劇団美鳳、5月の第3週も特選狂言が続きます。美鳳のお芝居、特に特選狂言は皆さんの真剣な取り組みと熱心な稽古が伝わってきて見ごたえがあります。
16日は一城進悟座長作構成演出主演「斬人(きりひと)」でした。忍者ものです。桟敷席を舞台にしての凝った舞台装置でした。冒頭、大きな魚がシルエットで池から跳ね上がりその後の展開を暗示。殺陣師の方もゲストにいらして迫力ある立ち廻りでした。いかにも進悟座長らしいお芝居です。
ついでの特選は19日、今度は紫鳳友也総座長による「花宵道中」です。こちらも遊郭の豪華なセット。哀しく切ないお芝居です。友也総座長の花魁は美しく凜として、静香サンの妹女郎は初見世前のオボコらしさと姉女郎になってからは姉女郎らしさが、そして恋を知ってからはその一途さが。。。進悟座長は実は友也総座長の弟、遊郭に売られていった姉を必ず請け出すと約束をしながら、その約束も果たせず名乗りあうこともできず。進悟座長のこういう優しい役もなかなかよいです。最後暗く重いまま終わるのではなくきれいな終わり方でした。
16日は一城進悟座長作構成演出主演「斬人(きりひと)」でした。忍者ものです。桟敷席を舞台にしての凝った舞台装置でした。冒頭、大きな魚がシルエットで池から跳ね上がりその後の展開を暗示。殺陣師の方もゲストにいらして迫力ある立ち廻りでした。いかにも進悟座長らしいお芝居です。
ついでの特選は19日、今度は紫鳳友也総座長による「花宵道中」です。こちらも遊郭の豪華なセット。哀しく切ないお芝居です。友也総座長の花魁は美しく凜として、静香サンの妹女郎は初見世前のオボコらしさと姉女郎になってからは姉女郎らしさが、そして恋を知ってからはその一途さが。。。進悟座長は実は友也総座長の弟、遊郭に売られていった姉を必ず請け出すと約束をしながら、その約束も果たせず名乗りあうこともできず。進悟座長のこういう優しい役もなかなかよいです。最後暗く重いまま終わるのではなくきれいな終わり方でした。