去年の終わり頃に
jesterさんのレビューで興味を持ったのですが、ちょっと図書館を見たときに無かったので今度また探そうなんて思ってすっかり忘れていました。
数ヶ月前(春くらいだったかな?)に友達と図書館へ行ったとき(結構友達と図書館で待ち合わせて遊びに行く事が多いのです…笑)、いつも行く図書館では見かけない本を持ってるから別の図書館の蔵書?と聞いた所適当に検索して予約してあった本だとのこと。
そういえば最近現在住んでいる区の図書館でもネットで色々出来るって事忘れていました(笑)
そこで検索して予約をと思ったところ
!!!!!!!
既に予約が数十人待ちでした。
ビックリしましたよ~~(笑)
そんなに待っている人が居たのでは書架には出回りませんよね。
とりあえず予約しておいたのですが、その本の順番が廻ってきたので昨日の夕方取りに行きました。
早速夜寝る前に読書開始!
読み始めたら止まらない・・・止まらない・・・
とても淡々とした語り口で書かれている話ですが止められません。
残り10数ページのところで力尽きて寝ました(爆)が朝また続きを読んで読了~♪
なんと表現したら言いのでしょうか。
久々に凄いと感じました。
時代背景の詳細さを人物の性格に上手く利用して個性的な登場人物たち。
昭和史を全て読んだ気持ちになる小説です。
でもちゃんとメインの話はその話としてあるのですから。。。
究極的に対比的な色使いが話を彩っていました。
確かにファンタジー的要素を感じることが出来ます。
どうやら分類としてはミステリーだったようですね。
しかし、本当に分類はしにくい作品ですね~
今までこの作家さんの作品に触れたことが無かったのでちょっと他のものも読んでみようかしら?と思うと同時に久々に大作を読みました。
ちなみに最初私はこの人を勝手に男性だと思い込んでいたので、予約してから暫く経ったころにテレビの対談で出ているのを見て女性だったので驚きました。
後はまだほったらかしにしているハリー・ポッターの6巻を読んでしまわなくては…