シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

花見は変わったのか

2024-04-08 17:26:45 | 世の中あれこれ
昨日、上野公園に行ってみた。
アメ横の買い物に用があったのだが、
ついでに、花見客で身動きが取れないであろう
上野公園の桜も見て来るか、と思いたった。

実は、桜の季節の上野公園に行った事がない。
井の頭公園や目黒川は何度か見に行ったが、
ニュースで定番の上野公園の桜は一度もなかった。
それもあって、昨日はあえて上野公園に足を向けてみた。

昭和や平成の花見は
カラオケや踊り、はたまたケンカまでと
騒々しい花見が主体だったが、
令和の花見は、静かに落ち着いたものになっているという。
昨日の上野公園はたしかに、
騒ぎたてたり不快なシーンはお目にかからなかった。
目黒川のほうでは、桜をゆっくり見ながら食事ができる
『桜テラス』なる店が人気だそうだ。
まあ目黒川のほうは、花見のシートという場所ではないので
そういう店が人気あるのだろうが、
上野もシートの上で、皆こじんまり食事している。


江戸時代に、隅田川の氾濫を防ぐため、
土手を作ったがなかなか固められず
すぐ流されてしまう。
そこで幕府は、土手に根が強く丈夫な桜の木を植える。
同時に、食糧制限などで不満の多かった民衆に、
一週間、土手で桜を見ながら飲食して良いという許可を出した。
土手の上に人が集まり、踏み固められて頑丈な土手になる。
それが、花見のルーツだという。

チコちゃんでやっていたが、なるほどと思う。

今は、会社の花見も参加を渋る新入社員が多くなった。
新人の仕事?でもあった場所取りも、
近年では逆に上司が務め、
新人に声をかけている状態だという。

2007年4月2日のブログで、
私は昔、サークルの花見の場所取りをした思い出を書いた。
待っている間に、若い人同士で飲み始め、
楽しく過ごした思い出だった。
なので私には、花見の場所取りというと、
楽しい思い出しかない。
その時のサークルの花見は1989年。
今から35年前だったが、
今でも鮮明に覚えている。


昨日の東京は、20度を超える陽気の日曜日。
コロナが明け久しぶりの賑やかな花見。
それぞれの人々に、それぞれの桜の思い出・・。



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