昨日はバレンタインデー。
この日がどういう日か、などと説明をするまでもなく、
誕生日・クリスマスと並んで、
贈り物と、それを渡す人と相手が存在する日。
昨日は職場の女性からチョコレートを戴いた。
写真のチョコ。犬が寝そべっている可愛らしいもの。
昼休みに戴き、帰りも一緒になったので、
私は彼女に言った。
「俺が女だったら、バレンタインデーはいろんな人にチョコをばらまくな。
イベントみたいな感じだし、どんな男性でも嫌だとは感じないだろうし、
みんなで楽しみましょう、という感じで・・」
そう言うと、彼女は言った。
『私も以前はそうだったの。
でも、チョコを受け取っただけで本気にしてしまう男性もいて・・。
「お返しに、食事でもいかがですか？」なんて言われると、
あげないほうが良かったな・・って思って。』
昔と違い、今のバレンタインデーは、
感謝のしるしという意味合いも強い。
それを、好意のしるしと取ってしまう男性がやっぱりいるのか・・。
逆に、男性もさめていて、
去年は、この女性からのチョコを受け取らない人もいたという。
「あまりそういう事には興味ないので・・」と言ったらしい。
決して、この女性が嫌われていたわけではなく、
そういう男性が実際多いのだ。
私も昨日、同僚の男性にさりげなくバレンタインの話もしてみたが、
「どうでもいい」「関係ない」という答えばかりだった。
結局今年は、普段からいつも仲良くしている私だけに贈ったらしい。
「でもそれはそれで、いい歳して俺だけが浮かれているみたい」
と言うと彼女は、
『楽しんでくれる人、喜んでくれる人が一番』と答えた。
つけ加えるならば、
「本気にしない人」というのもあるだろう。
今日から、華やかだったデパートのスイーツ売場は、
『3,14』の文字に早変りする。
