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シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

皇太子ご一家

2006-04-17 10:19:30 | 世の中あれこれ
昨日、皇太子ご夫妻と愛子さまが、
学習院の合同演奏会にお出かけになり、
合唱や、模擬店のヨーヨー釣りを楽しまれたという。

微笑ましいし、健やかな愛子さまのご成長は、
とても喜ばしいことである。
・・が、このような報道自体は必要なのか・・?

愛子さまは学習院の園児であるし、
ご一家で楽しまれたことは、しごく当然である。
しかし、ニュースとして知らされるべき、
重要な行事でも出来事でもない。

開かれた皇室、となってから長い。
今の天皇陛下の時代から、皇室と国民の垣根は低くなった。
皇太子ご一家の報道は、その象徴かもしれない。
だが、報道の内容によっては、逆に垣根を作ることになる。

ご一家は先日、東京ディズニーランドを楽しまれた。
この話自体は、とても新鮮で微笑ましい。
愛子さまに、世の中のいろいろな事を経験させたい、
とのご夫妻の願いは共感できる。
しかし、相変わらずの過剰な警備。
アトラクションを止めるなどの、結局は「特別扱い」。
ご夫妻も、手を振り続けながらの移動。
これで、果たして「楽しまれた」のか・・。

この日は、TDLを訪れた客からも、苦情が多かったという。
ニュースのコメンテーターは、
「暖かい目で見てあげてほしい」と言っていたが、
誰も、ご一家に対して苦情は言っていない。
相変わらずの過剰と特別扱いに、
垣根を高くされてしまった不満を感じただけである。

私などは、皇太子ご夫妻と同年代だし、
ご一家のニュースなどは、よく見るほうだ。
しかし、微笑ましい映像の裏に、
過剰な周囲が存在していることは、
当然とわかっていながらも、残念である。