ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

緩んだ紐で”ゆるむ”

2017年01月19日 | *紐を使って動く



今回は、最近教室で取り入れ始めた、紐を使って”ゆるめる”という方法を紹介します。

これはバランストレーナーの小関勲さんが提唱されているもので、紐を緩く身体に巻いて動くという方法です。

身体を緩めバランスを取り戻す効果が高いと聞いたので、教室でも取り入れることにしました。
全員ではありませんが、今までにない”ゆるみ”や”身体の使いやすさ”を実感されて、喜ばれている方もあります。

ポイントは紐を緩くゆったりと身体にかけるということです。
紐を巻く場所は、いくつも紹介されていますが、今回は肩と腰回りの紐掛けを紹介します。



肩周りの巻き方

紐で大きめの輪をつくり、肩にたすき掛けのようにかけます。
わきの下に余裕ができるぐらい、ゆったりとがポイントです。

腰周りの巻き方
 
おへその上を目安に、指が入るぐらい、ゆったりと紐を巻きます。


紐を巻いたら、動きましょう。
いつもの体操をしたり日常の生活を過ごしたり、寝たりと、色々試されて下さい。



実際にみられた効果

私が、先ず効果を実感したのは、体操教室で、肩にたすき掛けにして動いてもらった時でした。
普段肩の力が抜けにくい生徒さんの肩から、徐々に力が抜けるのが分かりました。

その他、私が感じたり、試してもらった生徒さんが感じられた効果です。

・手の上げ下げが楽になる。
・自然と胸が開いて姿勢ががよくなる。
・肩が楽なような気がする。
・腰に紐を巻くと、身体の安定感がでる。
・身体の中心ができるような気がする。
・紐掛けをすると、片足立ちでバランスが取りやすくなる。
・年末の大掃除に腰に巻いたら、重心が安定するような、体軸ができるような感じがした。
・朝起きた時、腰が痛いなと感じたら、腰に紐を巻くと、身体の立ち上がりが楽になるような気がする。

他にも、巻き方や使い方があるのですが、クラスで色々試しながら、効果をお伝えしたいと思っています。


おすすめの紐

100円ショップや手芸店で売っている、お弁当の巾着に使うようなまる紐がおすすめです。
太さは、身体に食い込みにくい直径6㎜~8㎜ぐらいが良いようです。
平な紐や伸縮性のある紐は、効果が半減したり得られなかったりするようです。




小関さん自身は、なぜ緩むかは、はっきりとは分からないと言われています。
私は今のところ、二つの理由を感じています

緊張して力が抜けきらない身体の周囲に、緩んだ紐が巻かれることで、意識が”緩み”に向き、
”緩み”を感じることで、身体の方も”ゆるむ”方向へ動く。
中心軸が整っていない身体が、緩んだ紐によって、動きを制限されることで、バランスが取りやすくなる。
中心軸が整っていないと、中心に力がなく、動きがまとまらず、余計な部分に力を入れ過ぎてしまいがちです。




身体が”ゆるむ”と、元々持っているバランスする力が発揮されて、身体は楽に動かせるようになります。
すると、肩こりや腰痛が軽減されるだけではなく、今まで出来なかった動きができるようになったりします。


そんな状態を自然に取り戻せる一つの方法として、みなさんも一度この紐を試してみられませんか




参考ブログ
紐を使って動く 2017年03月23日
紐を使って動く〜効果 2017年04月01日









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