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芝居小屋 by aldis

劇団の画像は座長さんの許可を得て掲載しています。無断転載、加工はお断りいたします。

劇団花吹雪・20100511

2010-05-18 14:41:04 | 劇団花吹雪
 毎度、花吹雪観劇です。浅草木馬館夜の部に行きました。この日は三河家諒さん、特別ゲストです。三河家諒さんは、4月で劇団をやめられてフリーでなさっているとのこと。諒さんのことは聞いていたのですが、東京のあたりにはいらっしゃらないので、一度見てみたいと思っていました。

 お外題は「番町皿屋敷」。この日はお芝居と舞踊ショーの二本立てです。番町皿屋敷はお菊と青山播磨の悲恋が中心です。芝浜とミックスしてお菊と兄さんの兄妹愛も。前編が芝浜で真之輔さんと諒さんが夫婦です。その妹がお菊(小春かおりさん)。後編が青山播磨のお屋敷の場面です。青山播磨が春之丞座長。ベテランの諒さん相手にしっかりした演技を見せてくれた真之輔さん。この構成お芝居に深みが出てよかったです。

 ラストショーは「お梶」。ミニお芝居仕立てでした。お芝居では絡むことのなかった春之丞座長と諒さん、いい感じでした。
画像はその一場面です。

劇団花吹雪・20100508

2010-05-12 14:59:05 | 劇団花吹雪
 連休後の土曜日で、気分はまだお休みです。浅草木馬館夜の部に行きました。

 お外題は「鼠小僧」です。本当の鼠小僧(愛之介さん)が相愛の芸者と一緒になることができるよう、自分が鼠小僧だと名乗ってお縄になる春之丞座長。春之丞座長をお縄にするのが、十手持ちでありながらワルいことをしてお金をため込んでいる親分(寿美座長)の手下の真之輔さん。またまた真之輔さん3枚目メークです。この日も楽しませてくれました。

 なんか、今月はヘン顔メークのときが多いなあ。でも第3部の舞踊ショーではこの日は真之輔さんの個人の女形があり、春之丞座長との相舞踊「雨の中の2人」でも女形で、「お初徳兵衛」ではきりりとした姿を見せてくれました。

 ラストショーは「青春」でした。
 画像は春之丞座長と真之輔さん「お初徳兵衛」です。
 

劇団花吹雪・20100505

2010-05-07 16:59:09 | 劇団花吹雪
 劇団花吹雪、浅草木馬館夜の部に行きました。連休最後の日で暑いくらいの陽気、浅草は人でいっぱいです。

 お外題は「中風(ちゅうぶ)と泥棒」。春之丞座長、元は大工だったのですが今は中風病みであちこちに借金をかかえ酒びたりの毎日です。女房(かおりさん)も妹を心配する兄(京之介座長)が実家に連れ帰ってしまいます。誰もいなくなった家に泥棒(桜真之輔さん)が忍び込んで。。。ところがこの泥棒、お間抜けというかお人好しというか。。。
 春之丞座長、三枚目メークに手がぶるぶる、足も曲がって、派手な着物。対する真之輔さんも口のまわりにぐるぐるとオカシなひげのそりあとメークです。またこの2人のやりとりがおかしく、笑いっぱなしでした。京之介座長やかおりさんも絶句したり笑いを嚙み殺す場面も。客席にまで降りてきて大サービス。

 お芝居が喜劇だったからなのか、第3部の舞踊ショーでは、春之丞座長、女形や綺麗な衣装、真之輔さんとの袴踊りでの相舞踊と美しい姿をたっぷり披露してくれました。

 ラストショーは次郎長富士。春之丞座長はじめ若手の皆さん、それぞれ粋な姿でした。
 画像は春之丞座長と真之輔さんの相舞踊「鶴と亀」です。実はこの後、ちょっとしたハプニングがあったのですが、座長たる者そうでなくてはいけないというよいお手本でした。

 

劇団花吹雪・20100501

2010-05-04 13:28:17 | 劇団花吹雪


 浅草木馬館5月公演、2年ぶりに劇団花吹雪が帰ってきました。初日夜の部に行きました。
まずは、寿美英二座長のお姿「竹とんぼ」です。
 関東公演も3ヶ月目、そして2年ぶりの木馬館ということもあって皆さん楽しそうにハジけていました。今回は若手の皆さんが小桜から桜に改名してからの東京初公演です。残念なことに桜夢乃介さんがいらしゃいません。。そして寿美座長、桜京之介座長が一歩引いて若手の皆さんを立てていらっしゃるようなのがちょっと寂しいような、そういう時期になって来るのかと。。。

 お外題は「下田情話」(たぶん)。春之丞座長と二代目桜真之輔さん。芸者はる駒(小春かおりさん)をめぐって、惚れた女をとるか、兄弟分のことを思って身を引くか。。。さてさて。。。

 お次の画像は桜京之介座長「銀座の蝶」。


 そして、桜春之丞座長「宙船」です。 


 ラストショーは「じょんがら女節」でした。
 なんか、、画像を複数載せるのがあまり思ったようにいかない。。。ムムム。また研究せねば。。
 

劇団花吹雪・20100403

2010-04-07 16:20:52 | 劇団花吹雪
 劇団花吹雪、今年は3月の川越公演から7月まで関東公演が続きます。4月は小岩湯宴ランド、湯宴座で初乗りです。昼の部に行きました。
 湯宴座は、前の方の中央付近は当日現地予約になります。この日は午前中用事があったので少し端っこになりますが電話予約しました。

 お外題は「恋の法界坊」。春之丞座長が法界坊、寿美英二座長と桜京之介座長がお店の番頭さんと丁稚さんです。寿美英二座長は3枚目メイク。今回、お芝居でも舞踊ショーでもこのお2人が若手を立てているようでした。お2人の掛け合いが漫才でもやっているようで楽しかったです。

 ラストショーは「坂本龍馬」。
 画像はラストショーでの春之丞座長と桜真之輔さんです。
 

劇団花吹雪・20080724

2008-07-26 16:51:00 | 劇団花吹雪
 またまた三吉演芸場夜の部、劇団花吹雪を見に行きました。三吉演芸場は当日の席の予約はできないのですが、前のほうの真ん中あたりの席がとれてよかった。でも、なんでダメなんだろう・・・

 お外題は「安太郎時雨」でした。親分(春日隆さん)の後妻のおまきが小桜恵さん、おまきが「いい仲になっちまった」若いモン(ヨシマツ)が小桜真さん。おまきにそそのかされて親分を亡きものにして賭場とお嬢さん(小桜京さん)を手に入れようとする貸元が寿美英二座長、その用心棒の先生が小桜梁さん。そして、安太郎が桜京之介座長でした。あらら、春之丞座長は・・と思っていたら、安太郎の弟分の紋次でした!!こういう字でいいのかな??

 いやあ、びっくりしました。今まで春之丞座長のお芝居は主役の「イイ役」しか見たことがなかったので。
 前から春之丞座長の三枚目を見たいとは思っていたのですが、ここまでやるとは。。。。。

 京之介座長、京さんもモンジに背を向けてせりふを言ったり、たもとで口元をおおったり。「兄貴の言うことはハイハイって聞いといて好きなようにすればイインだよ」という言葉もとびだし、これには京之介座長も苦笑。さらに気の毒なのはおまきに殺されたヨシマツ役の真さん。死体になっているのに落ち着いて死んでいられません。

 春之丞座長も三枚目を演る、ということがわかってよかった。たぶん、この役って演っていて気持ちいいだろうなあ。。。

 ラストショーは「新ソーラン」でした。若さいっぱい、元気いっぱい。画像は、小桜恵さんと小桜顕さんです。

劇団花吹雪・20080718

2008-07-25 20:40:14 | 劇団花吹雪
 三吉演芸場、夜の部です。横浜駅の乗り換えもすこーしわかってきました。

 この日のお外題は「夕暮祭囃子」でした。初めて見るお芝居です。手代の佐吉(小桜真さん)は奉公先のご主人に認められて後継ぎにと望まれていますが、お店を自分のものにしようとしている番頭(桜京之介座長)はそれが面白くない。集金にいった佐吉に思わぬ災難がふりかかります。寿美英二座長が佐吉が探していた兄さん役、ところがその兄さんは・・・。そして寿美座長を追っていたのが目明しの桜春之丞座長。 番頭さんが佐吉にあれこれ難くせをつけますが、真さん、それを頑張って返していました。

 ラストショーは「お伝地獄」。春之丞座長のお伝、戸板返りや肩のりなど、すごい動きでした。

 画像は、小桜愛さんと小春かおりさんの相舞踊「浪花恋しぐれ」です。かおりさんが春団治、愛さんがお浜です。お浜が春団治につくしているのに春団治はちょっと迷惑そう。このあと客席にまで逃げてきてそれを追う愛さん。でも最後は仲良くキメました。

劇団花吹雪・20080712

2008-07-14 19:03:26 | 劇団花吹雪
 劇団花吹雪7月公演は、横浜三吉演芸場です。三吉演芸場行きは初めてです。家からはそんなに遠くないんだけど、横浜駅がわかりにくい・・・。でも、1度覚えれば大丈夫かな。。。

 三吉演芸場もきれいでロビーもゆったりしています。トイレが広いのもありがたい。

 この日はお芝居とショーの二部構成でした。
お外題は「刺青丁半」。桜春之丞座長と小春かおりさんが夫婦役。熱演です。

 そして、この日も「五人花魁」が見られました。

 画像は、舞踊ショーのトップでの、小桜真さんと小桜京さん。お二人とも関東にくる度にお芝居も踊りも一段と上手になっていて毎回楽しみです。今回は特に小桜京さんが、動きもしなやかさやパワーが加わり、表情も豊かになっています。
画像では、顔が半分隠れてしまったのが残念。 

 

劇団花吹雪・20080629

2008-07-02 18:51:17 | 劇団花吹雪
 とうとう、劇団花吹雪の東京公演も千秋楽。でも今日からは横浜の三吉演芸場での公演です。まだ、見にいける機会があります。。。。

 千秋楽のこの日は、お芝居から始まりました。お外題は「富籤千両箱」。寿美座長、京之介座長、最後に三枚目でないお芝居見られました。

 ラストショーは「花の慶次」。前田慶次は、隆慶一郎さんの小説「一夢庵風流記」(これでは前田慶次郎ですが)でその生き方、男らしさ、やさしさに惹かれ、その後原哲夫さん画のマンガがあると知り、10巻全部買い揃え大事にしています。ときどき読み返しては、男同士の友情を羨ましく思い、慶次の愛馬「松風」のような馬がいたらいいななどと妄想に走っています。

 もしかして、ミニお芝居形式のラストショーかなと勝手に楽しみにしていたのですが、傾き者をイメージした着物での舞踊ショーでした。まあ、いろんな問題もあるだろうし、何をメインにするかも難しいし、それはそれでよしとしましょう。

 幕が下りた後もアンコールの声に答えてくれて、「お祭り忍者」「アゲアゲ--」など衣装の早代わりで4回も楽しませてくれました。皆さんノリノリでとてもいい心からの笑顔。

 画像はそのアンコールの中での一場面です。桜春之丞座長と真さん、京さん。

劇団花吹雪・20080624

2008-06-27 15:56:27 | 劇団花吹雪
 十条篠原演芸場、この日は特選狂言「浪人街」ということで楽しみにしていたのですが、急遽?お外題変更。このお芝居見たくて行ったので、ちょっとがっかり。

 お外題は「兄のまごごろ」。桜春之丞座長の妹は、器量も悪い上におツムのほうもちょっと。でも性格はいいのです。この妹には親同士で約束していた許婚(小桜真さん)がいます。さて、今日は頭がよくて長崎に留学していたその許婚が帰ってくる日。こんな妹でも、人並みに女性としての幸せを叶えてやりたいと人からなんと言われようとせっせと持参金をためた春之丞座長。許婚者の気持ちを確かめたく、お芝居を計画しますが、さあ、その結末は。。。

 このお芝居も、寿美英二座長、桜京之介座長、真さんの両親役でまたまた楽しく、最後は春之丞座長と真さんにほろりとするもので、お外題変わりでも楽しめました。

 画像はミニショーのラスト「??」。薄物を被って登場した春之丞座長、被り物をとった後、真さんと京さんに手伝って貰ってセットが乱れてないか確認しているところです。