シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

曼珠沙華の季節

2023-09-28 21:56:01 | 世の中あれこれ
写真の真っ赤な花、彼岸花。
別名、曼珠沙華。
でも、私は彼岸花よりも曼珠沙華の名の方がすぐに浮かぶ。

秋の彼岸の、この時期にだけ咲く花。
その毒々しい真っ赤な色と、
トゲのあるような独特の形から、
不吉な意味合いの花とされている。

曼珠沙華、という名も仏教的な名前だが、
さらにこの花は、
『死人花』『幽霊花』などの別名がある。
この花を折ったりすると、
病気になったり不幸が起きる。
なので、絶対に人に贈る花ではないと言われている。

本当のところは、毒性の強い花なので、
むやみに折ったり手にすると良くない、
という事から言われているのだが、
なにせ基本が「死人花」なので、
こんな言い伝えも出てくるのだろう。


この花の花言葉は、
『情熱』『独立』『再会』
『あきらめ』『転生』『悲しい思い出』
『思うはあなた一人』
などである。
なんだか花言葉もゾクッとするものが多い。

実は私、花の中では
桜の次に好きなのがこの曼珠沙華なのだ。
真っ赤な、炎のような形は魅力的だ。
ただ、花言葉と相まって、
近寄り難い人間と思われるのも嫌なので、
公表はしていないが。


今は観賞名所として咲いている所も多く、
埼玉・高麗の巾着田が有名だ。
死人花もけっこうメジャーな存在ではある。
結局のところどんな花でも、
人の心を魅了するということだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冷静と情熱のあいだ

2023-09-26 13:47:04 | 恋&愛
久しぶりに図書館に行った。
読書の秋であるが、
そういえば最近、スマホばかり見ていて、
まともに本、小説など読んでいない。

過去に、夢中になって読んだ小説がある。
江國香織&辻仁成さんの『冷静と情熱のあいだ』。
結構真剣に読んでしまった。


冷静と情熱のあいだは、
順正とあおいという男女が、30歳の誕生日に、
イタリア・フィレンツェの大聖堂(ドゥオモ)で再会しようという話。
でも、色々あってダメかと思われたが、
10年後、二人は約束を果たして再会する。

約束した日に再会するなんて、
なんとドラマチックな話か。


私は高校生の時、
当時、武蔵野美大に通っていた女子大生と
ちょっとだけお付き合いをした。
彼女は、絵の勉強のためフィレンツェに行き、
そこでお付き合いは終わりとなった。
その後は何度か、フィレンツェからの絵葉書も貰ったりした。

冷静と情熱のあいだを読んで、
ふと、この彼女を思い出し会ってみたくなった。
その後、色々な手順を踏んで彼女と再会した。
16年前。2007年だ。 彼女は日本に帰っていた。
その時が、高2の時以来 27年ぶりという再会だった。
今現在も、この彼女とはメールのやり取りをしている。

16年前に再会した時、
まさに冷静と情熱のあいだのような気分になり、
その話をしてみた。
しかし彼女は『私、読んだことないのよ』

まあ、再会したのはフィレンツェのドゥオモではなく、
渋谷の居酒屋ではあったが、
今も会話が続けられている事を、幸せに思っている。


もし、冷静と情熱のあいだを読んでいなかったら、
彼女の事を思い出さなかったかもしれない。
その後の再会もなかった。
今、お互い60代で、時々メールで近況を伝えあう。
それだけでも安心できる。
一冊の本が人生を変えるというが、
私は、この本がその後の人生を豊かにしてくれたと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本一美しい駅名

2023-09-23 15:59:31 | 旅・町歩き
秋分の日。
連休だが、遠くに行けるような毎日ではない。
地図を見て、旅行気分に浸るだけだ。

ところで、全国の駅の中で、
私が最も美しいと思っている駅名がある。

京阪電鉄の『墨染』駅だ。
すみぞめ、と読む。
京都市伏見区にある駅だが、
墨を染める。 いかにも京都らしい字面、響きを持つ。

Wikipediaによると、
墨染の地名は、平安時代、上野岑雄(かむつけのみねお)が
友人である藤原基経(ふじわらのもとつね)の死を悼み、
「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け」と歌ったところ、
この地の桜が墨染色に咲いたという伝説が由来とも言われる


9年前になるが、実際にこの駅を訪れた事がある。
何もない駅で、駅横の踏切を交差する道路が一本。
ロータリーもバスターミナルもない。
商店街としての店があるが、
人通りが多いわけではない。
東京なら、京成の駅に近い雰囲気だが、
京成の方がはるかに駅前は賑やかである。

あれから9年経った。
Googleのストリートビューで見る限り、
それほど変化はないようだ。

しかし、この近くには日蓮宗の墨染寺(ぼくせんじ)があり、
春には桜の名所となる。
また、『墨染交響楽団』というアマチュアの楽団も存在する。
9月18日には、30回目の定期演奏会も開かれたらしい。
素敵な地名は、色々な所でお目にかかる。


特に東京は今、
とうきょうスカイツリーだの、
高輪ゲートウェイだの
虎ノ門ヒルズだの、
固有の建物のような駅名が多くなった。
美しく、響きのある駅名が少なくなりつつある。

その中で、
京都の下町のような所にひっそりと存在する駅が、
私の思う、日本一美しい駅名である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運動会で流れた曲

2023-09-21 17:46:41 | 懐しい話
近くの小学校から、賑やかな声や音楽が聞こえてきた。
運動会の練習のようである。

コロナで、そしてまた熱中症問題で、
小学校も運動会らしい運動会が出来なかったと聞く。
でもやはり、運動会の歓声はいい。
前の記事で、子供は好きではないと書いた私だが、
学校で何かをしている子供達って好きなのだ。

私は、体育はそれほど得意ではなかったが、
運動会は大好きだった。 足が速かったから・・である。
その後、高校では陸上部に入ったように、 走ることが好きだった。
なので、必然的に運動会では「華」だった。

小学校6年の運動会。
プログラム最後の、6年生のクラス対抗リレー。
私はその第一走者に選ばれた。
責任重大だ。とにかくスタートが全てだ。


ピストルの音が鳴る。スタートを切る。
その瞬間、校庭いっぱいに軽快な曲が流れた。
運動会の定番で、よく聴く曲なのだが、その時は曲名がわからなかった。
第一走者にしては、妙に冷静だった。
そのメロディにあと押しされるように、
私は、次のランナーにトップでバトンを渡すことができた。

しかし、クラスは結局最下位だった。
思えば、あの6年生の時のクラスは、
頭は良かったけど運動が苦手、という友達が多かった。
でも、私の人生で一番楽しかったクラスだ。
成人になった時、クラス会を開いたら
ほぼ全員が出席したほどの仲良しクラスだった。

あの時、私をあと押ししてくれた曲は、
その後『ウイリアム・テル序曲』だと知る。
そしてこの軽快なメロディの直前には、
静かで美しい導入部があることも知る。


運動会なんて、もう何年も見に行っていない。
でも、小学校から歓声が聞こえると、
そしてウイリアム・テルを聞くと、

私は半世紀も前の少年に戻る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敬老の日なので

2023-09-18 11:37:44 | きょうは何の日?
今日は敬老の日。

敬老の日は、
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
(国民の祝日に関する法律『祝日法、第2条』)
という趣旨である。

との事で、自分自身には全然関係ない日であった。
しかし、還暦となって最初の敬老の日。
該当者の仲間入りをするのかと思っていたそんなタイミングで、
先日息子から電話があった。

12月7日に子供が生まれる。
男の子らしい。
お父さん、ついにおじいちゃんになるのでよろしく。

私の第一声は「おじいちゃんなんてイヤだよ」
もう、これは本音なのだ。
初めての親となる息子夫婦には悪いが、
とにかく私は、おじいちゃんになるなんてイヤなのだ。

若ぶっているわけではないし、
歳相応に暮らしていくのが理想と考えている。
でも、子供自体があまり好きではない。
他人の赤ちゃんを見ても可愛いと思えたことがない。

これは、私の性格なので仕方ないと思って頂くしかない。


でも、近所の人にその話をしたら、
『○○さんも子供嫌いの人だったのに、
初孫が生まれた途端、ジイジ、バアバと呼ばせて
もう孫にべったりだよ。Kさん(私のこと)もそうなるよ』

新しい職場でもその話をしたら、同僚の女性が、
『それじゃ、おじいちゃんと呼ばせずに、
Kさんの下の名前で呼ばせたら?』

孫が祖父を下の名前で呼ぶ。
それも聞いたことがないが、
私としては「いや、そういう問題ではないんです(^^; 」

要は、子供があまり好きではないところに、
祖父という立場になってしまうのがイヤなわけで、
実は避けようのない話なのだ。

でも皆共通しているのは、
『孫ができたら可愛いと思えるよ』との言葉だった。


ともあれ、3ヶ月先におじいちゃんになってしまうが、
しっかりした、いい祖父になれるよう
今の二つの仕事を頑張ってやっていきたいと思う。
それから趣味もそうだ。
孫が、おじいちゃんの趣味っていいなと思えるようなもの。
私の場合、今は寺社めぐりであるが、
それでもいいかなと思っている。
自慢出来るもの、誇れるもの。
祖父として必要なことは多い。

「恥ずかしくないおじいちゃんに」
これが、私の敬老の日の誓いの言葉になるかな・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左利きを考える

2023-09-14 11:36:23 | 日常から
私の娘は左利き。
妻は両利きだ。

日本人の1割が左利きだという。
10人に一人だ。
両利きだと2.5%ということで、
50人に一人くらいとなる。

左利きの親から、左利きの子が生まれる確率は20%
娘は高い確率で、左利きとなっていたのだ。
というより、生まれた時から『たぶん左利き』と言っていたし、
その通りだったという感じである。


世の中は、右利き用に出来ている。
自動改札機もそうだし、日常のハサミなどの道具もそうだ。
娘が、これまでで何が一番不便だったかというと、
料理のバイキングにある『レードル』だという。
ドレッシングなどをかける、大型のお玉だが(上の写真)、
これが右利き用に出来ていて、
実際左手に持つと、どうにもならない物なのだ。

今は左利き用の品も多くなり、
レードルも左用が出来ているという。
でも、通常ホテルやファミレスなどに置いてあるのは右用だ。
右利きにはわからないちょっとした事が、
不便になっているのだろう。


高校時代好きだった子が左利きだった。
彼女は、自転車を降りる時に右側から降りる。
一度その事を聞いてみたが、
意識した事はなかったと答えていた。

いとこの女の子で左利きがいる。
魚をさばく時、常に反対になるという。
家庭科で、魚料理の実習の時に、
いつもは器用なのに、一番遅かったという。

女優の斉藤由貴さんも左利きだ。
小さい頃、両親は右に直そうとしたが、
由貴さんは頑なに、それを拒否したという。
『持って生まれた自分の世界を、矯正されるのが嫌でした』


でも、左利きの人は見ていてカッコいい。
野球のサウスポーもそうだが、
普通に何か書いている姿も、
どこか神が降臨したような姿に映ったりする。
大げさではなく、
鏡に映った形というのが、神秘的に見えるのだ。

ともあれ、左利きの人に対して、
同情するのも理解するのも変だし、
特別視するものでもない。
なんとも感情移入の難しいところである。

とりあえず、神秘的な目で見よう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京大神宮で祈願

2023-09-10 18:26:33 | 神社・仏閣
『東京大神宮』に行ってきた。

この一ヶ月の間に、
穴八幡宮、日枝神社、赤坂氷川神社、
愛宕神社、川崎大師、神田明神など
有名どころの寺社めぐりをしてきたが、
今回は飯田橋の東京大神宮。
しかし、私には一番『縁のない所』である。

縁結びの神様として有名な東京大神宮。
今日は近くまで行ったので参拝に立ち寄ったが、
とにかく境内の8割から9割が女性である。

良縁を願う女性を象徴する場所だ。
全体的に若い人が多く、
この先の良縁を願うのと同時に、
お洒落スポットのような雰囲気が感じられる。
境内のあちこちにミストの扇風機が置かれ、
夏の京都・洛北の神社にでも来たような感である。

良縁の願いは男性も同じだと思うが、
ここは男性はほとんどいない。
男子、神頼みなどせずということか。
東京大神宮は、やはり「女子社」というべきか。

それにしても、ここに限らず
女性のお祈りは結構長い。
私の2人前の女性も、1分くらい手を合わせていただろうか。
特にここは、しっかりきちんとお祈りをしたい所なのだろう。
長く手を合わせる人が多く、人数の割に列が進まない。


ともあれ、既婚者でありこんな歳の私がいる方が場違い。
「縁のない神社」なのであるが、
今回は、来月から一人暮らしを始める娘の安全と、
私自身の職場での成功を願ってきた。
どちらも、周囲の人々との縁が関わってくる。
東京大神宮は、結婚や恋愛の良縁だけでなく、
人との縁全体にご利益をもたらすという。

だが、もう結婚恋愛祈願は関係ないというのも、
ここではなんだか寂しい気分でもあるが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エスカレーターの一列

2023-09-08 16:46:48 | 世の中あれこれ
上の写真。
駅のエスカレーターの光景だが、
この写真が外国人からは
『これぞ日本人』と驚嘆?の声が上がっているらしい。

日本人なら説明は要らないだろう。
はるか前方のエスカレーターに乗るために、
左側一列の、最後尾に付く。
その結果、長い列を成す。

最近、『二列で乗りましょう』という呼びかけが、
鉄道会社や自治体からも上がってきているが、
おそらく日本人の感覚からいって無理では、と思う。

日本人は、付かず離れずを実践する国民だ。
他人と行儀良く並び、
自分の空間も大切にする、
エスカレーターはその象徴のようだ。

昔は二列で目一杯乗ってた、と言われているが、
昔は階段が主体で、エスカレーターの数は少なかった。
まず安全に乗るということが第一だったので、
二列で乗ることが基本だったのだろう。

今は、『急ぐ人のために右側を空ける』というよりも、
右側に誰もいない空間が欲しい。
そんな感じになっているようだ。


日本人は、
エスカレーターに揺られている時間に、
静かな自身の境地を見い出しているのではないか。
そうであれば、
エスカレーターと座禅は相通じるものがある。

・・それはないか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ブラ』と聞いて

2023-09-06 08:00:12 | TV・ビデオ・映画
突然だが、何年も前のTVの話。

ある番組で、
「道行く男性に聞きました。
『ブラ』と聞いて連想する言葉は?」

その8割近くが『ブラジャー』と答えたという。
その他、少数の答えとして、
ブラック、ブラウン、ブラジル、ブラインド・・
などがあった。

スタジオの女性タレントは、当然のごとく
「いやあね~」という顔をした。

しかし、『ブラ』と聞いたら普通に考えて、
ブラジャーと出て来るだろう。
一般的にも、ブラとはブラジャーを指すのだし、
イヤもHも何もないだろう。
女性ならもっと多くの人が答えると思うし、
男性の8割は当然の結果だろう。

むしろ、ブラと聞いて
ブラジルとかブラインドとか、
ブランデーなどと答えた男性のほうがすごいと思う。

ブラではなく『フラ』と聞いて連想するもの、なら
フラダンスとかフラフープとかフラストレーションとか、
色々な答えが出ると思うが、
ブラを男性に聞いて、いやあね~という反応は、
明らかに、番組の悪意を感じてしまう。


もちろん私も、ブラジャーと答える。
それ以外思いつかないのだが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽の夢に浸った所

2023-09-03 15:54:25 | お店紹介
久しぶりに銀座を歩いた。

過去、このブログでも記したが、
銀座は外人ばかりの、雑然とした街になった。
老舗店が姿を消し、店構えが変わった目抜きの中央通りだが、
私が昔から行く店は、今もそこにある。

7丁目のヤマハ銀座店。
高校生の頃から、楽譜やCDを買いにわざわざ行った店だ。
品数が豊富とか、質が良いとか、そういう事ではなく、
銀座の音楽専門店に来たというだけで、
すごくお洒落な雰囲気に浸れたのである。

高校1年の時、
社会の授業で、グループ毎に一つのテーマを設け、
それを発表するという機会があった。
その時、同じグループだった男女6人で、
『株式会社日本楽器について』というテーマを選んだ。
現・ヤマハの旧名である。
そして、学校の帰りに6人で銀座まで行き、
このヤマハの店でいろいろ調べた事がある。
制服のまま、女子と一緒に銀座に行ったなどというのは、
あとへも先へもこの時だけだ。

スコアやCDを買っただけでなく、
ここのヤマハホールで、
私が好きなピアニストの仲道郁代さんのコンサートがあり、
サインを戴いた思い出の場所でもある。


しかし、昔はもっと使い勝手の良い店だった。
CDもスコアも、まとめて見やすく並べてあった。
ところが今は、薄暗い照明のフロアに、
どういう順に並んでいるのかわからないようなスコアが、
お洒落なようで雑然と置いてある。
まるで、今の銀座の街のようだ。

ともあれ、この店に来ると、
合唱団時代や、その後の音楽に関わった自分を思い出す。
何かを好きになり、夢中になった時代に、
足しげく通った店といえば、私はこのヤマハ銀座店なのである。


日常に追われ、趣味も没頭出来なくなった今だが、
店頭でスコアを手にすると、
自分の楽しみは、やっぱり音楽なんだと再認識する。

もう一度、合唱をやってみたいな・・。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする