シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

練馬区の中心なのに

2018-10-14 19:33:43 | 旅・町歩き
前回に続いて練馬区の話。

練馬区は、東京23区の中で最も新しい区である。
当初は22区だったが、1947年に板橋区から分かれて23区になった。
練馬といえば練馬大根。
一時期減少したが、今はまた練馬のブランドとして、
生産が増えているという。
近年では、アニメの街として賑わう。


その練馬区は、東西に長く面積も広い。
23区で5番目に広い区である。
西武池袋線だけでも、大泉学園から江古田まで、
8駅が区内にある。

その中の富士見台は、
大泉から4つめ、江古田から5つめ、
地図上でも練馬区のほぼ真ん中にある。

当然、練馬の中央部。
右も左も上も下も全部練馬区。
・・と思いきや、
駅前はなんと中野区である。


写真がその位置だ。
奥に富士見台駅南口があるが、
手前の左側の電柱の表示は、
中野区の「上鷺宮」である。

この電柱とクリーニング店の間、
写真を左右に貫くような細い路地。
これが、練馬区と中野区の区境になる。
その狭さから見て、昔の河川が区境となったのだろう。
練馬区と豊島区の区境にも同じように、
河川の跡と思われる細い路地の所がある。

練馬の中央部と思われる富士見台は、
実は目の前まで中野区に浸されている。
練馬区の西の外れは保谷駅があるが、
こちらも西東京市と練馬区の境にある。


ちなみに、東武東上線の東武練馬は板橋区にあり、
下板橋は豊島区にあり、
豊島園は練馬区である。
こういう地理が面白い。

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