月生まれはガラッと変わって、
母性本能豊かな、愛情たっぷりな性格の持ち主だ。

あ、5月生まれの皆さんに、
愛情がないワケではありません・・・
私は、5月生まれの人って、大好きで~す!!


疑問・・となりのトトロの「サツキとメイ」は、2人とも5月生まれ・・?
6月生まれなら、「ミナコとジュン」になっていたかも・・。


写真は5月生まれの女性。
左上から、 若槻千夏(28日)・草刈民代(10日)・井上和香(13日)・木佐彩子(26日)・マチャマチャ(7日)・光浦靖子(20日)・吉田美和(6日)・森川美穂(5日)・平原綾香(9日)・高橋尚子(6日)
人選に特に作為はありません。


『5月生まれの性格』(日別)


    キツめの女性にわりと惹かれてしまう私

第十一話 43歳・工藤公康

2006-05-26 13:27:47 | Weblog
第十一話 最年長投手・工藤公康


こちらのブログも、散歩や旅関連ネタが続いてしまった。
というわけでもないが、初めてのスポーツネタだ。
現役最年長投手・読売ジャイアンツの工藤公康投手のはなし。

なぜ工藤か・・というと、実は私、工藤投手と同い年。
昭和38年生まれの43歳だ。(ハッ、歳を明かしてしまった)
でも、彼の話題を出すに当って、同い年であることは重要。
自分の体力・精神的な観点からも、彼の活躍ぶりを語ってみたい。

ただ、私はスポーツライターでもトレーナーでもないので、
あくまでも一ファンとしての話だが・・。

工藤投手は、愛知の名古屋電気高校の出身だ。 現・愛工大名電。
三年生の夏、1981年。
この年は、センバツで大府高・槇原が活躍し、
夏も愛知は、槇原が注目されていた。
しかし、工藤擁する名電は、一回戦から実に七試合を勝ち抜き、頂点に。
この当時は、愛知が全国一の激戦区だった。
 
その甲子園で、どでかい記録を手にする。
初戦の長崎西戦で、ノーヒットノーラン。
同じ高3の私は、その瞬間をTVで見ていた。
最後の1球は、キャッチャーのサインに実に8度も首を振り、
最後は得意のカーブで三振を取った。

3回戦の北陽戦は、延長12回サヨナラ勝ち。三振21個を取った。
続く準々決勝の志度商戦は、自らホームランを打って完封勝ち。
しかし、準決勝で、金村(近鉄-西武)の報徳学園に敗れた。
試合後、「ひじがもう上がらなかった」と言った。夏の11試合をほとんど一人で投げ抜いていた。

当然、その年プロから注目される。
・・・しかし、工藤は「熊谷組」に入社。プロ12球団へ「お断り状」を出す。
ところがドラフトで、西武が6位で工藤を指名。
結局工藤は翻って、西武に入団となる。

このあたりのいきさつなどは、私の知るところではないが、
ともかく、江川のようなダーティーなイメージが残らなかったのは、
彼のキャラクター、そしてそれに見合った実力もあったからだろう。

1986年、広島との日本シリーズでは、
王手をかけられた第五戦で、なんとサヨナラヒット。
投手が打席に立たないパ・リーグの工藤。
西武背水の陣の一打が、サヨナラヒットという快挙だ。

しかし、この試合もTVで見ていたが、
高校時代のバッティングの良さと、思い切りのいい彼を見て、
「コイツ、打つな」と思った。打てなくても責められない、投手だったし。
この勝利から四連勝を果たし、西武が日本一に。
この年と翌年、2年連続で工藤は最優秀選手を受賞する。


しかし、94年オフ、FAで突然ダイエーに。
これはまあ、仲の良かった石毛が移ったことと、
そろそろ他の球団でもやってみたい、という思いもあったのだろう。
当時は弱かったダイエーを、日本一に導いた功績は素晴らしい。
その後、巨人に移ってもコンスタントな成績を残し、
200勝を達成し、43歳の今でも白星を挙げていることは、皆の知る所である。

同じ年齢の私として、工藤投手の頑張りは励みになる。
しかし、思うに彼は、食生活をはじめ自己管理もしっかりできている選手だが、
おそらく根っから故障のない身体なのだろうと思う。
私自身がそうで、例えば、40代で見られる痛みや体力低下など、
際立ったものは、あまりない。
身体が資本のプロ野球選手を、同等に語るのは失礼だが、
彼は、体力や精神力とともに、体質も関係しているのではと思う。
続けられる時まで、何の問題もなく続ける。
彼は、そういうタイプだと思っている。

5人の父親でもある工藤。
いろいろな意味で、彼は「破天荒」な選手だ。
私はアンチ巨人だが、こっそり?彼が投げるときだけは応援している。

頑張れ、43歳の中年・工藤公康!


参考 「工藤公康の伝説」
   「工藤公康・僕の野球塾」

工藤投手のファンでいらっしゃる、「おみのあした天気になあれ」さんに、
  トラックバックさせて頂きます。

まだまだ中年を自覚していない

第十話 棄てられたもの

2006-05-09 11:25:27 | Weblog
第十話 棄景・信濃路の旅 5月9日(火)

ゴールデンウイークも終わった。
今年は、日本全国晴天に恵まれた、よいGWだった。
私は4日に、信州へ行ってきた。
「温泉に浸かってきます」と、
身内にもブログメイトさんにも宣言して出た旅だったが、
本当の目的は、温泉ではない。

棄てられたものに、触れる旅だった。

私は、旅や鉄道が好きだが、
いわゆる単に電車に乗りたがる、というタイプではなく、
逆に、廃止された線路(廃線)を旅する向きである。

今回訪れたのは、中央本線の信濃境-富士見間。
信州といっても、本当に入り口の駅である。

信濃境駅は、普通列車しか停まらない小さな駅だが、

八ヶ岳の麓のペンション群に近い駅だ。
ここから、東京方面に向かって20分ほど歩いたところに、
その「廃線」はあった。

中央本線は、山を貫くためカーブの単線が多かった。
その後、輸送力増強のため複線にして、
新しくトンネルを作って、そちらを通ることにした。
そして、それまでの線路は、そのまま放棄された。

信濃境の廃線は、散歩道として簡単だが整備されている。
電車が停まっているが、これは単に飾られているだけだ。
電車は、「とんねるの里」という名の喫茶店のようだが、
廃業されている感じだった。

その先にトンネル。
               
向こうへ通り抜けられるが、ここは引き返す。
写真は、入口とトンネル内部。
トンネルというのは、昼でもけっこうコワイが、
私はあまり気にならない。

173.5kmポスト。
           
東京から、173.5キロの地点ですよ、という標識なのだが、
どう計算しても、ここは177kmあたりの地点なので、
これも「とんねるの里」の経営者が、
持ってきて飾ったのかもしれない。

さて、ここから二時間近く歩いて、次の「富士見」へ向かう。
右手に八ヶ岳。左手に甲斐駒ケ岳。
        (八ヶ岳)      
(甲斐駒ケ岳)
雪をまだかぶった、2つの名山にはさまれてご機嫌ハイク。
両手に花状態だ。(しかし、寂しい一人旅)

次の目的地は、「立場川鉄橋」。
 
ここも、別のところ(すぐ隣だが)に新しく橋を作ったため、
古いこの橋は、そのまま放棄された。
しかし、立派な橋梁は文化財もの。
橋のたもとまで行ける。 

この橋を見て、映画「カサンドラクロス」のようだ、
と表現した人がいたが、私は映画を知らない。
でも、たしかに外国映画に出てきそうな橋だ。

橋に別れを告げて、ここから歩いて「富士見」駅へ。

中央本線で、もっとも標高の高い駅である。
ここの駅そばを食べたが、まあ信州のそばと思って食べればうまい。
本当は、「野沢菜そば」を食べたかったが、
休日は、野沢菜が仕入れられないので、やっていないという。
残念だったが、新鮮な野沢菜にこだわる信州の意気を見た感じだった。

電車に乗って、「上諏訪」へ。
駅前の、丸光デパートの5階にある温泉に入る。

「デパート温泉」として有名だが、
一時、このデパートが廃業の危機となって存続も微妙だったが、
持ちこたえて、今はきれいな「こごめの湯」という名で、
リニュアル・オープンとなった。
本当にきれいな風呂。500円だったが、シャンプーなどは完備で満足した。

さらに、その先の「片倉館」にも足を伸ばす。
ここは、片倉紡績の社員と地域住民の保養施設として創られた建物。
レンガ創りの由緒ある建物に、広い千人風呂。

まあ、ひしめきあっても50人が限界かという風呂だが、
底は玉砂利で、深さも1m近くあるので、
大人でも立って浸かっている。
こちらも500円。人が少ないとき、ゆっくり浸かりたい風呂である。

そんなわけで、計4時間近く歩いて、
2つの風呂に入った私は、もうダウンであった。
諏訪湖の景色でも眺めようと思ったがやめて、
まっすぐ帰路についた。

たまには、ひたすら歩いてせかせか風呂に浸かる旅も良いかも。
・・って、いつもそんな旅ですが・・。

参考・「中央本線廃線・信濃境-富士見」
広告・「プチペンション・ジョナサン」(以前宿泊した富士見町ペンション。ご主人は元・大学グリークラブ。立場川鉄橋の案内にも詳しい。信濃境から送迎有)
悔しいのでおまけ・野沢菜について

それでも次の日、また都内散策に出かけた私

第九話 地理はおもしろい! その一

2006-04-22 17:53:56 | Weblog
第九話 地理はおもしろい 4月22日(土)

もうすぐゴールデン・ウイーク。
国内・海外へ、旅行の計画を立てている人も多いだろう。
私も、毎年「民族大移動」を楽しんでいる一人。
GWになると、散歩の時間を心待ちにしている犬のように、
どこかへ出かけている。

近年は、地形図(地図、とは違う)を片手に、
「変わった場所」を訪れるのが好きだ。
地理は苦手、という人が多いが、
楽しい場所、変わった場所を探してみたい。
どうぞご一緒に楽しみましょう。(誰に言ってるんだ・・?)

しかし、地理といっても範囲が広いし、ポイントも多い。
そこで、この「地理特集」だけは、何回かに分けて記事にしたい。
第一回目の今日は、「分水嶺」のお話。

日本列島は、真ん中に山々が連なっている。
山の頂上で水をこぼして、
左に流れた水は、そのまま日本海に、
右に流れた水は、そのまま太平洋に注ぐ、
そんな遠大でスペクタクルな「分かれ目」が分水嶺。

分水嶺は、山の高さとか位置とかには関係ない。
たとえば、富士山の頂上では、どちらに水を流しても太平洋に注ぐ。
あくもでも、「日本海と太平洋の両方から上がっていって、一番高い部分」
という場所になる。

やはり地形的に、長野県が分水嶺のメッカとなる。
塩尻市の、分水嶺公園。ここはわかりやすい。
北に流れた水は、信濃川からやがて日本海へ。
南に流れた水は、諏訪湖に注いだあと、天竜川となって太平洋へ進む。

標高の高い所が分水嶺とは限らない。
兵庫県柏原町には、標高95mの、日本一低い分水嶺がある。

北海道の礼文華峠。
ここはさらにスペクタクルだ。
太平洋のわずか300mまで来た川は、そのまま遠ざかり、
結局向きを変えて、日本海へ注ぐ。
(来馬川は、下の海に行かない)
海岸近くの山が、分水嶺なのだ。

分水嶺というのは、取り立てて面白い場所ではないが、
一滴の水が、どちらに注ぐかの分かれ目、という点で
なんとも味わいがある。(どこが・・?)

まあ、人生も分水嶺の連続ですな。
では、地理特集・次回をお楽しみに。(え、飽きた?)

人生の低い分水嶺から、まったり流れている私

第八話 結婚パーティー

2006-04-13 11:12:23 | Weblog
第八話 結婚パーティーに出席 4月13日(木)

東京の桜も見頃を終えたが、
満開の桜を咲かせた二人がいる。
私の、地域活動の仲間が結婚した。

私の個人的付き合いの人物のルポを、
ここで記事にしても・・と思ったが、
私にとっても、久しぶりの友人の結婚、そして賑やかなパーティー。
あまりにも感動したので、ここに記してみたいと思う。

友人のT君。飲食店を経営している。
なかなかのイケメン君で、かっこいい男だ。
角度と見ようによっては、日ハムのSHINJYOにも似ている。

真面目で多趣味な彼だが、実は×1だ。
そのいきさつなどは知らない。
が、一度仲間で旅行に行った時、
夜、酒を飲んだあとその話に触れ、
「オレがだらしなかったからだ」と泣いていた。

新婦のUさん。
中国出身の子だが、なんと東大を出て、
8ヵ国語を話せるという、スーパー「バイリンギャル」だ。(←死語
か?)
二人の出会いの場には、私もいた。
二年前。 皆で旅行に行った時、(彼が泣いた旅行ではなく、そのあと)
仲間の一人が、知人であるUさんと、そのお姉さんを連れてきた。
男ばかりのグループの中で、女性の「紅二点」は新鮮で、
良い意味で、親しく旅をしてきた。

そこで、T君は彼女と仲良くなった。
そういえば、ロープウェーも二人で乗り込んでしまったり、
おそろいの土産を選んでいたようだし、
急速に恋心が芽生えたというべきか。

「結婚します」と報告を受けたのは、今年の初めだった。

パーティーは、ライブハウスで賑やかに開かれた。
会費制の、食べて歌って騒いでの、今ふう二次会。
真っ白なタキシードとドレスの二人。
皆の前でケーキカット。フラッシュの嵐。
面白かったのは、
ふつう、キャンドルサービスでは二人で火をつけるわけだが、
彼らは逆に、なんと友人が「チャッカマン」で火をつけたろうそくを、
フーッ!と吹き消した。(誕生日かお前らは・・)

ゲームでは、大ジャンケン大会。
新郎新婦に勝った者が賞品をゲットできるという、
一番喜怒哀楽の激しいゲームである。

ゲームの、一番の目玉賞品は、「現金一万円」。
ゲットしたのは、新婦の中学時代からの親友という女性だった。
彼女は、「一万円のお礼に歌をプレゼントしまーす!」と、
元気よくカラオケで歌い始めたが、
やがて声が聞こえなくなった。
新婦に抱きついて泣いていた。

音楽が流れ、ホールはにわかダンス(というのかな?)
思い思いに踊って、奇声を発して、手をたたいたりして・・
最後は、皆で手をつないで「栄光への架橋」を合唱した。

私も、しゃれた店で結婚式の二次会をしたが、
皆、ずっと座って飲んでおしゃべりしただけだった。
開放的な、今の若い人たちの結婚式パーティー。
思い出に残ることだろう。

久しぶりに、「結婚」という幸せな席についたが、
心から「おめでとう」と祝福したい。
そして、いつまでも仲良くしてほしい。
二人はもちろん、私達とのこれからも・・・。

結婚式など遠い昔。現実に縛られっぱなしの私

第七話 さくらアラカルト

2006-04-03 17:22:31 | Weblog
第七話 「さくら」 4月3日(月)

東京の桜は、今がピークだ。
本来ならば、弁当に缶ビール、ビニールシートを抱えて、
桜の下で大宴会。
それを、このブログで大々ルポ・・・といきたい所だが、
生活スタイルの変化により、困難な状況となった。
(・・って、単にお誘いがないだけ)

そこで、「さくら」にちなんだものを手当たり次第?集めて、
今日の記事にしてお茶を濁そうという、今回の企画。
(別に企画でもないが・・)
このブログ史上初めて、テーマのはっきりしない話となった。
(史上って、まだ七話目だけど・・)

さくらといえば、森山直太朗の「さくら」。
♪ぼーくらはー きっとーまぁってるぅー
あの高音は素敵だ。私もカラオケでは高音域の歌を歌うほうだが、
この歌は、彼のように綺麗に歌えない。キーもちょっと高い。
桜は普通、4月の「出会い」のキーワードだが、
歌に出てくる桜は、別れが多い気がする。

桜といえば、福山雅治の「桜坂」もいい。
桜坂は、実際に東京にある坂で、
TVドラマで、この主題歌とともに人気となったスポットだ。
今も訪れるカップルが多いらしい。
昨日もたぶん、「♪君じゃなきゃだめなのに・・」なんて
囁いた男がいたのだろうか。(自分の願望)

この他、ケツメイシ、コブクロ、河口恭吾の「さくら」も名曲だ。
どの曲も耳に残る、素晴らしい曲だと思う。


では、手当たりしだいの「さくら」を紹介。
カードキャプター「さくら」
NHKのアニメだが、子供に人気の番組だ。
最近のアニメは、遊戯王のカードしかり、
ポケモンのモンスターボールしかり、
キャラクターと共に、「小道具」も人気アイテムだ。
いや、ゲームからアニメ番組になったケースが多いというべきか。

「栃木県さくら市」
昨年3月、2町が合併してさくら市となった。
一年経って、地元ではどう変わったか。
日本列島があちこちでくっつき、その数だけ大事なものが失われている気がする。
さくら市と聞いて、誰もが千葉県佐倉市を思い浮かべるだろう。
本当に必要なのか、市町村合併。

こちらは、消えてから一年経った「さくら」だ。
ブルートレイン「さくら」号
昭和4年に運転が始まった、伝統の寝台特急も、
利用者の激減から、昨年2月末に廃止になった。
人と旅のスタイルは変わっているが、スピードだけの旅はしたくない。

「さくら」は、女性の名前にも多い。
「横峯さくら」。人気のプロゴルファー。
私はゴルフは見ないが、宮里藍よりは、横峯さんの方が好きだ。
横峯さくらブログも楽しい。

この他、上原さくら、寅さんの妹のさくら、さくらと一郎のさくら・・
(だんだん疲れてきて、頭に浮かばなくなった・・)


まあ、「さくら」というのは、もちろん花の名前ではあるが、
企業や学校、サークルから商品まで、あらゆる所で使われている。
日本人にとって、一番ホッとでき、癒される名前なのかもしれない。

参考 「桜坂」 (桜坂の位置と写真サイト)

桜に関する歌と、素敵な写真で語られている、
「はーちゃんの気晴らし日記」さんにトラックバックさせて戴きます。


桜の下、一緒に歩くお相手は犬だけという私

第六話 ショパン

2006-03-27 10:26:25 | Weblog
第六話 ピアノの詩人・ショパン 3月27日(月)
 
「フレデリック・フランソワ・ショパン」(1810-1849)
名前を聞いただけでも、上品で高貴な印象を受けるが、
実際に、ショパンは「イケメン」で、女性の友達が多かったようだ。

うらやましい・・。
ならば、私もショパンを聴いて、高貴に優雅に、
このイケメン・ピアニストを語ってみよう。

断っておくが、
「ショパンを弾くなんて10年早い・・」というお菓子の話ではない。
でも、このお菓子も「第5番」「第7番」とかあるそうで・・。


さて、ポーランドの首都・ワルシャワで生まれた彼は、
若くして、天才音楽家と呼ばれた。
最初は、バイオリンに興味があったようだ。
ウィーン、パリに活躍の場を求め、
その間に数多くの、ピアノ曲を創り出す。

しかし、イケメンショパンも、本当は女性には苦労したらしい。
生涯の伴侶と思われた、ジョルジュ・サンドとも別れる。
だがショパンは死ぬまで、自分の日記に彼女の髪を大切にはさんでいたという・・。

Oh~いいぞ。共感できるぞフレデリック!(何が共感できるのか)

詳しい生涯は下記サイトで見て頂くとして・・(マトモに書くと長い)
雑談に転じよう。


中学生の時だ。
音楽の授業で、「ノクターン9-2」を聴いたのだが、
みんな興味もなく居眠り状態。 しかしそんな中で、
当時好きだった子が、じっと聴き入っていた。ピアノが弾ける子だった。
その横顔と、「ノクターン」の旋律にクラッときて・・。

私の心は踊る。「一生かかっても、ノクターンを弾いてやる」

その夢と情熱?は、3年後に実現した。
高3になって、やはりピアノの得意なクラスメートを好きになった。
その彼女の好きな曲がノクターン。
私は、半年で9-2を全曲弾けるようになった。

この曲、ちょっとピアノができれば、簡単に弾けるらしい。
が、私はピアノを習ったことがない。半年は早いくらいだ。(と自負)

甘い旋律と言葉に弱い私だが、
一番好きな曲は、「軍隊ポロネーズ」。甘い曲ではなく、勇壮なリズムを刻む曲だ。
第二次大戦で、ワルシャワの街も戦火に包まれた。
その時ワルシャワの人々は、教会に保存してあった「ショパンの心臓」を守り抜いた。
戦争が終わり、心臓が教会に返された時、演奏されたのが「軍隊ポロネーズ」だった。

(心臓が納められてある聖十字架教会)

5年に一度、ワルシャワで開かれる「ショパン・ピアノ国際コンクール」
若手ピアニストの、最高の登竜門である。
アシュケナージ、ブーニン、ダン・タイ・ソン・・、
皆、この舞台から世界へ巣立っていった。

ショパンはピアノの詩人である。
今、私達はその詩を耳で読む。
私もまた、情熱を傾けて何か弾いてみようかな・・。

 いや、もう指がもつれてダメだな・・

ショパンの生家手書きの楽譜
                   
参考 ショパン・ウェブサイト


クラシックとショパン・コンクールに深い洞察力のある
「かねこのひとりごと」さんに、トラックバックさせて頂きます。

           ショパンを弾くなんて20年遅い私

第五話 春は占いから!

2006-03-22 11:43:06 | Weblog
第五話 占いの考察 3月22日(水)

三週続けて「外回りネタ」で済ました私。
桜の開花の声も聞かれ、また外に出てみたい気分だが、
今回は、室内でも楽しめるものを取り上げた。     
「占い」である。               

まあ、占いを扱ったネタは山のようにあるだろうが、
普段ほとんど占いなど見ない私。私なりに取り上げてみたいと思う。

占いを見ると、まず「よく当っている」と思うことが多い。
自分のも家族のも友達のも、あてはめてみると、実によく当っている。
しかし、本当に「当っている」のか・・。
あてはめた結果、一つでも合致すれば「当った」と思い込む。
そんな心理的なものもあるのでは・・。

とにかく何かやってみよう。
というわけで、「山手線占い」から始めてみる。
ネット上では結構メジャーなのか、扱った記事も多い。

名前と生年月日を入力するだけで、山手線の29駅の一つが「あなた駅」になる。
さっそく入力した。
アニメの電車がくるくる路線上を駆け回り・・
    停まった私の駅は、「西日暮里」だった。

んー、なんとマイナーな駅。山手線の中では一番新しく出来た駅だが、存在すら知らない人も多いのでは・・。
私自身、この駅を利用したのは一度だけだ。

表面は穏やかだが、趣味に没頭するととことんのめりこむタイプ。他人とはちょっと違った趣味嗜好を持ち(・・中略・・)恋愛においても深く相手にのめりこむタイプ。

いや、実によく当っている! まずはいきなり感激。
だが、駅と結果は全然関係ないようだ。
「あなたは西日暮里のように、目立たずひっそりした存在です」とか、
「あなたは秋葉原のように、オタク的な人物です」とか、
「あなたは鶯谷のように、ちとヤバイ雰囲気の持ち主です」とか・・。
そういう答えを期待したが、まったく関係なかった。

次に、「家電占い」
これもやり方は同じ。生年月日を入力するだけだ。
これの結果は、「照明タイプ」。
照明のように地道に照らしているが、故障すると目立つ損なタイプ。
都合の良い時だけ明るく目立つ、懐中電灯タイプさんが大嫌い。


という内容だが、何だか、西日暮里と似ている・・。私ってネクラ君なのか
で、懐中電灯の奴は身近にいるのか。かかって来なさい、懐中電灯!

次に、「ハンドルネーム占い」をやってみた。
これは、ブログでお世話になっている方の、過去記事を拝見して知った。
これは、HNと生年月日を入力。
すると、「カノン=末吉。(いまいち危なっかしいです。一歩間違えば貴方に悪運が・・・。) 」

えー、気に入ってたのに、あまり良くないのかなぁ。
他に代替案が出てる。でも、「大吉」がない。一番良いのは「中吉」で、いくつかある。
その一つがなんと「カノン彦」(ちょっと古風に)
・・・!!私の名前は、彦がつくんですけど・・。
あ、ここで明かしてはいけないが、話の成り行き上仕方ない。
それにしても、ピッタリじゃん。 カノン彦・・自分のことを言われてるみたいだ。
しかし、やっぱりゴロが悪いな。それに「彦」は古風なのか?
田原俊彦、近藤真彦、あおい輝彦、西郷輝彦・・。古風だ。(なぜ古い方に行く)
でも、オリラジのあっちゃんは、敦彦クンだしなぁ。

しかしもう一つの「中吉」がいい。「みんなのカノン」
コレいい。ベリーグッド!「みんなのうた」を連想するが、カノン彦よりいい。
そう、皆様あってのカノンです。皆様なくてもカノンですが。(・・綾小路きみまろか)
では、今日から「みんなのカノン」とさせて頂こう。

で結局、占いの考察をする前に、ずぶずぶハマッてしまった。
まあ、素直に当っていると思ったほうが、人生楽しいですな。

山手線占いでは原宿が出ました★とまと日記★さんにトラックバックさせて頂きます!

       人の言うことをすぐ信用する私