今日は「花まつり」。
お釈迦様の誕生日である。
お釈迦様にまつわる話は数多いが、
人との死に別れに関する話をひとつ。
子供を亡くした母親が、お釈迦様に泣きつく。
「お願いです。あなたの力で子供を生き返らせて下さい。」
お釈迦様が答える。
「死人を出したことのない家の庭の、いちじくの実を戴いて食べなさい。」
母親は喜んで、町中を探し回る。
しかし、やがて落胆してお釈迦様の元へ戻ってきた。
いちじくの木は、どこの家にもあったが、
死人の出なかった家は、一軒もなかったのである。
悲しむ母親に、お釈迦様は諭す。
「人は誰でも身内と死に別れるものだ。それは避けられない。
いつまでも悲しむのはやめて、強く生きなさい。」
4月に入って、
松本竜助さんの話と、昔の先生のご主人様の話と、
人との別れの話を綴ってしまったが、
今日、お釈迦様の教えをもって、
身も心も春を迎えよう。
お釈迦様の誕生日である。
お釈迦様にまつわる話は数多いが、
人との死に別れに関する話をひとつ。
子供を亡くした母親が、お釈迦様に泣きつく。
「お願いです。あなたの力で子供を生き返らせて下さい。」
お釈迦様が答える。
「死人を出したことのない家の庭の、いちじくの実を戴いて食べなさい。」
母親は喜んで、町中を探し回る。
しかし、やがて落胆してお釈迦様の元へ戻ってきた。
いちじくの木は、どこの家にもあったが、
死人の出なかった家は、一軒もなかったのである。
悲しむ母親に、お釈迦様は諭す。
「人は誰でも身内と死に別れるものだ。それは避けられない。
いつまでも悲しむのはやめて、強く生きなさい。」
4月に入って、
松本竜助さんの話と、昔の先生のご主人様の話と、
人との別れの話を綴ってしまったが、
今日、お釈迦様の教えをもって、
身も心も春を迎えよう。